あらすじネタバレ
#19 アレクサンドロスとダレイオスの対面
それぞれの兵から離れ、2人きりで対峙するアレクサンドロスとダレイオス。
先に口を開いたのはダレイオスだった。
噂は聞いているといい、饒舌なダレイオス。
お前の野望は実現しない、退くほうが賢明だと言う。
それに対しアレクサンドロスは、損得勘定は商人の考え方だとし、王が案ずるのは玉座と覇権を得ることのみだと言う。
そして21年もかけて征服を目指したインドで、屈辱的な敗北を喫したことを指摘。←ディスったな
退くつもりも和睦を結ぶつもりもない、と言うと、ここへは私を恐れ姿を隠していた王の顔を拝みに来たと言う。
そやつはインド征服の夢を逃し、そしてペルシャの玉座も逃すと言う。
怒りに震えるダレイオスが、アレクサンドロスと言うと、シカンダル(大帝)と呼び改めよと言うアレクサンドロス。
ペルシャの民は私をそう呼ぶと言い、大帝たる私が、お前の領土も玉座も奪って見せると言う。
一方、無事に岸へとたどり着いていたプルたち一行。
アンビ王子は、船が沈んだのは陰謀ではないのかと言うと、プルもそうだなと言い、船に穴を開けたものを知っていると言う。
そしてマラヤはと言うと、一人でポツンと座っているヴィシュッディに、誰でも生まれた時はいい人で、悪くなるのは不運のせいだと話していた。
あなたがいい人になるのを誰も止められない、あなたを悪くしたものに勇気をもって立ち向かえばいいと言って去って行く。
その後、ヴィシュッディは毒液の筒がないことに気付き慌てて捜す。
するとプルが現れ捜し物はこれかと筒を出す。
ハスティたちに剣を向けられるヴィシュッディ。
何者だと問われ、私はヴィシュカンニャ(毒娘)だという。
ヘビを部屋に送り込んだのも、船に穴を開けたのも自分だと言う。
そして次の瞬間、プルをめがけて矢が飛んで来る。
ハスティが気付き、矢を避けるが、その矢はお供の家臣に当たる。←真っ青になって絶命
お前たちがいるのはヴィシュカンニャの地だというヴィシュッディ。
すると森からたくさんの毒娘たちが現れ毒矢を放つ。
逃げるプルたち。
一方ペルシャでは、戦いの火蓋が切って落とされる。
前進ではなく横へと移動を始めるアレクサンドロスたち。
前進してこないのは怯えて退却しているからだと言うダレイオス。
しかしこれはアレクサンドロスの作戦だった。
敵軍の前を横切り、攻撃を仕掛けようと敵兵が前進すれば、間隙が生じる、それに乗じて突入しダレイオスを討つというもの。
狙い通りペルシャ兵は分散するのだった。
#20 ペルシャ本土、攻撃を受ける
アレクサンドロスの戦術が、大軍を分断して障害を突破し、接近を果たすことだと気付くファルス。
ダレイオスに命じられ、剣を抜きアレクサンドロスの元へと向かう。
アレクサンドロスと対峙し、野営地でペルシャ兵の腕を斬り落としたのは私だと言うファルス。
するとアレクサンドロスは、命は容赦するつもりだったがどうやら貴様は死を望むと言ってファルスの首を斬り落とす。
衝撃を受けるダレイオス。
そしてアレクサンドロスは、ダレイオスの元へ馬を走らせるが、日暮れを告げる笛(アルプホルンみたいなの)が鳴り響く。←ダレイオスが鳴らさせた
貴様は兵の腕を斬り、私はファルスの首を斬った、次はお前だと叫ぶアレクサンドロス。
一方、ヴィシュカンニャの森で身を隠すプルたち。
意外なことにプルたちを助けたのはヴィシュッディだった。
奪った武器で毒娘たちと戦うプルたちとヴィシュッディ。
しかしプルが毒娘に引っかかれてしまい腕が青く変色。
これを飲めば毒は消えると言って解毒剤を渡そうとするヴィシュッディ。
ためらうプルに、どうか信じてと言い、プルもそれを飲み毒は消える。
そして「ペルシャへ急ぐのでしょう?」と言うと、私ならお前の力になれるという。←連れて行けってこと?
ペルシャでは、モーセ(ファルスの父)が首のないファルスの遺体の前で、首を探したがどこにもないと言って泣いていた。
司令官であるファルスの死を無駄にはしないと言うダレイオス。
明日の戦は我々が圧勝して見せると言う。
勝算はあるのかと聞くモーセ。
ペルシャ兵もその半数を失ったと言う。
兵の数ではなく、勝利への執着が戦を制すというダレイオス。
一方、アレクサンドロスの陣営も多くの兵が犠牲になっていた。
そのことを報告するクレイトス。
しかしアレクサンドロスは、戦うには十分だと言って兵を休ませよと命じる。
明日、我々はペルシャ軍制圧を祝う。
ダレイオスは地団太を踏み、私と戦場で対峙したことを生涯悔やむだろうと言う。
そして横たわるアレクサンドロスの背中を、へファイスティオンが拭いていた。
アレクサンドロスの戦術を誉め、明日はペルシャの歴史に激震が走ると確信していると言う。
するとタオルを絞るへファイスティオンの手を握るアレクサンドロス(゚Д゚)
タオルを落とすへファイスティオン。
そして起き上がりへファイスティオンを見つめると、君は世辞は言わぬ、だからこそわかる、君の言葉に偽りはない。
母上のほかに私が心を許しているのは君だけだと言い、私を見捨てないと約束しろと言う。
すると、約束する必要などない、誰が見捨てるものかと言うへファイスティオン。
そして見つめ合う2人なのだった(≧▽≦)
スポンサーリンク
感想 ~アレクサンドロスにすっかりハマっています~
最後のアレクサンドロスとへファイスティオンのシーンに心を全部持っていかれてしまったわ。
うつ伏せに横たわり、目を閉じたままへファイスティオンの手を握るアレクサンドロス。
ハッとして、握っていたタオルをハラりと落とすヘファイスティオン。
もう狙いすぎというか、匂わせすぎというか、ハッキリ言ってそういうのずっと待ってたよ!
シーズン1からずっと匂わせてはいたけれど、今回のがいちばん興奮した!
もうね、友情以上のものしか感じない!
アレクサンドロスに関しては、史実が残ってるからその分余計に楽しめる。
それにアレクサンドロスは勇ましくて本当にすごく格好よろしいんです。
眼力も半端ない。
ダレイオスと初めて対峙したときの落ち着き。
弱い犬に散々吠えさせてから、21年かけてインドを征服できなかったと言った時のディスり方。
やっぱドSやね。
でも、ファルスの首を一瞬で斬り落としたのは慈悲に見えた。
だけどねぇ、モーセ(ファルスの父)がファルスの首がないって言ってたけど、もしかして持ってるの?
だとしたらやっぱりドS!
でもそこが素敵( *´艸`)
プルたち一行がいまつまんないだけに、興奮度も倍増!
アレクサンドロスのパートはこの先もまだまだ楽しめそう。
それに対してプルたちがねぇ、本当に盛り上がらないのよ。
思うに、シヴダットが足りない!
毒娘と子供じゃ弱いのよ。
それもすっごく弱いのよ。
ここは一刻も早くペルシャへ行け!
そしてとくとアレクサンドロスの雄姿をしっかりと見て反省してほしい。
そこで絡むのか絡まへんのかわからへんけど、そこは楽しみにしとく。
最近プルたち一行を見ていると、プリタの顔がチラついてハスティに何かあったらどうしよう、ってことばかり考えている私。
早くそれを払拭してくれるような展開にして欲しいなぁ。