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クラリス 第2話 望郷 あらすじ感想 - 夜更けに海外ドラマ
それでは、第3話のあらすじと感想です。
あらすじネタバレ
カウンセリングを受けていたクラリスは、「レベッカに会いに行ったそうだね」と言われその時のことを思い出す。
危うく殺されそうになり命を取り留めたレベッカは家にも帰れずリハビリクリニックに滞在。
そんな彼女に、全てをつなげるカギはあなただから証言してと頼みに行っていたのだ。
しかし奴らを逮捕したら証言すると言って謝るレベッカ。
そしてカウンセリング中のクラリスは蛾の幻覚を目にする。
カウンセラーの言葉に不安を煽られるクラリス。
一方、アーデリアは証拠保全係の閑職を担当しており、未解決事件の鑑定依頼にひたすらサインをする日々。
そしてマーティン司法長官は、連邦議会の小委員会に呼ばれていた。
マーティンが創設したViCAP(特別捜査班)が、個人的なものだと言及を受けていたのだ。
つい挑発に乗ってしまい、娘(キャサリン)の話をしてしまうマーティン。
その頃、逮捕された被疑者、カール・ウェリグ(元海兵隊員)を取り調べるクレンドラーとクラリス。
逮捕時、クラリスに取引を求めていたウェリグだったが一転、取引など求めていないし、誰も殺していないと容疑を否認。
一方、公聴会でViCAPについて言及を受けていたマーティンから、クレンドラーの元に連絡があり、失脚を防ぐためにも連続殺人犯としてウェリグの逮捕を急かされる。
腕のタトゥーから、彼がスカウトスナイパー(前哨狙撃兵)であることがわかり、元軍人でスナイパーだったエスキヴェルが取り調べに参加することに。
クラリスは、ウェリグは女性に対してモラルがあると指摘、そこを突けば自白を引きだせるかもしれないと助言する。
その助言に従い、レイプという言葉を使うエスキヴェル。
するとウェリグはその言葉に反応し、公表していない遺体の発見状況を口にする。
一方、弁護士がウェリグに会わせろとやってきたため、対応する捜査官。
そしてクラリスのところには警官がランチの差し入れを持ってやってくる。
そこにはウェリグの分も。
犯人はウェリグで間違いないのに、なぜか遺体に残されていた噛み跡とウェリグの歯形が一致せず、DNAも出てこない。
その後、弁護士が来たと知らせを受けたウェリグは、弁護士など呼んでないと怒鳴り声をあげ、捜査官から聞きたいことがあると言われた弁護士も逃走。
弁護士は偽物だった。
そして、遺体に残されていた歯形が歯列模型であることを突き止めたアーデリア。
クラリスにそのことを話し、クラリスはすぐにクレンドラーに報告。
しかし時間切れだと言って取り合わないクレンドラー。
すると蛾の幻覚を見たクラリスは、衝動的にマグカップを払い飛ばして割ってしまう。
「当てつけか?」と聞くクレンドラーに、黒幕は他にいる、真実を隠すためにウェリグを殺しに来ると言って歯列模型を見せる。
クレンドラーにお願いし、ウェリグを取り調べるクラリス。
証人保護を適用すると持ち掛け、自分の推理を披露すると、誰がこんな仕打ち(歯形の噛み跡)を遺体にしろと言ったか教えてと迫る。
ウェリグは差し入れの缶ビールを一口飲み干し、初めて組むヤツで電話番号しか知らないと話し出すが、次の瞬間苦しみだし、口から泡を吹いて息絶えてしまう。
差し入れだと気付いたクラリスは、警官は誰も外に出さないでと指示。
すぐに差し入れを持ってきた男は警官ではなかったことも判明、弁護士は目くらましだった。
そしてレベッカも狙われるはずだと気付き、リハビリクリニックへ。
しかしレベッカの姿は既になく、ベッドの上には「ごめんなさい」と書かれたメモが!
ウェリグが口にした缶からは薬品が検出され、「君の陰謀説を追うしかないようだ」とクラリスと電話で話すクレンドラー。
マーティンが家に帰ると、キャサリンは部屋でマーティンの公聴会の様子の報道を見ていた。
そしてクラリスは再びカウンセリング。
カウンセラーに操られていると感じるクラリスは、自分より頼れる誰かを捜すと言って、彼とは決別。
席を立つのだった。
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感想 ~黒幕の正体はお預け~
私はドラマを観ていて常々思うことがあるんだけれど、今回もやっぱり思った。
雇い主を恐れながら黙秘していたウェリグだったけれど、結局殺されたよね。
なんで黙ってたら大丈夫やと思うんやろう。
容疑を否認して弁護士を拒否してそれで彼がどれだけの報酬を得たのかは知らないけれど、黙秘するのはやっぱりドラマだから?
別にいいんやけどね、予想通りだし。
そして姿を消した記者のレベッカだってそう。
なんで一人で姿を消した?
そんなに恐れているのになんで一人で逃げ切れると思うんやろう。
根拠のない自信ってやつなのか?
家族が心配だからとか、攫われた可能性だってないとは今の時点では言えないけれど、ドラマだからってわかってはいるけれど、いつもなんで?というモヤッと感が残ってしまう。
今回、臨床試験に関わる黒幕の正体はわからなかったけれど、そんなのは想定済み。
ただ、一つわかったことは、殺害についても細かく指示をしてくるなんて、注文の多い依頼人だってこと。
それともこれは何かのゲームなのかな?
注文が多いってことは、猟奇殺人を装って最初からクラリスを巻き込むことも計画のうちってことも考えられる。
そして、マーティン司法長官の娘のキャサリンは、バッファロー・ビル事件から戻って以来、部屋から出ようとしないようですね。
部屋で黙々と体を鍛える様子は少しホラーじみていました。
そんな娘の姿をずっと目にしていると、マーティンも気が滅入るんでしょうね。
娘は無事に戻ってきたけれど、本当の意味ではまだ戻ってはいない。
そう言いたくなる気持ちわかります。
それに戻る保障だってない。
一方、ずっとカウンセリングを続けてきたクラリスも、私を操らないでと言ってカウンセラーとは決別しました。
私もなんであのカウンセラーはクラリスを不安にさせるようなことを言うのかなぁと思ってはいたんですよね。
ただ、私はカウンセリングというものを受けたことがないので、なんとも言えない部分もあるのですが・・・
それにクラリスにハマってないっていうのもあって、クラリスはちょっと失礼かなぁ、と思ったりもするのです。
蛾の幻覚を時々見ているのは事実ですしね。
もし、カウンセラーの言葉に惑わされてるんだとしても、惑わされるような状態で捜査を続けても大丈夫なのかしら?
どっちにしろ、クラリスが危ういことに間違いはなく。
そのくせ自分の権利を主張したがる野心家。
今のところ、私の目に映るクラリスはそんな感じです。
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クラリス 第4話 光と影 あらすじ感想 - 夜更けに海外ドラマ