あらすじ
収監されたファイロは、そこでヴィネットと再会する。
一方エズラは、イモジェンとアグレウスが接近することに気を揉み、ジョナとソフィの関係は一歩先へと進む。
ネタバレと感想
署長に対し俺は殺していないというファイロ。
隠していたのはこうなると分かってたからだと弁明する。
だけど署長もハーフ・ブラッドはお嫌いのようで、ファイロは収監されることに。
そこでファイロを嫌うあの嫌な警官・ドンビーはファイロをクリッチではなく、人間の男性たちが入っている檻に収監する。
ファイロが痛い目にあうことを期待してね。
ところがどっこい、別の檻に入っていたヴィネットの警告でファイロは男たちを返り討ちに。
思惑が外れたドンビーは、ファイロをクリッチの檻に移す。
一方、イモジェンがアグレウスとオークションから戻ると、エズラはパニクっていた。
亡くなった父親がかつて妊娠したピックスを匿っていたと知らされたことや、イモジェンがアグレウスとのデートを楽しんでいると疑っていたから。
そこでこれからのアグレウスとの交渉は自分がやると言い出す。
そして他にもいろんな動きが!
連れていたコボルドが強制送還された男・ラニヨンは、偶然昔なじみのホレイシャスに再会し、首相の息子・ジョナの文芸教師をすることに。
そのジョナはというと、町の中で馬車を止めてソフィと逢引き。
馬車の中で関係を持つんだよね。
ソフィが、あなたの父親の政権は衰退していくだけだから自分の将来を考えてと言うんだけれど、ジョナはよくわかってないの。
そこでソフィはダメ押し、この関係はすべてを変えられる、注意していないと過ぎ去ってしまうわよ、と言って馬車を降りて行く。
一方、エズラはアグレウスと商売について話しながら、過去についても質問する。
どうやって今の地位を築いたのかを。
パックにとっては難しかったはず。
でもアグレウスは気付いたんだって、人間の世界で道を見つけるには人間のルールに従うべきだってことに。
だから労働契約を結んでいたにも関わらず、逃亡した同じ種族の労働者を追いかける側になった。
スキップジャックって言うらしいんだけどね。
それとやっぱりエバーンローズ家は、アグレウスが社交界で地盤を築くまでは彼にお付き合いをしないといけないみたい。
だけどその日もそう遠くはないみたいなのよね。
実はトリップルソーン家がアグレウスを招待するらしいのだ。
なんでも彼が競り落とした絵画を直接手渡したいらしいんだって。
任務がそろそろ終わりそうなことに、イモジェンはちょっと残念そう。
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一方、ファイロが起訴されたことを知ったポーシャは警察署へ行き、昨日の証言は嘘だったと話す。
エーーーッ、やで。何ソレ?
そんなつもりじゃなかった、ってやつ。
よくあるよね、大抵の人はそうやもんね。
私は悪くないの、みたいな。イラッとするんだけどどうなのよ(-ε-*)
まぁ、そのおかげで署長はファイロが収監されている檻へ行き、本当に殺していないかと質問。
殺していないと答えるファイロ。
だけど「ハーフ・ブラッドではないな?」という質問をやり過ごすことはできず、アシュリンは実の母親だと言い、事実は変えられないと答える。
それを聞いた署長は、信じていたのにと言って去って行く。
残念ながら自由の身にはならんかったね。
署長はファイロのこと信じたがってるようにも見えたけど、ああハッキリと言われちゃあどうしようもないわな。
ヴィネットはお母さんは誇りに思ってると思う、ってファイロを慰めていたけれど、そう呑気なことも言ってられないの。
あの嫌なもみあげ警官のドンビーが、例え話として脱獄を試みて射殺、あるいは罪の重さに苦しんで首を吊るとかして裁判にならないかも、なんてことを言うんだよ。
そんな中、父親が犯人だと思ってるファイロは、自分の名誉のために罪のない3人を殺したのに、なぜ俺をトンネルで殺さなかったのかという疑問にぶちあたり、もしかしたら俺だと知らないのかも、という仮説を立てる。
だから犯人は肝臓が必要だった、秘密を読み取り探り出すためにね。
ふむふむ、って思いながら観てたけど、何がどーなってあーなって肝臓でそれがわかるんやろか。
一方で、またまた馬車で密会するジョナとソフィ。
将来のことを考え始めたジョナに、混乱こそが日陰の者に希望を与える、あなたの父にとっての混乱が私たちにとってはチャンス。
体制は崩れ古い世界は焼けてなくなる。そして灰から何かが産まれる、とソフィは話す。
お坊ちゃまジョナにはソフィの言葉、どう響いているんだろうか?
そして前回自分たちを鞭打ちながら町を練り歩いていたパックの軍団は、蝋燭で照らされた屋内にいて、そこにはプーヤンから持ち出したという長さが30~40cm位の文字か何かが刻まれた長方形の石があったの。
すると一人が、新参の彼に、隠れし御方は目的があって君を呼び寄せた、まずは忠誠を示せと言う。
そして先日、鞭でパックを何度も打った人間の男が連れて来られたのよ。
当然男は命乞いをするんだけど、その石を渡された新参者は、重い重いそれをその男に振り下ろし殺してしまったわ。
忠誠=殺人!その場で抵抗しなくても、後できっちり落とし前つけちゃうんだね。
試練っていうのは後で仕返しするまでの我慢、ってことだったんかい!?
とにかく危ない集団っぽいけれど、殺された男もアホやったからね。同情は全くない。
一方、イモジェンはアグレウスの家に絵が運び込まれるのを見て彼の家に行く。
絵の設置場所を決め、絵についてそれぞれの考えを話す2人。
そしていろいろ話をしているうちにいい雰囲気になり、2人は結ばれる。
エズラが知ったら発狂しそうやけどね、あるいは卒倒か!?
いつの日か大富豪のパックの外見ではなく、内面に心が向くのを夢見てるアグレウス。
だけど、イモジェンはもうちゃんと彼の内面を見ていたのね。
お幸せに、っていうのは難しそうだけど。
そして首相は一連の殺害事件の容疑者を逮捕したという報告を受ける。
だけど最初の被害者がアシュリンで、犯人がその息子のハーフ・ブラッドだと知ると様子が変わり処刑日を聞く。
一方、隣同士の檻に入っているヴィネットとファイロは会話を重ねる。
2人の距離がまた以前と同じように縮まろうとしていたところへ、移送命令が出たと言ってドンビーが数人を引き連れてやってくる。
頭から袋を被せられ連れて行かれるファイロ、泣き崩れるヴィネット。
ファイロが連れて行かれたのはどこかの郊外にある古びた屋敷。
手錠で繋がれたまま椅子に座らされ袋が取られると、目の前にはなんと首相がいた!
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ここで首相が出てくるってことは、彼がファイロの父親ってことよね?でもダーカシャーを操ってるとは思えないんだよなぁ。
それにファイロをこんなところへ連れて来させた目的は何?
もし彼がダーカシャーでファイロの存在が邪魔ならそんなことする必要はないはずよね、だって黙ってたって殺害容疑でファイロは処刑される運命なんだもの。
わざわざ危ない橋を渡って殺す必要はない。
だとすると救おうとしてる?ならばこんなことするのも辻褄が合うと思うんだけどどうだろう?
となると、心配すべきは首相のほう?
次回はぜひとも私をスッキリさせてほしいと願うところだけれど、どうなることやら(。-`ω-)