あらすじ
森での銃撃戦後、数日が経ち、マカレナも落ち着きを取り戻す。
そして妊娠に幸せを感じ、子供が生まれることを楽しみにする。
一方、銃撃戦以来彼氏と連絡が取れないスレマは苛立ちを募らせるのだったが・・・
ネタバレと感想
血だらけで銃を手に持ち叫びながら走るマカレナ。
治安警備隊に発見され逮捕される。
そして数日後、父親とロマンが面会に来る。
森で銃撃戦に会ってから自分を取り戻したと言うマカレナ。今は裁判に備えたいと話し、録音されているため口には出せないけれど、900万ユーロのことは忘れるようにと伝えたかったみたい。
一方、ニュースでは、森の銃撃戦の犯人のハンバルが900万ユーロを持って逃走と報道。
囚人たちはスレマの彼氏が思いのほか若かったので、まだガキだと言ってスレマをからかう。
そして家でニュースをみていた父親とロマンは900万ユーロのことで意見が対立。
ロマンはまだ諦めきれてはいないようだけれど、父親はマカレナが言ったようにもうやめるべきだと思っているみたい。
このままじゃ皆殺しにされると声を荒げる。
そこへ母親が戻ってくる。
一方、マカレナの件で協力したリソスには、第3級に昇格するチャンスが訪れる。
許可がおりたら仕事の時だけ外出できるらしいんだけれど、ただし条件が!
それは仕事を見つけること。
見つけられないと昇格はできないらしい。
それを聞いて騙されたと怒りまくるリソス。
リソスは働いたことがなく、しかも今は囚人。
そしてマカレナは所長に母親用の棟に移して欲しいとお願いするも、あれは子供を産んだ収容者用だからと言う理由で断られる。
だけどマカレナが銃撃戦に巻き込まれてから辛いと同情を誘うと、所長からは考えてみるという返事が。
一方で、スレマは彼氏と4年も会っておらず自分の容姿を気にしていた。
自分はもう40歳で彼は一回り年下。
28歳の男が900万ユーロを手にしたらどうなるかを心配していたのだ。
そしてサライにも問題発生。
家族が面会にやってくるんだけれど、目的はサライを長老の息子と結婚させること。
実は家族は今大ピンチでそれを脱するにはサライの結婚だけが頼り。
だけどサライは拒否。
頭ごなしに従わせようとする父親を見かねたのか、近くの席で弁護士と面会していたスレマが割って入り、サライはレズビアンで、自分のことは自分で決めると話す。
すると家族はサヨナラと言ってサライの元を去ってしまう。
一方で、マカレナはリソスのために高速道路の料金所で働くおじさんに電話をして、リソスのことを雇ってもらえないかと頼むと、雇いたいからと面接してもらえることに。
そして突然家に戻った母親は何をしていたかというと、マカレナのために親戚中を回って12万ユーロをかき集めていた。
返すと言って怒る父親だったけれど、そこへ無言電話がかかってくる。
結局お金は汚い段ボール箱に隠すことに。
そして銃撃のあった日・・・
リンチュンは死亡。
警部とファビオは意識があるものの、ファビオは出血がひどく、このままでは危険な状態。
そこで今すぐマカレナと道路へ向かえと言って、警部はマカレナの手錠を外す。
ファビオに何か耳打ちされたマカレナは、リンチュンの銃を取ると、それをファビオに渡す。
そこへ妻から電話がかかってくる。
今は話せないといって電話を切るファビオ。
警部はここに残ると言うファビオに必ず家に帰れと言う。
すると一生愛し続けると約束したがもう愛は消えたというファビオ、でも家に戻る決心はついたみたい。
そしてマカレナに支えてもらって立ち上がろうとするが、出血がひどく意識を失ってしまう。
警部はマカレナに早く道路に出て助けを呼んで来いというと、叫びながら銃を手にして森の中を走り出すマカレナ。
そして現在、ファビオはみんなが出迎えてくれる中、妻に付き添われ職場に復帰する。
妻の愛してるの言葉に俺もだと応えるのだった。
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森での出来事が大方明らかになったけれど、まだ全部は明かしてはくれていないよね。
マカレナが言うには銃は暴発したってことになってるけど、それは鵜呑みにはできないし・・・
だけどあの銃撃があってマカレナは確かに変わった。
子供を産むことにしたし、900万ユーロのことも忘れるだなんて、本気なのかなぁ。
一方、私の中でスッキリしたのはスレマと彼氏の年齢差。
スレマはどう好意的にみてもアラフォーは固い、それに比べて彼氏は若いなぁ、って思ってたんだよね。
今は彼氏と連絡が取れなくてイラついているスレマだけれど、彼の方も連絡を取らないんじゃなくて、取れない可能性もあると思うんだな。
実はあの銃撃戦でマカレナに撃たれた、とかないとは言い切れないよね。
死んでるんじゃないか、ってちょっと疑っちゃう。
ニュースで言うように、900万ユーロを持って逃走、っていうのは絶対にありえないし・・・
一体どうなってるんだ!
そして何気にショックだったのは、ファビオが森で言ってた愛は消えたという言葉。
もう妻を愛してないだなんて予想外だった。
でもそれはそれ、妻に対する責任があるから帰ろうと思ったのかなぁ。
一方で、マカレナの母親ってば娘のために親戚中をを回ってお金を集めるだなんて凄いよね。
そのお金はそれぞれが自分の子供のために蓄えていたものだったりするのに、それが出来てしまうんや。
それって子供がいる母親の立場からしたら普通のことなんかなぁ。
だとしたら母親っていう生き物は本当に凄いね。
そして仕事さえ見つかれば塀の外へと出るチャンスが巡ってきたリソス。
だけどマカレナのおじさんが面接してくれることになったのに、なんで浮かない顔なんだろう。
その辺の真偽がよくわからない。
それからちょっと笑っちゃったのが、パラシオスがマカレナとリソスができてると思っていること。
確かにソレにちょっと耳打ちされたけど、真に受けるなんて本当に純粋なんだから。
私はただただ、パラシオスに災難が降り注がないことを祈ってますよ。