あらすじネタバレ
第5話 幸福の代償
プルはラチの寝室に行くが、なかなかプロポーズの言葉が言い出せない。
肝心なことを言えないプルにちょっと呆れるラチ。
剣を交え、ようやくラチに伴侶になってくれるか?と聞く。
いつまで待たせるのよと言ってうれし泣きするラチ。
翌日、議事堂では2人の婚約の儀式が執り行われようとしていた。
家族全員が揃い祝福ムード。
しかし街では、プルを裏切った3人の王たちが着々と付け火の準備をしていた。
そして議事堂にいるチャーナキヤの元に伝令が来て、ハスティと共に議事堂を後にするチャーナキヤ。
火災が広がる前に食い止めねばと話す2人だったが、既に街は火の海。
ハスティは犯人を追い、チャーナキヤは食糧庫や街に火が放たれたことをプルに報告。
儀式の途中だったが、プルたちは議事堂を後にし、街の惨状を目の当たりにする。
そこへハスティが現れ、アレクサンドロスと同盟した3王が川岸に急ぐのを見たと告げる。
すぐさま、川岸と関所を封鎖するよう命じるプル。
我が民を苦しめた者どもは必ずや私が罰すると誓う。
一方、アレクサンドロス陣営では、計画の成功を喜び、宴の準備をするようにと命じるアレクサンドロスなのだった。
第6話 アレクサンドロスの贈り物
タクシラの使者が、アレクサンドロスの書状と共に贈り物を持ってやってくる。
それを受けプルは、それならばあやつの手法で仕返しするのみと言い、考えがある様子。
一方、対岸ではアレクサンドロスが宴を開いていた。
もうすぐポロスの首を進ぜようと言うアレクサンドロスに、戦はこれからなのにもう祝うのかというロクサネ。
すると宴を開く理由があるというオリュンピアス王妃。
今日が誕生日のバルシネを招待していた。
バルシネの前へと進み出たアレクサンドロスは、彼女の手を取りキスをする。
そして心中穏やかではなさそうなロクサネに向かい、バルシネのために踊れと命令。
断ってその場を去ったロクサネだったが、オリュンピアス王妃から、王妃が王妃でいられるのは、王が魅力を感じ満足しているあいだだけ、そなたに興味を失えば捕虜を妃にするでしょうと言われ、宴に戻り見事な舞を見せる。
満足そうなオリュンピアス王妃。
しかしアレクサンドロスは、またしてもバルシネをほめちぎり、以前ロクサネに贈った真珠の首飾りをバルシネに贈ろうとする。
その手を掴んで止めるロクサネ。
私の首飾りだと言い、王から贈り物を授かる権利は王妃にあると言って、自分に真珠の首飾りをつけさせる。
拒まれたのかと思ったというアレクサンドロスに、好みは変わっても王妃の権利は譲れませんというロクサネ。
ちょっと嬉しそうなアレクサンドロス。
しかしすぐその後、警笛の音を聞き外へ出ると、宿営地は火の海だった。
プルはアレクサンドロスが宴を開いている間に、矢の届く距離まで泳ぎ、次々と宿営地めがけて火をつけた矢を放っていたのだ。
そして贈り物に返礼するのがインドの習わし、次の贈り物もじきに着くと言うのだった。
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感想 ~アレクサンドロスってば恋の駆け引きもできちゃうのね~
結局、パウラヴァもアレクサンドロスの宿営地も火の海になったね。
パウラヴァを火の海にしたのは、プルを裏切った形になった3国の王が主導したけれど、その責任の一端はプルにあると思うな。
即位式でのプルの言動は独裁的で、他の意見を聞く余地なんてまるで残してなかったからね。
アレクサンドロスと和睦を結びたいと言えば、その場でプルと戦わないといけないだなんて乱暴だったと思う。
3国の王は裏切りはしたけれど、あそこで賛同しなかったら生きて帰れない可能性があったからね。
このドラマでは、プルが絶対正義だけど、やっぱりちょっと支持できない。
一方、やっとラチにプロポーズしたプル。
2人が両思いだから別にいいんだけど、私の目にはどうしてもラチへのハラスメントに映ってしまうんだよなぁ。
これは本当に困る。
そんな風に思いたくないのに、プルの一挙一動がどうしてもちょっとキモく感じちゃう。
そんな風に思わないようになれたらいいんだけれど。
そしてアレクサンドロスたちも、バルシネの投入でちょっとロクサネに火が付いたかな。
バルシネに構ってロクサネの嫉妬を引き出すアレクサンドロスのやり方のいやらしい感じが凄いのよ。
ロクサネのことをチラッチラッて見ながらね、あの濃い顔で駆け引きみたいなことしよるんですわ。
バルシネはちょっと巻き込まれ事故みたいで災難だったけれど、「好みは変わっても王妃の権利は譲れません」って言って堂々と去って行った時のロクサネはかわいかったなぁ。
本当のところ、アレクサンドロスのことどう思ってるんやろうね。
アレクサンドロスはちょっと嬉しそうな顔してたけど、手放しで喜ぶのはまだ早いと思うな。
それに、プルの次の贈り物も届くらしいから、そっちに集中したほうがいいかもね。