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ポッサム~愛と運命を盗んだ男~ 第25話~第28話 あらすじネタバレ感想

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ポッサム~愛と運命を盗んだ男~ 第21話~第24話 あらすじネタバレ感想 - 夜更けに海外ドラマ


それでは第25話~第28話のあらすじと感想です。

あらすじネタバレ

第25話

左議政イチョムが買収した受験生に撃たれたバウだったが、その直前、王様が用意した防弾着を衣の下に着ていたため命に別状はなく。

科挙の試験にも合格。

家に戻ると、撃たれたことはチュンベにだけ打ち明ける。

スギョンも知っていたが、心配かけまいとするバウの心情を想い知らないフリをすることに。


一方、バウが死ななかったのが面白くないイチョム。

バウを撃った男はお咎めなくウォニョプが早々に解放し、それを知った王様は激怒!

家臣たちを怒鳴り散らす。

イチョムは判書たちに、王様の心の病は深刻で国の行方が心配だと言い、王様を引きずりおろそうと企んでいる様子。


王様はバウとデヨプを呼びつけ八つ当たり。

翁主の生存をイチョムに知らせようかと言って脅し、半月やるから手立てを考えよと命じる。

そしてデヨプだけを残し、望みはイチョムの弱味を握り自ら退かせることで殺す気はないと話す。

すると命令に従うというデヨプ。


一方、スギョンは密貿易で仕入れた絹が反物店で売られ、それがイチョムの謀反の資金の調達に使われていることをつきとめバウに話す。

バウがその反物店へと行くと、妹ヨノクと結婚したはずの夫チルソンの姿が!

問い詰めると、ヨノクが身分を回復したおかげで自分も平民になれたのに手ぶらでは会いに行けないというチルソン。

婚家の役に立ちたいと言ってスパイになると申し出、反物店の店主が賭博にのめり込んでいることを話す。

そこで賭博場へと行き、反物を担保にして店主に大金を貸し付けることに成功するチュンベ。

その後は、仲間を引き連れ担保の反物を押収。

次に、空になった倉庫を店主が埋めるはずだと予想。

そこへスギョンが反物がたくさんいると言って店主をさらに焦らせるのだった。

第26話

スギョンを生母の昭儀ソイと会わせてあげたいと思ったチョ尚宮は、町で昭儀様付きの女官と会い、昭儀がスギョンが亡くなったと聞いてから伏せっているという話を聞く。

そのことをスギョンに話し、無事を知らせてはと提案。

スギョンは涙ながらに安全なところにいるので心配なくと手紙を綴る。

チョ尚宮はその手紙を先日の女官に託し、必ず昭儀様だけに見せるようにと念を押すが女官はそれをキム尚宮へ。

キム尚宮は手紙を昭儀様に渡すようにと女官に指示し、手紙を読んだ昭儀は驚愕!


キム尚宮はジャジョムを呼び、翁主を匿っているのはキム・デソク(バウ)ではないかと推測し念入りに調べるようにと命令する。

すぐにバウの屋敷へと行くジャジョム。

自分たちは同じ西人派だと言ってイチョムを退かせようと煽り、それには翁主を使うのがいいと言い、居場所を聞き出そうとするが居場所は知らないと白を切るバウ。

そのことをキム尚宮に報告するが、屋敷の外を内禁衛ネグミが守っていたことから翁主はそこにいると疑いを深める。


一方、スギョンからの手紙を読んだ昭儀は王様のところへ。

これまでスギョン生存を隠していたことを責め、涙ながらに一度だけファインに会わせてくださいと訴える。

そこで王様はバウに手立てを考えよと命令。


そして反物店でも動きがあり、チルソンから密輸品の絹が入ると聞いたバウは次の作戦を実行。

またしても借金の肩に絹を押収しようとするチュンベたち。

そこでバウが店主の懐から売買の許可証(路引証ノイン)を取り出す。

許可証には捕盗大将の印が!

それを王様の元へ。

王様はバウの意見を聞き、翌日の朝会で捕盗大将のウォニョプを罷免。


その後、ウォニョプは妓楼で荒れまくり。

迎えに来たテチョルと帰る途中、偶然チルソンとぶつかり、彼が反物店で間者をしていたバウの義弟だと知ると、激しく痛めつけ、テチュルが止めるのも聞かずに殺害!

チルソンが亡くなったと聞いたバウはすぐに妓楼へ。

チュンベはウォニョプを指さして血に染まった刀を持ってたというも役人は取り合わず。

ウォニョプの暴言に我慢ならずに一発殴るバウ。

すると十分だと言って止めるデヨプ。

バウは俺たちは敵同士だと言い、どちらかが死なぬ限りこの悪縁は終わらないと言うのだった。

第27話

チルソンを殺害したウォニョプが捕まることはなく。

家に戻ると、軽率な行動を父イチョムから厳しく叱責される。

一方で、チルソンの死に責任を感じていたバウ。


そして王様はというと、具合はますます悪くなり、御医にいつもの丸薬持ってくるようにと命令。

しかしその御医はイチョムと通じてるようで、あの丸薬が近々効いてくるとイチョムに報告。


バウはイチョムの周辺を調べ、息子のウォニョプがかなりの遊び人で夫の前で妻を奪ったこともあることを突き止める。

その時、夫が嘆願書を出したようなのだが、役人が黙殺。

それを手に入れ王様に報告する。

帰り際、キム尚宮から手を組まないかと持ち掛けられたバウはその場で返事せず。

家に戻りスギョンに相談。

すると手を組むようにと言うスギョン、ただし信じてはならないと。

他にもいろいろと助言。


その後、スギョンは夫を亡くし涙ぐむヨノクにそっと寄り添ってあげる。


翌日、キム尚宮に手を組むと言いに行ったバウ。

ただし、昭儀様と翁主様が会えるようお力添え下さいと条件を出す。


キム尚宮は王宮に仮面劇団を招き、そこに紛れ込んだスギョン。

無事に母と対面し涙が止まらない2人。

再び会う約束をする。


一方で、王様がとうとう倒れてしまい、王宮の門が閉じられてしまう。

仮面劇団もイチョムの命令で拘束。

バウはスギョンを王宮の外へ逃がそうとするがどこも見張りだらけ。

そこでキム尚宮が王様の回復を祈りに寺へ行くと言って籠を出し、その中にスギョンを隠して王宮の外に出ることに成功。

キム尚宮に礼を言って、帰って行くバウとスギョンなのだった。

第28話

王様が倒れたことで、御医を替えてくれと左議政イチョムに頼むキム尚宮だったが、イチョムは応じず。

そこで仕方なくジュンヨンに御医を殺させる。


一方、イチョムは王様が回復するまで代理聴政するようにと世子を説得。

早速、朝会で罷免された捕盗大将のウォニョプを復職させる。

朝会は荒れ、明国と後金の争いの件で対立するイチョムとジャジョム。

イチョムはバウに後金と明の毛文龍について調べさせる危険な任務に就かせようとし、ジャジョムが猛反対!

しかしイチョムが息子のデヨプも一緒に北方へ派遣すると言い世子はそれを認める。


北方への派遣を知ったスギョンは死ぬのは明らかだと言って猛反対!

けれど行くしかないと言うバウ。


一方、イチョムはデヨプに毛文龍への書状を渡す。

そこには、キム・デソクを殺せば要求通り食料と金を出すと書かれており、デヨプにも必ず一人で帰ってくるようにと念押し。


そしてキム尚宮からバウを守るようにと言われたジャジョムも一緒に北方へと向かう。

途中、毛の部下の略奪から逃げる多くの避難民と遭遇。

科挙の時にバウを撃った男に再び狙われるが、銃弾はバウと争っていた毛の兵士に当たる。


その頃、王宮では王様が目を覚ましていた。

御医はイチョムと結託しており、処方されていた丸薬に含まれていたケシは適量をはるかに超えていたとキム尚宮から聞いた王様はすぐにイチョムを呼べと命令。

余にもおこわを食べさせたかったのか?と聞く王様。

実は王様は先王の父におこわを献上し、それを食べた先王は亡くなったのだ。

勧めたのは私だが献上したのは王様だと言うイチョム。

毒入りだとは知らなかったと言う王様。

イチョムに望みを聞くと、キム・デソクを諦めろ、毛がバウの首を求めていると言われる。


一方、バウはデヨプと共に毛の兵士に牢に入れられていた。

ジャジョムだけが放免となり、毛を説得するから自重していろとバウに告げる。


そしてバウの屋敷には、チャドルの母だと名乗る女性がやってくるのだった。

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感想+α

スギョンの涙

こんなにも泣くってくらいスギョンの泣き顔ばかりを見ていた気がします。

けれどその一方で、スギョンの聡明さと強さも際立っていました。

バウに助言する姿は立派な参謀!


そしてやっぱり母は強いですね。

スギョンが生きていると知るや一度だけ会いたいと言ってそれを実現。

涙涙の再会。

会えなくても涙、会えても涙。

他にもいろいろあってやっぱり涙涙でした。

イチョムの企み

イチョムの狙い通り、御医の処方した丸薬で王様が倒れると、すぐに世子に代理聴政をさせ自分の思い通りにする気満々!

王様を今の地位に就けたのが自分なら、退かせるのも自分ってことなんでしょうね。

昨日の友は今日の敵!

結局、同じことの繰り返し。

誰かに権力が集まるっていうのはダメですね。

その権力が大きければ大きいほど、その権力を守ろうと保身に走るパワーもスゴイしまわりを巻き込む規模もデカい!

イチョムvsジャジョム

世子が代理聴政をすることになり、イチョムの案にことごとく反対したのがジャジョム。

ジャジョムは結構がんばったほうだと思います。

キム尚宮が後ろ盾だし、西人派の想いも背負っていますからね。

けれどいちばんの支えはやっぱり野心なんだろなぁ。

今のところはバウの数少ない味方だけれど、味方と呼ぶには危うすぎるんですよね。

デヨプ

デヨプは似合わないことしてますよね。

王様と父イチョムのあいだで騙し合いとでも言えばいいのかしら。

ただただスギョンを守りたい一心なんだろうけれど、口数は少なく、何を考えてるのか読めない。

バウとは相変わらず険悪だけれど、それでもスギョンを守ることイコールバウのことも守ってるって感じもします。

嫁いびり?

バウのいない屋敷では、バウ母のスギョンいびりが!

バウ母はすごく身分に誇りを持ってる人だけれど、やってることは凡庸な庶民ですよね。

しかもちょっとお下品。

それに比べてスギョンの高貴なことよ。

ただ、バウの妹のヨノクは少しスギョンに気を許してきた気もするのでそこは救いかも。

でも母が母だけにやっぱり心配。

捕らわれたバウ

デヨプと一緒に毛の兵士の牢に捕らわれているバウのことも心配。

イチョムはここぞとばかりにバウを毛に引き渡して始末を目論んでいるようですが、そううまくはいかないだろうし・・・

デヨプと2人きりというのも気まずそう。

最後に

意識を取り戻した王様の今後の行動にも注目ですね。

イチョムとところんやり合うのか、それともイチョムの要求を飲む羽目になるのか。

いずれにせよ、振り回されるのはバウたちの西人派ってことになるのかしらね。


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