夜更けに海外ドラマ

海外ドラマのあらすじと感想を中心に、時々映画や国内ドラマの感想も書いています。

ウェントワース女子刑務所 シーズン8 第3話 国家の敵

あらすじネタバレ 

ウェントワースには、米国と豪州の協定(国家機密)を暴露した、英国人の若き凄腕ハッカーの活動家、ジュディ・ブライアントが収監される。


所長のアンは彼女を警戒し、外部との接触を禁じるようにとジャクソンに命令。

ブーマーは彼女の世話係に。

有名人なため囚人たちからの人気もあり、アリーたちともすぐに打ち解ける。


一方で、資金不足のため囚人たちの食事は質が落ち激マズ。

ジュディはアリーにハンガーストライキを提案する。


そしてレブの身にも異変が!

ホルモン治療を受けていないため生理が訪れ女性の体に戻りつつあったのだ。

レブはジャクソンにHRT(ホルモン補充療法)を受けたいと頼み、ジャクソンもそれを了承。

ルーも薬を調達するが、混ぜ物が入っている危険もあるため使用しないことに。


一方、ジャクソンはマリーを精神科のある施設に移そうとしていたが、マリーがAクラスの囚人のため、アンに移送を禁じられる。←25%の追加料金目当て

ウェントワースには、NSO(国家安全保障機構)のコックバーンがジュディに面会にやってくる。

どうやって情報を手に入れたのかを調べに来たのだ。

すると、あのデータはもらったものだと言うジュディ。

ハッカーでないなら情報源を示せというコックバーンだったが、ジュディが応じなかったため、引き渡し条約で国外へ出れば何でも可能だと言って、拷問をチラつかせジュディのことを脅す。


面会を終えると、ハラスメントだと言ってコックバーンを訴えると言うジュディ。

しかしアンには、彼の望み通りにしたら英国に帰れるわよと軽くあしらわれる。


部屋に戻ったジュディは、盗聴器が仕掛けられていないかを調べ、拷問すると脅されたとアリーに打ち明ける。


一方、レブのためにホルモン治療の薬を手配したジャクソンだったが、そのことを知ったアンに却下される。

レブに謝り、今はダメだと伝えるジャクソン。


そしてアリーとジュディは囚人たちからの同意を得てハンストを実行。

ジュディは次の作戦としてこの情報を記者に流すとアリーに提案する。

ルビーの元には父親が面会にやって来るが、リタのことはバイカーだと誤解したまま。

しかもガンに侵されていると言う。


一方、ハンストのためお腹が空いたブーマーは誰もいない食堂で盗み食い。

その後、コールセンターで具合が悪くなり吐き戻す。←盗み食いのせいで食あたり(* ´艸`)

その隙に、アリーは記者に電話してハンストのことを伝え、それが記事になり、食事は元の業者に戻されることになり囚人たちの勝利。

ジュディはパソコンのデータを記者に渡したいと言って、誰にも知られずにまた記者に電話して、図書館のロッカーの詳細を伝えて欲しいとアリーに頼む。


そしてルーはレブのために、弟のトラヴィスに薬を持って面会に来させるが、ジェイクに見つかりレブの目の前で薬は処分される。

監視が厳しく記者に電話できなかったとジュディに伝えるアリー。

しかしその後、ジュディはアンからNSOの人がパソコンを発見したと告げられる。

怒ったジュディはアリーの元へ行き裏切者扱い。


一方、精神が不安定なためミラーと面談を重ねていたマリーは、 ダニーの夢を見るなど、不思議な体験をして私は変わったと言い、ルビーへの告発を撤回する。


ルビーは再度父親と面会し、リタはならず者ではなく私の罪を被っただけだと言い、本当は潜入捜査官だったことを告白。


リブは突然具合が悪くなり救急病院へ。

ルーが最初に手に入れた怪しい薬を使用し、アナフィラキシーショックを起こしたのだ。


一方ジュディは、NSOのコックバーンから図書館にあったというパソコンを見せられていた。

盗聴されていたのはジュディの部屋ではなくアリーの部屋だった。

情報源を明かさなければテロ犯罪で告発するというコックバーン。

パソコンにはウソの証拠がでっち上げられており、君を永久に拘束できると脅す。


アリーのところへ戻ったジュディは疑ったことを謝罪。

コックバーンと一緒にいるアンを目にして彼女がスパイだと気付き、アンに悪態をつくのだった。

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感想 ~ブーマーのありがたみを感じる~

国家機密を漏洩した活動家のジュディが収監され、情報源を突き止めたいNSOのコックバーンは脅しを交えジュディを追求。

一方、レブの体は女性に戻りつつあり、危険な薬のせいで救急搬送。


ハッキリ言って今回は退屈な展開。

ジュディは調子に乗った若い活動家にしか見えないし、レブに対しては私の中でのウザ指数も高まっていたため同情できず。

そんな中、期待を裏切らなかったのが、盗み食いで食あたりを起こしたブーマー。

ブーマーらしくってブーマーらしくって思わずありがとうって口に出しそうになってしまったよ。

そしてキラリと光ったのが所長のアン。

予算を第一に考え、権力に擦り寄り囚人を差し出すというビジネスライクっぷり。

アンが囚人に寄り添うような所長だったらドラマは面白くないもんね。

ただ、なんでヴェラが彼女と仲良くなったのかは不思議やけどね。


一方、精神的にかなり参っている様子を見せていたマリー。

本当は演技じゃないの?って、私はまだまだ疑ってるんだけど・・・

だってマリーなんだもの。

ルビーのことを諦めるなんてそんなのダメよ。

狙ってくれなきゃドラマが盛り上がらないじゃない!


そしてルビーはと言うと、面会に来た父親がガンに侵されていると知りメソメソしてましたね。

相変わらずウザい!

いつもまわりに守ってもらい、天真爛漫風なところもやっぱり嫌いだ。


そしてそして囚人たちが起こしたハンガーストライキ。

人の権利を無視して監獄ライフを送っているというのに、自分の権利は大きな声で主張するんやね。

それがまかり通る世の中だと思うとすごく不公平感を感じてしまう。

世の中公平だとは思っていないけれど、納得しがたいものがある。

だから囚人の扱い方に関しては、ちょっとアンの肩を持つ気持ちをあるんだなぁ。

文句言ったもん勝ちっていうのはやっぱりモヤっとしちゃうから。


今回残念だったのは、前回ファーガソンがもたらしてくれたあのドキドキ感がプツッと切れてしまったこと。

ハッキリ言ってハズレ回でしたね。


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ウェントワース女子刑務所 シーズン8 第4話 亡霊 - 夜更けに海外ドラマ