ご紹介するのは映画「ホーム・スイート・ホーム・アローン」
現在、ディズニープラスにて配信中(2021年11月12日より配信開始)
製作年:2021年
監 督:ダン・メイザー
主人公のマックスを演じるのは、ちょっとポッチャリのアーチー・イェーツ。
私が観たことのある「ホーム・アローン」は、手違いで家に取り残された少年が悪い泥棒を1人で撃退するというストーリーでしたが、今回はチョーーーーッと違います。
流れ的には違わないんですが、全ては誤解から始まるんです!
なのでこれまでの「ホーム・アローン」と同じだと思ったら大間違い。
それではかんたんなあらすじと感想です。
あらすじ
経済的に困窮していたマッケンジー家は、子供たちには内緒で家を売ろうと内見をしていた。
そこにやってきたのが、家に帰る途中、トイレが我慢できなくなった10歳の少年マックスとその母のキャロル。
その時、マッケンジー家の主人のジェフが持っていた古い人形を見たキャロルは、お宝番組でその人形に5000ドル以上の価値がついていたことを教えてあげる。
そしてその夜、ジェフがネットで人形の価値を調べるとなんと20万ドル以上の価値が!
これで家を売らずに済むと思ったジェフだったが、肝心の人形が見当たらない。
マックスが盗んだに違いないと思ったジェフは、人形を返してもらうために翌朝マックスの家へ。
しかしマックス一家は東京へ行くため慌ただしく家を後にし、話をすることが出来ず。
ジェフは妻のパムと一緒にマックス家に忍び込み、人形を盗むことにする。
けれど家には、手違いで10歳の少年・マックスが1人で取り残されており、夫婦との壮絶なバトルが繰り広げられることに・・・
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感想 ~これはもう殺人未遂事件です!~
これまでに私が観て来た「ホーム・アローン」は、悪い泥棒を撃退して爽快だったのですが、今回は爽快とはいかず、お願いだからもうやめてあげてと思うこと数え切れず。
だってジェフとパム夫妻は、人形を返して欲しかっただけのごくごく普通の善人。
ちょっと侵入してその人形を取り戻したかっただけなんだもの。
けれどその人形を「ヘンな少年」と呼んでいたことで、マックスは自分が誘拐されると勘違い。
ヘンな少年という自覚はあるんやね。
家と自分の身を守るために、全力で夫婦を迎え撃つんですよね。
それがいたずらと呼ぶにはかなり過激で、古典的なものから今の時代に沿ったものまでラインナップも豊富。
そこがまた笑えない、夫婦が気の毒すぎて( 一一)
そう思わずにはいられないほど、マックスのいたずらは容赦なく、夫婦が生きているのが不思議なくらい。
10歳の少年の仕業???
って思うと同時に、10歳だから躊躇なくできたのかもと思ったり。
確かに、よその家に侵入するのは犯罪だけれど、夫婦には十分に情状酌量の余地がある。
もしも私が夫婦の立場だったら、侵入まではしなけれど気が気ではない悶々とした数日を過ごすことになるのは間違いないと思う。
そして観ているうちに気になってくるのが、これはどう収集をつけるのかってこと。
だっていつもなら捕まるべき犯人がいて家族が戻ってハッピーエンド。
けれど今回は・・・
ちゃんと別の道は用意されていましたが、個人的には納得は・・・できないです(;´・ω・)
私ならこれをハッピーエンドとは呼べないですね。
ディズニープラスでは「シャン・チー/テン・リングスの伝説」の配信も始まりました。
映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」あらすじ感想 はじける水が美しい(✽ ゚д゚ ✽) - 夜更けに海外ドラマ
主な出演者
- ジェフ・マッケンジー:ロブ・ディレイニー
- パム・マッケンジー:エリー・ケンパー
- マックス・マーサー:アーチー・イェーツ
- キャロル・マーサー:アシュリング・ビー