あらすじ
#56 過去の遺恨
ダレイオスのプルとアヌスヤに対する恨みは深く、プルは何度も棒で打たれる。
そして婚礼の準備が整った王宮では、アヌスヤの胸騒ぎが収まらないのだった。
#57 婚礼
王宮では、バルシネとダレイオスが現れ婚礼が始まる。
一方ラチは、薬草を取りに行きプルを治療、プルの脈が戻るのを待つのだった。
#58 パウラヴァへの奇襲
奇襲を受けたパウラヴァでは、宮殿の門を封鎖する。
全てはタクシラ軍とプルの仕業だと思っているバムニ王とカニシカ。
一方アヌスヤは、バルシネにダレイオスの計画を明かせと迫る。
#59 ダレイオスの暗黒面
ようやくダレイオスが真の黒幕だと理解したバムニ王だったが、ダレイオスが兵に皆殺しを命じ絶体絶命。
しかしそこへ死んだと思われていたプルが参上し、今度はダレイオスが窮地に陥る。
#60 王族は屈服しない
カディカ王妃とプリタを安全な場所へと連れていこうとしていたラチ。
するとバルシネと出くわす。
一方、アヌスヤはアンビ王の前へと行き、かつての兄上の過ちが今も皆を苦しめていると言うのだったが・・・
ネタバレと感想
ダレイオスは恨み言を言いながら何度もプルのことを棒で打つ。
なかでもアヌスヤへの恨みは相当深い。
泣きながらやめてと叫ぶラチ。
しかし今度はアンビ王がやっぱり恨み言を言いながらプルのことを打つ。
恨めしそうにアンビ王子の方を見るラチ。
するとアンビ王子は、プルはもう無力だから放免するようにと進言。
しかしダレイオスは反対し、アンビ王もプルを打つ。
そしてとうとう倒れたプル。
モーセがラチを殺すかと聞くと、それにはアンビ王子が反対し、ラチは解放される。
ダレイオスは意識のないプルに「さらば王子」と言って去る。
プルに駆け寄り名を呼び続けるラチ。
手首をとり脈を確認すると脈がない!
王宮では胸騒ぎが収まらないアヌスヤが、バムニ王にプルに災いがあったかもと話す。
当然の報いだというバムニ王。
一方、パウラヴァに宣戦布告しようというアンビ王だったが、機を逸するかもしれないという理由でダレイオスが反対。
アンビ王子が宣戦布告するのが我が国の習わしだと言っても、わが国にはないといって退けられる。
王宮では既にペルシャ兵が武器庫と食糧庫を施錠していた。
勝つのは容易だというダレイオスは、王子の婚礼を祝う今日こそ、不意打ちを食らわせるにふさわしいと言う。
アンビ王もそれを承知する。
そしてパウラヴァではいよいよ婚礼が始まる。
浮かない顔のバルシネ。→逆にダレイオスは上機嫌( *´艸`)
利益のためなら手段を選ばないと言ったプルの言葉を思い出し、プルは正しかったと今更ながらに思う。
そしてこの国に今必要なのはプルだと心の中でつぶやく。
一方ラチは、プルのために薬草を取りに行き、それを使ってプルを治療する。
しかしまだ脈がない!
パウラヴァを前にして待機するアンビ王に対し、王子はこの作戦に間違いはないのかと問う。
復讐を相殺できるのは復讐のみと答える王。
ゆえに間違いはないと。
ダレイオスの合図で攻撃を仕掛けるという。
王宮では、カニシカとバルシネの婚礼が粛々と進む中、突然大量の矢が降り注ぐ。
何者がかようなまねを?と白々しく言うダレイオス(;゚Д゚)
一方、町を攻撃しながら進むタクシラ軍。
そこへプルとタクシラ軍が奇襲攻撃をしかけてきたと報告が入る。
プルへの愛情は完全に消えたというバムニ王。
プルは母国を裏切らないというアヌスヤ。
しかしダレイオスが口を出し煽る!→とことんプルのことを悪くいう
弟、父、母国への憎悪だと。
兵を武器庫へと向かわせ攻撃の準備を命じるバムニ王。
だけど武器庫はダレイオスの策略によって閉鎖済。
そして北の拠点では、とうとうプルの脈が戻る。
バムニ王は武器庫が封鎖されていると報告を受けると、直ちに宮殿の門を封鎖するようにと命じる。
ペルシャ軍がパウラヴァ軍と共にアンビ王を撃退すると申し出るダレイオス。
しかしバムニ王は断る。
カニシカは国の機密を流したのはプルだと訴える。
黒幕が誰であれ武器を手に迎撃するというバムニ王。
タクシラ軍と国賊プルショータムを。
そしてとうとう目を覚ましたプルに、私のプルは任務を全うするというラチ。
宮殿では、ダレイオスがペルシャ兵を呼び出せとハスティに命じていた。
一方、廊下でバルシネを呼び止め、ダレイオスの計画について白状しろと迫るアヌスヤ。
多くは語れないが、王族を守りたければ皆を連れて逃げてくださいというバルシネ。
すると、臆病者は逃げるしかないが、インド人は高潔。
この借りは必ず返すと言ってアヌスヤは去って行く。
剣を持って戻ってきたアヌスヤに、この攻撃は私たちの子が仕掛けたもの、下がっていろというバムニ王。
陛下が我が子を疑っても私は血の持つ意味を信じている、黒幕は息子ではないというアヌスヤ。
そしてとうとう門が破られタクシラ軍が王宮に押し入る。
対峙するバムニ王とアンビ王。
しかしプルの姿がない。
そこへ宮殿の中からペルシャ兵が押し寄せてくる。
真の黒幕がダレイオスだとようやくわかったバムニ王。
アヌスヤがあの商人の目的は玉座だというと、それを認めるダレイオス。
プルは無実だと言い、全ては私の計画だと明かす。
陛下の理解は遅れたがプルは遅れたりしないというアヌスヤ。
するとあの者の時は尽きたとういうダレイオス。
異邦人に戦いを挑んだがために死んだと言い、兵に皆殺しを命じる。
しかしその時、ダレイオスの背後に現れたプルが喉元に短剣を突きつける。
プルが生きている限り肉親を殺させはしないと涙ながらに言うプル。
そしてラチにカディカ王妃とプリタを安全な場所へ連れて行くようにと指示。
ダレイオスは、黄金の鳥を手に入れるのが夢だった、貴様ごときに阻ませぬと言い、私が合図を送れば一網打尽だという。
しかし自分の命が惜しいため、兵に武器を下ろさせる。
そして21年前の襲撃、アヌスヤの暗殺計画、パウラヴァの臣民を奴隷としてペルシャに送っていたこと、財宝を盗んだこと、この国の全ての災難の黒幕であることを認める。
リプダマンの殺害も。
涙を流しそれを聞いていたハスティ。
そしてアンビ王が矢を放ち、ダレイオスはプルの手から逃れる。
ここに獅子がいる、手負いの獅子は手段を選ばぬというアンビ王。
すると、アンビ王を称えるダレイオス。
あなた方の果し合いだ、誰も止めないという。
そしてバムニ王に対しては、事の発端をつくったのはあなただと言い、私を辱め追放しなければ、この手で国を握り潰すこともなかったという。
一方、カディカ王妃とプリタを安全な場所へ連れて行こうとするラチだったが、建物内もペルシャ兵が巡回していた。→そしてプリタはやっぱりハスティの心配
廊下でバルシネと出くわす3人。
その後ろからはペルシャ兵も見回りにきていた。
するとバルシネは向こうへ逃げたと別の方角を指す。
ここは危険だからと言って、私の居室へというバルシネ。
カディカ王妃は信じられないというが、ラチはプルが信頼する人だから私も信じるという。
外では、アヌスヤがアンビ王の前まで歩み寄っていた。
かつての兄上の過ちが今も皆を苦しめていると。
プルにもタクシラの血が流れている兄上の甥であると。
しかしそれ以上はバムニ王が止める。
パウラヴァの者は敵に屈服するより名誉の死を選ぶ。
そなたが敵に慈悲を乞えば、私とプルとパウラヴァの名誉が汚されると言って。
そしてプルと目を合わせうなずき合う二人。
互いの王の攻撃せよとの声で戦いの火蓋は切って落とされる。
戦いが続く中、絶体絶命のピンチに陥るカニシカ。
それを助けたのはアヌスヤだった。
私がいる限り息子を傷つけたりさせないと言ってね。
そして兵たちが戦う中、アヌスヤは再びアンビ王のところへと行く。
兄上の復讐の炎はまだ消えぬというアヌスヤ。
タクシラの男は変節せぬと言うアンビ王。
私の仕込んだ武術の腕を見せろと言い、2人は剣を交えることに。
一方、ハスティは「俺の前でプルを襲うとわな」と言って、プルを剣から守っていた。
プルの兄が相手だ!と言って。
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いつも突っ込みどころ満載だけど、今週はいつも以上に突っ込みどころが満載だった!
タクシラ軍対パウラヴァ軍の終わらない斬り合い。
終わらないのはいいのよ、でも上空からの映像いる?
ついでに言うと引きの映像もいる?
あれを見せられると終わらないのが不自然でならないのよね。
倒れた兵が映ったり消えたり、そして割とスカスカに見える広場の兵士の数。
思わずすぐ終わるやろ!いや終わってるやろ!と思わずにはいられない有り様。
とにかく今週は本編とは直接関係ないところが気になった。
本編はなかったのにずっと流されるアレクサンドロスの予告編とかね。
そして次回の予告編でプルがとんでもない柱を持ち上げてたよね。
そういえばアヌスヤが最初に嫁いできて裏切られたときも、宮殿の中を逃げながらいろんなものを倒してたなぁ。
本編で突っ込むなら、パウラヴァと北の拠点の距離感もだいぶ近くなってない。
本当は他にもまだまだあるけれどとりあえずこの辺で自重。
本編の感想に戻ります。←勝手に戻れって(#^.^#)
ダレイオスとアンビ王ってば、一応プルの息の根は止めてたんやね。
でも残念ながら視聴者は全員がプルが死なへんって知ってたよ。
だってドラマの題名は「ポロス」だから。
ラチを殺してたら意外性があったけど、そこはアンビ王子が止めたしね。
そしてここへきてドラマを盛り上げてくれたのはやっぱりアンビ王。
アヌスヤが情に訴えても長年の恨みは消えへんねんなぁ。
でも元はと言えば、21年前にシヴダットに鼻飾りを贈るという侮辱をしたのは自分やで。
そのことについてはどう思ってるんやろうか。
ハスティが改心してプルを守り出したから、私の中ではアンビ王はちょっと最後の砦なんだけど。←もちろんヒールとして
アンビ王がギラつかなくなったらどうしよう(;´・ω・)
ハスティはね、なんか逆に清々しかった!
その口が言うか!って思わず突っ込みたくなるくらいな勢いやった。
「プルの兄が相手だ!」ってね。
ちょっと前まで真逆のこと言ってなかったっけ?
逆にハスティがピンチに陥った時に、プルがちゃんと守ってあげられることができるかどうかが心配になってきた。
そしてダレイオスの悪事がバレるっていうのは、もう待たされ過ぎて私の中では賞味期限が切れてたわ。
その代わりと言っては何だが、アヌスヤが「陛下の理解は遅れた」って、みんなの前で軽くディスってたよね、バムニ王のこと。
別にディスったわけではないのかな?私の勘違い?
どうなんだ、アヌスヤ!
ストーリー的にもそろそろちょっと新鮮な何かが欲しい。
シヴダットの復活を待ってるんだけど、そのへんはどうなんだろう?
それよりもダスユ参上のほうが早い?
そしてダレイオスよ、アレクサンドロスの足音が聞こえてきたから、本当の地獄はこれからやね。