あらすじネタバレ
起
マーゴとジョシュは無事に仲直り。
ペニーは、ジュリアのお腹の子のことを見守りたいと言い、ジュリアも見守って欲しいと受け入れる。
そしてリプソンの診療によると、今は順調だが、交配種だし妊娠の加速は危険とのこと。←赤猿の月のせい
ジュリアが、地下牢を出るために意図的に精神異常を起こし今でも軽いぶり返しがあることを明かすと、定期的な治療でよくなると言う。
しかし安全に処置できるのはブレイクビルズの環境パネルのある場所だけ。
一方で、突然倒れたエリオットとフェン、ジョシュとマーゴはエネルギー体のエンバーに呼び出されていた。
差し迫る危機を警告するため、元国王の生き残りを呼び出したと言うエンバー。
復活した死者は不気味なだけでなく、命を枯らし触れるもの全てを汚染すると言い、何としても阻止しろと命令する。
すると星を丸ごと吹き飛ばすしかないというエリオット。
そこへアンバーのエネルギー体がやってくる。
フィロリーの民を救うために箱舟を造ってあるというアンバー。
フィロリーの全生物を一時的に避難させ、新しく完璧な世界へ連れて行けると言うのだ。
フィロリーを破壊し闇の王を倒せる?と聞くエリオット。
するとエンバーが星を壊すのは私だと言って、アンバーと平手打ちの応酬が始まる(* ´艸`)←なんでやねんΣ\( ̄ー ̄;)
そして意識を取り戻したマーゴたちは、何があったかをアリスたちに話していた。
避難させた人々の行く先は、世界の種を使い、新しいフィロリーを創ればいいというアリス。
ただし種はカップルのところ。
幸い、月のせいで彼らも魔術を使えないため、アリスは種を奪いに、ジュリアはページの解読を、マーゴたちは箱舟を取りに行くことに。
そこでバンクーバーにあるアンバーの家に行くために、ペニーは「静止チャーム」を外し、ハイメンを起こす。
アンバー邸
100年ぶりに生き返ったハイメンに、早速トラベルしてもらい、アンバーの家へと行くエリオット、マーゴ、ジョシュ、フェン。
しかし用が済むとぞんざいに扱われ不満気なハイメン。
アンバーの家には幽霊執事がいて、「入ってもいい?」と聞くと、「始まりは無だった」と話を始める。
それがフィロリーの聖書の「エンバーとアンバーの誕生」だと気付くフェン。
フェンがその続きを話すと、幽霊執事は部屋の中へとフェンたちを招き入れる。
そして「箱舟」というポケットワールドを取りに来たと言うと、幽霊執事はいくつかのポケットワールドを見せ、「真の使者なら本物の箱舟を見分けられる」と告げる。
ただし、間違ったものを選べば爆発するらしい。
フェンに向かってフィロリーのプロがやってみてというマーゴ。
しかしフェンは、自分たちで考えてと言ってその場を離れる。
アリスとケイディ
アリスとケイディは、カップルのことを聞くためにマリナに会いに行くが、そこには別人のようにいい人になったマリナの姿が(゚Д゚;)
今まで悪いことをしてきたけれど、それを改めるため催眠治療師に治療してもらったと言うマリナ。
カップルから世界の種を手に入れようとしていると知ったマリナは、調和的収束を利用してかつて自分も盗もうとしていたことを明かし、種はネーブという魔術師専用の秘密のホテルにあると話す。
そこの金庫は地球上でもっとも堅牢なもので、マリナたちは何か月もかけて偵察をし、強盗ブックなるものを作ったが、現在そのブックの行方は知らないらしい。
ブックの行方を調べるため、マリナは2人を連れて入院しているギャビンの元へ。←元図書館員
アリスとケイディは、ギャビンから強盗ブックはアナが持っていることを聞きだす。
ジュリアとペニー
ジュリアを心配するペニーは、ブレイクビルズの実験室から環境パネルを持ち出してジュリアの所へ。
しかしジュリアからは治療は数時間置きなのに、私を閉じ込めておくつもりと言われ言い争いに。
そこにハイメンが現れ、人の話を立ち聞きするなとペニーに怒られる。
アナ宅
マリナたちはアナの家を訪ね、強盗ブックを取りに来たと言うが、もちろん歓迎されない。←マリナにウソばかりつかれていたから
マリナはいい人間に変わったと言っても信じてもらえないため、使うのは私たちだと言うアリス。
でもそれもウソかもというアナ。
マリナはいい人間に変わったせいでブックには関わらないとウソをつけないため、アリスはマリナの治療術を解くことに。←ブックを使うのにマリナの協力は不可欠だから
ハイメン
静止状態に戻っていたハイメンを見つけたペニーは、ハイメンから今の率直な気持ちを打ち明けられる。
今の人生は楽しくない、体がなかったときは全てに関われたけれど、今はチョイ役だと不満を漏らすハイメン。
のぞく理由は孤独と性欲からだと言う。
ペニーは、隠れてたら誰とも絆は結べないと言い、ハイメンから静止チャームを取り上げると、誰かと会話して見ろと励ます。
結
ジュリアの前には再びブタの男(エフィンガム卿)が現れる。
トッドが役立たずだったため、ジュリアに冒険を授けると言いに来たのだ。
しかし、ポータルの木を使ってフィロリーへ来ているとか、全生物を連れ去り破壊するつもりだという話を聞いているうちに、フィロリーに終焉をもたらすのは、自分たちだと気付くジュリア。
ブタの男も終焉をもたらすのがジュリアたちだと気付き、フィロリーを滅ぼせば愛するものを失うと警告し帰って行く。
一方アンバー邸では、都合のいい時だけ友達扱いしたことをフェンに謝るエリオット。
フェンからはフィロリーを破壊する許可を求められても与えられないと言われるが、フィロリーの運命は君が決めるんだとフェンに迫る。
その頃、待ちきれないマーゴがポケットワールドに手を伸ばしたようで次々と爆発音が響いていた。
慌ててマーゴの所へ行き、正しいポケットワールドを手にするフェン。
それはタツノオトシゴの入ったポケットワールドで、エンバーとアンバーはこのお腹に人々を入れてフィロリーへ運んだとのこと。
そしてアナの家では、催眠が解けたマリナが私は関わらないと平然とウソをつき、アナから強盗ブックを手に入れる。
「幸せがいっぱい」と書かれたブックはアリスの手に。
一方、ジュリアからブタ男の話を聞いたペニーは、フィロリーが消滅するなら俺たちの計画は成功で朗報だと言う。
そして昼間の言い争いの件で互いに謝る2人。
検査で悪い結果が出たらと不安を口にするジュリアに、俺が心配なのは赤ん坊じゃないと言うペニー。
自分の母親にいろんな症状が出ていたことを打ち明け、自分の存在が母を壊したと罪悪感を抱いていた。
君をあんな目に遭わせたくないと言うと、検査も治療も受けると言うジュリア。
その後、ペニーの前にヘンリー17(←時間軸17のヘンリー)が現れる。←手には環境パネルが!
どうやって出た?と聞くペニーに、敵が多くなると結託される可能性があると助言するヘンリー17。
ペニーはカップルの仕業だと気付くが、そこへジュリアもやって来る。
ここで私を止めるかと聞くヘンリー17に、道を開け黙って行かせるペニーとジュリア。
何があったのかを聞くジュリアに、カップルは種とページと環境パネルを手にいれた為、急いで種を盗まないといけないと言うペニーなのだった。
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感想 ~マリナの変化にびっくりだけど、元に戻って一安心、やっぱりマリナは極悪人でないとね~
またしても現れたエンバーのエネルギー体、今回はアンバーまでもが一緒。ジュリアとペニーは妊娠のことで一抹の不安を抱え、アリスとケイディはマリナの元へ。
そしてとうとうヘンリー17に、逃げられるだけでなく環境パネルまで奪われちゃいましたね。
驚いたのは、フィロリーに終焉をもたらすものがジュリアたち自身だったってこと。
でも言われてみれば筋は通ってるしその通りよね。
だって人々を箱舟で救い、フィロリーを破壊しようとしてるんだもの。
その原因を作ったのは、死者を蘇らせようとしている闇の王だけれど、フィロリーをぶっ壊すつもりはないよね、たぶん(。´・ω・)?
そして調和的収束以来の登場のマリナ。
催眠治療でいい人間になったって言った時は、ウソウソウソって思いましたよ(* ´艸`)
でもどうやらこれがウソじゃないみたいなのよね。
しかし世の中うまくいかない、強盗ブックを手に入れるため、アナに関わらないとウソをつくために、その治療術をアリスが解いちゃうんだな。
ある意味鬼やね、アリス!
そしておかえりマリナ(〃艸〃)
やっぱりマリナは極悪人でないとね。
一方でちょっと切ない気持ちにさせてくれるのがフェンとハイメンなのよね。
ハイメンに関しては、エリオットたちの眼中にまるでないし、フェンでさえも軽く扱われているのは否めない。
ただハイメンは、100年も幽体でのぞき放題で過ごしてきたから、今後警察のお世話になるようなことが起きなければいいのだけれど(´-ω-`)
フェンに関してはもっと大事に扱われてもいいと思う。
友達同士のパワーバランスって難しいけれど、今回のフェンは例えるならば宿題を見せてもらうだけの関係みたいな扱いでちょっと可哀そうだった。
そしてフィロリーからの移住計画はどうなるんやろうね。
環境パネルまで盗まれた今、手駒が何もない状態のブレイクビルズ軍。
しかも種を盗むのに頼らなきゃいけないのが極悪人に戻ったマリナ。
裏切ってカップルに寝返ることも十分に考えられる。
フィロリーの破壊だって大変なはず、たぶん。
果たしてエンバーとアンバーは当てにできるのか(。´・ω・)?
カップルだって新しい世界を創ったとして、その目的はなんやろね。
ブタの男が言った、フィロリーを滅ぼせば愛する人を失うっていうのも気になる。
それって闇の王目線???
ならば闇の王がランスを失うってことで納得できるけど、たぶん全然違うんやろうなぁ。
残すところあと2話、どうなっちゃうんでしょうね。