あらすじネタバレ
第15話 手を取り合って
アレクサンドロスは、アンビ王子がいなかったらパウラヴァへ食糧を運ばれるところだったと言って、クレイトスをキツく叱責。
それだけでなく、渡河の方策も見いだせないクレイトスを作戦から外し、ヘファイスティオンにチェンジ。
オリュンピアスは、長年の忠義を無下にすべきでないと助言するが、アレクサンドロスは信念と忠心を刺激しただけだと言う。
パウラヴァでは、プルが民たちを対岸の河畔に集め、共に生活して結束を固めようとしていた。
一つの家族となって敵を打ち破ろうと演説。
すると、陛下と共に戦いますと進み出る少年。
みんながそれに続く。
一方タクシラでは、バルシネがクレイトスの忠義を刺激。
アレクサンドロスの頭にあるのは、作戦の守備とポロスとの駆け引きだと言い、お前は取るに足りない駒だと言って動揺を誘う。
そして数日が過ぎ、食糧が一向に手に入らないプルたち。
それを対岸から眺めるアレクサンドロス。
その後、野営地の外れに食糧が届く。
それには「餓死するか、私を王に迎えポロスを差し出すか」選択を迫るアレクサンドロスの文が添えられていた。
プルが、みんなが食糧を受け取るのならそれでいいと民たちに語りかけると、空腹に耐えかねた幼い少女が果物を手にする。
しかしそれを取り上げる少女の兄。
それを見てプルは決意を固め、大帝の元に参り求めに応じると言うのだった。
第16話 王の忠臣たち
民を想いアレクサンドロスの元へ向かおうとするプルの前にハスティが立ちふさがる。
俺の死体を踏み越えて行けと言い横たわるハスティ。
すると民たちも大帝に屈するくらいなら死を選ぶと言ってハスティに続く。
対岸ではアレクサンドロスが勝利を確信し宴を開いていた。
バルシネに酒をつがせご満悦のアレクサンドロス。
嫉妬するロクサネ、そしてクレイトスの目にも怒りが(# ゚Д゚)
そこへプルから食料が送り返されてくる。
ここぞとばかりに、私は進言したと言ってアレクサンドロスに意見するクレイトス。
ヘファイスティオンが止めに入るが勢いは止まらず、皇帝の地位すらふさわしくないと暴言を吐き兵に捕らえられる。
それでも暴言は止まらず「お前は浅ましき母が産んだ卑しき子だ」と叫び、アレクサンドロスに長い槍で胸を射貫かれる。
クレイトス絶命!
パウラヴァでは、策もなく民が飢えていた。
プルがチャーナキヤに助言を求めると、仕事や希望へ民の心を他へ向けるのだと言うチャーナキヤ。
すると解決できると言うラチ。
一方アレクサンドロスは、クレイトスが自分に背いた理由がわからず動揺し、酒をあおっていた。
そこへバルシネが現れる。
あれほどの忠義者は他にはいないと言って、言葉巧みにアレクサンドロスの心をえぐるバルシネ。
するとアレクサンドロスは激高し、私の中に眠るものを起こすなと言って、バルシネを突き飛ばし出て行けと怒鳴る。
バルシネは動揺するアレクサンドロスに満足し、お前の墓も間もなく掘られるのだと一人呟くのだった。
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感想 ~クレイトスの本音は最後の忠義だったと思う~
一度はアレクサンドロスの元へと行く決意をしたプル、それを止めたハスティと民たち。
一方のアレクサンドロスは勝利を収めたつもりだったけれどそれは間違いで、それどころかクレイトスに暴言を吐かれ彼を殺害。
その一部始終をニンマリしながら見ていたのがバルシネ。
今のバルシネを支えてるのはアレクサンドロスへの復讐心だけなんやろうね。
そしてアレクサンドロスは、やっぱりツッコミどころ満載のイヤらしい男だった!
ちょっと見ました?アレ!
バルシネに酒をつがせたと思ったら、次に彼女の手首をつかんで無理矢理酒を飲ませてもらうという行動!
いやらしいったらありゃしない。
ロクサネは嫉妬するし、バルシネまたしても巻き込まれ事故ですやん。
でも巻き込まれただけのことはあった。
クレイトスの不快指数は上がり、タイミングよくプルから食料が突き返された。
あとはもうクレイトスの魂の叫びが炸裂!
そして一線を越えた発言で散ってしまったんだな。
みんなが驚き動揺してたけど、結果的にはいちばん動揺してたのはアレクサンドロスやったね。
自分が殺しておきながら被害者のように傷付いている。
そこを見逃さないバルシネ(* ´艸`)
結局なんだかんだでアレクサンドロス劇場は大盛況。
パウラヴァは飢えに耐え忍ぶという地味な展開だからね。
そしてまたアレクサンドロスが期待にしっかりと答えちゃうもんだから、次も期待しちゃうのよ。
今更こんなこと言うのはなんだけれど、このドラマって個性的な人が多いからどうしてもプルが霞むことが多いのよね。
プルだってあり得ないくらいの超人なんだけれどなぁ。
残りもあと僅かだし、俺が主役だ!ってところ期待してますよ。