あらすじネタバレ
カジノバーでチャックに拘束されているサムとエイリーン。
実はエイリーンが生き返ったのも全てはチャックの計画の一部だった。
わざとサムがエイリーンを生き返らせるように仕向け、エイリーンを通して2人のことを見張っていたのだ。←エイリーンは利用されていた!
チャックがサムをおびき出したのは、肩の傷が繋がっているせいでこの世界に足止めをくらい鬱陶しかったから。
エイリーンの機転で2人がチャックに捕らえられていること知ったディーンは、すぐに助けに行こうとする。
しかしキャスが反対。
リバイアサンの花を手に入れチャックを封じることがサムや世界を救うことになると言って説得し、2人は煉獄へ行くことに。
カジノバーでは、傷が良くならない原因を探るため、チャックはエイリーンを操りナイフでサムの傷をえぐらせる。
こんな状況でも、ディーンとキャスが助けに来ると信じ希望を捨てないサムを見てイラつくチャック。
そこでチャックは、サムに希望を捨てさせるために、好きな時を選べばいいと言って懐中時計を渡し、サムがもし勝ったあとの世界がどうなるかを見せることに。
少しずつ時計を進め、未来を見ていくサム。
そこにキャスの姿はなく、仲間も失い、最後はすっかりヤル気を失くしたディーンと2人きり。
その先を見ようとするサムだったが、時計の針はそれ以上先には進まず。
そこで君の時間は終わりだとチャックに言われる。
そこで見た最期とは、ディーンもサムもバンパイアに変異していて、ジョディとボビーが2人を狩りに!
サムの最期はボビーに斧で首を落とされるというもの(゚Д゚;)
一方、煉獄へとやってきたディーンとキャスは、襲ってきたリバイアサンを捕らえ、彼からリバイアサンの花の情報を聞き出す。
なんでもそれは、リバイアサンの死後、死体が数か月かけて腐った後に咲く花でブロッサムと呼ばれているらしい。
心当たりがあると言うので、案内させる2人。
その道中、ディーンとキャスはまたしてもメアリーの件やベルフェゴールの件を蒸し返し、痴話ゲンカに。
あんな風に出て行くからだというディーンに、引き留めようともしなかったとキャスは反論。
そして目的地へ到着するが、それはかつてアルファたちを殺しリバイアサンをのみこんだキャスに復讐するための罠で、キャスは天使封じにより動けなくなり、ディーンも殴られ気絶する。
目覚めたディーンはキャスを捜すが見つからず、煉獄での残り時間も30分。
そこでディーンは、キャスが聞いていることを信じ、ずっと嫌な思いをさせてごめんと、今まで言えなかった精一杯の思いを言葉にして謝罪。
その後、残り時間が3分を切ったところで無事にキャスと再会。
戻る前に言っておきたいことがあると言うディーンに「言わなくていい、君の声が聞こえた」と言うキャス。
基地に戻った2人は、早速作業に取り掛かり、刻印を継いだことのないキャスが血を注いでチャックを封じ込めるボールを完成させる。
一方サムは、チャックから私が負ければ、怪物が支配する世界になり愛する人たちも死んでしまうと言われ、そうなってもいいのかと決断を迫られていた。
そしてディーンとキャスがカジノバーへ到着。
キャスがチャックを封じるボールをサムの方へと転がすと、壊せと声をかけるディーン。
しかしサムは壊すことが出来ず、サムが希望を捨てたことで、チャックとサムの肩の傷が消える。
これで元通りだと喜ぶチャック、そしてボールを粉々に!
サムがチャックの計画だと思ってみていた光景は、実は計画ではなく、チャックが別の世界のサムとディーンに対してした数々の仕打ちの記憶。
ディーンは、俺たちはそうはならないと言うも、チャックはいずれわかると言って消える。
その後、エイリーンは基地を去り、サムは切り札を台無しにしたことをディーンとキャスに謝罪。
サムがチャックを閉じ込めたあとの世界を見せられ真実だと思ったと言うと、ディーンは「お前が言うなら信じる」と言い、別の道を探すと口にする。
一方、虚無の世界では、ビリーがジャックに時が来たと告げるのだった。
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感想 ~キャスには本当に驚かされる~
今回は、チャックの思い通りの回でしたね。
ただ、私が納得のいっていなかったエイリーンの死からの復活が、チャックの思惑通りだということが分かって、そこはちょっとスッキリしました。
チャックの計画だったなら仕方ないなぁと普通に感じてしまい、そんな風に感じた自分に「なんでやねん!」と一人でノリツッコミ、もちろん心の中でです( ̄▽ ̄;)
目となるスパイとして利用するのはともかく、ロマンスのおまけはいらんねん。
だってもう最終シーズンなんだよ。
ここにきて誰がサムとエイリーンのロマンスなんかがみたいのよ?
みたい人がいたならごめんなさい。
誓って悪気はございません。
一方、リバイアサンの花を求めて煉獄へとやってきたディーンとキャス。
ギクシャクしたまま結局痴話げんかへと発展しちゃうのよね。
そこで驚くべきはキャスなのよ。
めちゃくちゃまともでつっかえることなく正論をディーンにかますんだよね。
どこで覚えたそんな技?
確かにキャスは、ずいぶんと人間っぽくなった。
感情を持ち始めた頃は暴走してとんでもないことになったりもしてたのに。
それがいつの間にかすっかり大人の振る舞い。
これまではどこかツッコミたくなるところがあったんだけれど、気付けば最近はそういうところが見当たらない。
それどころか、包容力まで身に着けてませんか?
ディーンとのケンカから仲直りまでをみていると、まるでディーンの旦那やないかい!
というよりも、ディーンの嫁感が強いのか。
まぁ、とにかく仲直りができてよかった、よかった(* ´艸`)
そして、サムとチャックを繋ぐ肩の傷が癒えない原因が、サムが手放さなかった希望だったなんて。
サムにとっては希望でも、チャックからしてみればそれは不安という綻び。
そうやって考えると、神もそこそこ不自由で絶対ではない。
サムに対して神が封じられたあとの世界を見せるという心理作戦まで繰り広げたんだもの。
神のやり口としてはセコイ!セコ過ぎる!
まぁ、考えようによっては、ウィンチェスター兄弟は神のお気に入りだし、神からしたら予想外の男たち。
なりふり構っていられなかってことなのかしら。
結局、チャックの目論見通り、サムはチャックを封じることを躊躇し、たった一度だったかもしれないそのチャンスを不意にした。
今、果たそうとしている正義と、神のいない世界を天秤にかけ、出した答え。
望む結果を得たチャックは、一旦ドロンしちゃうようだけど、代わりにジャックが目覚めてましたね。
死神ビリーは、ジャックに何をさせる気なのか?
「時が来た」ってっていうその意味は???
上げてから落とす展開になったりはしないかと、そこだけが心配です(;´・ω・)