夜更けに海外ドラマ

海外ドラマのあらすじと感想を中心に、時々映画や国内ドラマの感想も書いています。

ロック・アップ/スペイン女子刑務所 シーズン1 #4 救いを求めて

あらすじ

マカレナのプランターからはSIMカードが盗まれ、アナベルからは24時間以内に借金を返済しろと迫られる。

一方ファビオは、パロマが殺されたのは自分が何も言うなと言ったからだと責任を感じ・・・

ネタバレと感想

再び父親が面会に現れ、シモンを脅し100万ユーロを要求したけれど、彼は逃げるように姿を消したことをマカレナに告げる。

するとマカレナは、ヨランダが隠した900万ユーロの手がかりを示したSIMカードを持っていることを父親に告白。

だけどその後、プランターを掘り返すとカードが無い!

しかもアナベルからは24時間以内に借金を返せと迫られる。

そしてスレマが懲罰房から監房へ戻ることになり、マカレナには護衛がつくことに。


一方。マカレナの家では父親が銃を持って警戒。

そこへ息子のロマンがやってくる。

父親は、マカレナが7年も収監されるかもしれないという不安から声を荒げてしまい、母親は泣いてしまう。

そしてその様子を撮影するスレマの仲間!


マカレナはというと、SIMカードを盗んだのはソレだと気づく。

だけどソレは、お金が欲しかったわけではなく、ただ娘を思い出させるマカレナのことが心配だったと話す。

これを手にしたら地獄から抜け出せなくなると言い、一度はトイレに捨てるも、マカレナはやっぱり慌てて便器からそれを拾い、「あなたは神に救われたけど私の救いはここを出ることよ」と言ってSIMカードを手にする。


一方、スレマは懲罰房を出たものの、他の囚人との接触は一切禁止。

次の日マカレナは、新しい看守長の目を逃れるため、シャワー室のトイレの汚物入れにパラシオスから盗んだ携帯を、取り戻したSIMカードをズボンの裾の折り返したところに隠す。

そして仕方なく服を脱ぎシャワーへ。

だけど戻るとタオルも服も盗まれていて無い!

かろうじてトイレに隠した携帯だけは無事。

その後マカレナは、リソスにアナベルの借金を今日中に返さなくちゃいけないことを相談。

すると携帯を預けてくれたら稼いであげるというリソス。

早速リソスは囚人たちに携帯を貸し出しお金を稼ぐ。


一方、服を盗んだのはアナベルだと他の囚人から教えてもらったマカレナ。

だけど運動場に出た途端、リソスの元カノにバスケットボールをぶつけられ、またまた医務室行き。

リソスが稼いだ520ユーロを届けにやってくるんだけれど、マカレナは明日まで医務室での監視下に置かれることに。

そこでマカレナは、監房に戻る許可をサンドバルからもらうため、彼に媚びることを選択。

化繊アレルギーの症状を見せるため上半身裸に。

するといやらしく診察するサンドバル。

マカレナはすかさず監房に戻る許可を取り付ける。

ただし、週に3回セラピーを受けに来ることが条件!


監房に戻ったマカレナは、アナベルに500ユーロを渡しSIMカードを帰してと言うと、もうすでに売ったと言われる。

それもよりによってリソスの元カノのサライに!

もちろん返してもらえるはずもなく、お前の全てを奪ってやると言われてしまう。


一方、ファビオは食堂でスレマを監視。

だけど殺されたパロマのことや残された双子の家族のことを思うと感情を抑えることが出来ず、パロマを突き飛ばして去って行く。

ファビオは悔いていたの。

パロマが殺される前に誰にも何も言うなと言ったのは間違いで、口止めしたから殺されたと責任を感じていたのだった。

スポンサーリンク

 

 

マカレナもだいぶ焦ってきたのか、ヨランダの隠した900万ユーロをマジで狙いにいってるね。

父親にアッサリ話すし、もうなりふり構ってはいられないって感じ。

だけど肝心のSIMカードがねぇ、よりによってリソスの元カノの手元にあるなんて、本当に運がない。絶対に返してもらわれへんで。

悔やまれるのがSIMカードをズボンの裾に隠したことよね。

なんで髪の中に隠さなかったんだ!って思った人はきっと多いはず。

父親の教えが生きてないぞ!

 

そしてこのドラマで一番いい人はたぶんパラシオス。

携帯は落としただけだと信じちゃってるじゃない。

あなたが会話した相手は塀の外のお姉さんではなく、塀の中のリソスだったって知ったらきっと落ち込むだろうな。

しかも塀の中でその携帯は大活躍!


一方で、闇に飲み込まれそうになってるのがファビオなのよね。

パロマの死の責任を感じてる。

たぶん誰が何を言っても自分を許せないだろうな。

そんな中での精一杯がスレマを突き飛ばすことくらいだったんだよね。

ファビオの怒りが凄く伝わってくる。


逆にマカレナは一皮剥けかけ?

刑務所で一皮剥けたらそれはそれでアカンとは思うんやけれど、外に出るという強い意志がちょっと何かを吹っ切ったよね。

気持ち悪がってたサンドバルへの色仕掛けもそうだし、ある意味リソスを頼るのもそう。

利用できるものはなんでも利用するつもりなのかな。

便器に手を突っ込んでSIMカードを拾った時点で腹は決まった?

まぁ、真夜中にトイレットペーパーに書かれた脅迫状を受け取るのとかは確かに嫌やけどね。

逆にトイレットペーパー巻き巻きしながら字を書くのも難しそうやよね。

ついにいい子ぶりっ子も卒業の時が来たのかも?

次回からはSIMカード争奪戦かな(。´・ω・)?