夜更けに海外ドラマ

海外ドラマのあらすじと感想を中心に、時々映画や国内ドラマの感想も書いています。

ポロス~古代インド英雄伝~ シーズン5 第5話 & 第6話 ネタバレ感想

あらすじネタバレ 

第5話 惜別

駆け付けたプルに、プルが生まれた時の話をするアヌスヤ。

母なるジェーラム川はいつもそなたと共にあり導いてくれると言い、インドの統一と自治の夢を託す。

そしていよいよ最期の時を迎え、「インドに勝利あれ」と言うと、バムニ、プル、ラチが見守る中、アヌスヤは瞳を開けたまま息絶える。


一方アレクサンドロスは、オリュンピアスの居室の外に衛兵を置き、憶病なインド人どもを母上には近づけないと話していた。

するとインド人は憶病ではないと説くオリュンピアス。

あの者らは尋常ではないから恐怖ではなく胆力で勝たなければならないと話す。

胆力 ⇒ 事にあたって、恐れたり尻込みしたりしない精神力

そしてアンビ王子は、王妃が止めるのも聞かず荷造りをして国を出ようとしていた。

そこへアンビ王が戻ってくる。

父上のような異邦人の傀儡にはなりたくないと言う王子に、今までとこれからの行いは全てお前の命を救うためだと言うアンビ王。

すると王子は、止めたければ殺すしかないと言ってアンビ王に剣を握らせ、妹を手にかけたなら息子も容易だと言うと去って行く。


一方パウラヴァでは、民たちを前にアヌスヤの葬儀が始まろうとしていた。

バムニは新たな道を開いたアヌスヤの功績を称え、 王太后の最後の旅の支度をみんなで行おうと呼びかける。

そしてインドの自治と統一のための戦いは止まらないと言うと、プルと固く手を握り拳を突き上げ「インドに勝利あれ」と一緒に叫ぶのだった。

第6話 戦の裏で

民たちの「インドに勝利あれ」という言葉が響く中、プルたちの手で王宮から運び出されるアヌスヤ。


一方タクシラでは、ポロスが絡むと決断に迷いが生じるのではと、ロクサネがアレクサンドロスに指摘していた。

ポロスが難敵であることを認めるアレクサンドロス。

戦士にとって慈愛は弱みだがポロスはそれを強みにしたと話す。


そして城の外では、馬で去ろうとする王子をアンビ王が引き留める。

アヌスヤを殺してはいないと言うアンビ王。←ウソつき発見!

大帝に忠誠心を示し、お前を解放するためにアヌスヤを殺したとウソをついたと言うのだ。

それを信じた王子はプルに信書を送ることに。


一方パウラヴァの砂浜では、アヌスヤが荼毘に付され、バムニはいつかまた別の世で会おうと送り出す。

そしてジェーラム川に遺灰を撒くバムニとプル。

そこへタクシラからの信書が届く。

全ては誤解だと書かれた信書に、誤解も過失もないと憤るバムニ。

しかしプルは、王子は信用できると言って面会しようと言う。

納得しないバムニに、もし王子が父王の欺瞞を見抜けないでいるなら、父王がアヌスヤを殺した国賊であることを知らせねばならないと言い、救国のためには王子が必要だと説得。

それでも納得しないバムニに対し、これは国王命令だとご理解くださいと言うのだった。

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感想 ~閉じることのなかった瞳にアヌスヤの執念を感じた~

「インドに勝利あれ」と言う言葉と共に、とうとうアヌスヤが息絶えましたね。

瞳を閉じることなく逝ったアヌスヤに、統一インドへの並々ならぬ執念を感じました。

それを見届けることが出来なかった心残りとでも言うべきか。

愛する者たちに囲まれて逝けたというのに瞳は見開いたまま。

もし遺されたのが自分だったら、そう考えると凄いプレッシャーです。

そして綺麗な死に顔を見て、最後の最期までアヌスヤは優遇されていたんだなぁ、と改めて実感。

食らったパンチの数を考えると、ちょっとキレイ過ぎるのが気になりました。


一方、オリュンピアスを取り戻したアレクサンドロスは、プルに対する考えを改めましたね。

ロクサネに対してポロスは難敵だと認めてたけれど、言ってる内容はオリュンピアスからの受け売り(* ´艸`)

そういえば、オリュンピアスの膝に頭スリスリして甘えてましたね。

全くその意図するところがわからないんだけど(。´・ω・)?

まぁ、強いて言うならばちょっとザワザワしたことは認めますけどね。

想像の斜め上行くマザコンの証明を見せてもらいました。


そしてタクシラに無事に戻ってきたアンビ王。

てっきりもうアレクサンドロスに見捨てられて戻ってこないのかと思ってましたよ。

でも戻って来てしたことと言ったら、アンビ王子をダマすこと(# ゚Д゚)

アヌスヤを殺していないだなんて、ようそんなウソつけましたなぁ。

私はアンビ王はアヌスヤを殺すしかなかったと思ってるけど、王子にウソつくのはあきませんわ。

王子も純粋が過ぎる!

王妃の育て方が良すぎたのかなぁ。


そしてそして、タクシラからの信書に対しておかんむりのバムニ。

私はバムニには一切の権利はないと思ってるからね、黙ってプルについて行けっちゅうねん。

アヌスヤのこと、シヴダットのこと、カニシカのこと、過去にあった出来事を考えれば考えるほど、バムニに発言権はない!

それにもう国王ではない!

もう1つ言わせてもらうならば、カディカ王妃を軽く扱い過ぎだと思う。

ドラマだから仕方がないと言われればそうなのかもしれないけれど、それにしても酷い。

アンビ王はわかりやすく悪い役どころだけれど、バムニの罪も負けないくらい多いと思います!

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