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最高の教師 1年後、私は生徒に■された 感想 第2話 拝啓、人を信じぬあなたへ

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最高の教師 1年後、私は生徒に■された 感想 第1話 拝啓、傷ついた貴方へ - 夜更けに海外ドラマ


それでは、第2話のあらすじネタバレと感想です。

あらすじネタバレ

前回の人生と同様、夫の蓮(松下洸平)から離婚を言い渡される里奈(松岡茉優)だったが、その理由について納得いくものはやっぱり得られず。

そして学校では、鵜久森(芦田愛菜)の平穏な学校生活が始まるのだが・・・まだまだ疑いを捨てきれない鵜久森と里奈。←平穏だったのは西野(茅島みずき)の指示があったから

そんな中、瓜生陽介(山崎聡真)の様子が気になると鵜久森から聞いた里奈は彼の家を家庭訪問。

瓜生家は母子家庭で、母(中島亜梨沙)と幼い弟と妹との4人暮らし←金銭問題あり

瓜生はバイトで稼いだお金を母に渡していたのだが、そのお金は生活費としてではなく、母の装飾品などにつぎ込まれていた。

その後、瓜生に会った里奈は、家庭訪問したことを告げ、たとえ親でも言いたいことがあるなら言うべきだ、必要ならお金を貸すと言うも、理屈じゃないと言って走り去ってしまう瓜生。

その直後、瓜生はバイト先の店長・早乙女智美(森田望智)にバイト代の前借をお願いする。


数日後、瓜生は母に大事な話があると切り出し、借金取りに渡してほしいと言ってお金を差し出すもその想いは母に届かず。

さすがに瓜生もキレるのだが、母も育てた恩を売り逆ギレ。

そこへいきなり里奈が訪ねてくる。

しかし一人ではなく、瓜生の親友・向坂俊二(浅野竣哉)も同行していた。

瓜生の母にお金を差し出し「陽介君と一緒に卒業させてください」と頼む向坂。

母はそれを許すも、里奈から「言いたいことは全部言えたのか、これが最後の機会かもしれない」と言われた瓜生は、やっと心の奥底に溜まっていた本心を母にぶつける。


その後、公園で里奈に礼を言う瓜生だったが、里奈からは「あなた方にはすべきことがあるはずだ」と言われ・・・


後日放課後、一緒に下校してくれる人を待っていた鵜久森に声をかける2人。

SNSの回覧のせいで待っていても誰も来ないことを告げ、これまでの仕打ちを謝り、バイト先に彼女を誘う。

駅までならと言って応じる鵜久森。


瓜生と向坂がバイト先へと行くとそこには里奈とその友達・勝見夏穂(サーヤ)の姿があり、店長を含め3人が高校時代からの友達で、全ては里奈の企みだったと知ることに。


そして家に戻った里奈は夫・蓮と向き合い「離婚したくない」と本音を伝え「ちょっと考えてみる」と蓮に言われ喜ぶのだったが・・・

その頃、教室の黒板には「九条里奈を殺害する」とデカデカと書かれているのだった。

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感想+α

瓜生陽介

今回の主役生徒は瓜生陽介君でした。

前回、家庭が金銭的な問題を抱えていることを理由に里奈から50万を引出し、相楽(加藤清史郎)たちとカラオケボックスで散財していた彼。

瓜生の考えではなく、相楽の駒にされただけのようでしたが、今回の展開を見ているとちょっとモヤッともします。

お金がどれだけ大事か?ってことを知っていて、相楽たちのところにのこのこと50万を持っていったのはなんで?ってなりますやん。

成功したって言わずに持って帰ることも出来たのに。

2話目になって急に深刻さが増したのは、里奈から7月18日に転校するって言われてちょっと怖くなったから?

1話目で唯一、瓜生君がお金に執着を見せたのは、カラオケボックスで里奈に見つかり、相楽から里奈にお金を返せって言われた時だけだったように思います。

家族

確かに、瓜生君の母は問題ありましたが、毒親レベルとしては救いようがないほど最悪ってほどでもなかったかなぁと私は思いました。

瓜生君は、生活を送るうえで必要なお金として母にバイト代を渡していましたが、母は自分の装飾品や、男にお金を渡してたんですよね。

そりゃあね、酷い話だと思いますよ。

十分すぎるほどに悪いです。

でもそれをわかっているうえで母にずっとお金を渡し続けていたのは瓜生君ですよね。

全然納得していないのに言いたいことも言えず、行動も起こさず。

そこで「大人なんて期待できる存在ですか?」って話ですよ。

自分は何もせずに大人に限らず誰かに期待だけすること自体が甘いですよね。

自分は被害者だと思っていても、誰かにとっては加害者なんですから。

それに母親に守られていたことも多少なりとも事実であるわけで。

友人の向坂君もいてくれて、転校するのはイヤだと思えるくらい学校は気に入っている場所でもある。

前回の鵜久森さんと比べると恵まれてるなと思ってしまいました。

里奈の教え

今回は、お金は大切だけれど絶対ではないという価値観と、友人の存在、助けを求めてもいいということを説いていました。

それは自分の経験を踏まえた上での話で、瓜生君のバイト先の店長・早乙女も少なからず関りがあり。

きれいに収まった感は否めませんが、このドラマのベースが整ったのかなとも感じます。

最後に

夫・蓮との離婚問題がどうなるのかもちょっと気になりますが、それよりも前人生にはなかった展開「九条里奈を殺害する」という殺害予告!

死を回避するためにやり直してる人生なのに、誰かの気に障っちゃったようですね。


第3話の感想はコチラ
最高の教師 1年後、私は生徒に■された 感想 第3話 拝啓、心優しきあなたへ - 夜更けに海外ドラマ