ご紹介するのは、水10ドラマ「こっち向いてよ向井君」
第1話のあらすじネタバレと感想です。
あらすじ
主人公の向井悟33歳(赤楚衛二)は、母の公子(財年直見)、妹の麻実(藤原さくら)、麻実の夫の元気(岡山天音)と共に実家で暮らす会社員。
特に何が悪いというわけではないのだが、10年間恋をしていない。
というのも、元カノの美和子(生田絵梨花)にフラれたのが原因。
10年前、「美和子のことずっと守ってあげたい」と言って美和子を抱きしめる向井君だったのだが「守るって何から?守るって何?」と言われてしまい、自分が頼りないからだと自信喪失。
気付けば10年の月日が流れていた。
そして会社には派遣社員として中谷真由(田辺桃子)が入社してくるのだが・・・
久々にときめいて両想いだと勘違いしてしまう向井君。
しかし10年ぶりの恋はあっけなくフラれて終わるのでした。
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感想+α
理由があれば「守る」は有効?
義弟の元気(岡山天音)が店長を務めるスパイスバーで、常連客の坂井戸洸稀(波留)から「守るなんて言われたら見下されてるな~って思っちゃいます」と言われた向井君(赤楚衛二)は、ようやくこの10年間自分は考え違いをしていたのかと思い至るのだけれど・・・
向井君と洸稀の考え方は180度違ってるんだよね。
私が向井君がいちばんいけなかったのは「守る」って言ったことではなくて、「守るって何を?」って美和子に言われた時、何も言えなかったことだと思う。
それに「守る」って言われて「見下されてるな~」って思う女子は、少なからずこじらせているか、もしくはちょっと面倒臭いタイプかも、あるいは自信家?
「守るって何を?」と言った美和子ちゃんはごくごく真っ当だったと思う。
結局のところ「守る」って言葉が悪いんじゃなく、魔法の言葉か何かと勘違いして大したビジョンもなくなんとなく使っちゃうのがダメなんだろうな。
いつどこで誰に言われるかがいちばんの問題ってことなんでしょう。
胸に秘めてちゃ言わなきゃわからないって言われるし難しい。
罪な義弟(*`艸´)
義弟役の岡山天音君がいい仕事してました!
お兄さん狙いだよと囁き、義兄の向井君をその気にさせて(*`艸´)
ただ、悲しいことに全て向井君の勘違いなんですよね。
でも無理もない。
河西さんにご飯に誘われた中谷さんから、向井さんが行くなら行くと言われればドキッとしちゃうよね、勘違いをしても責めるのは酷だよね。
おかげですごくカッコ悪かった向井君。
でもね、勘違いした向井君、あのトーンであの場所で「付き合いますか?」はないと思うのよ。
本当に付き合いたいのならもっとなんかあるだろうと。
お手軽に済ませて楽にいこうなんて甘い!
中谷さん目線での答え合わせ
人間関係を円滑にするために笑顔を心掛けていた中谷さん。
河西さんから「お顔がタイプです」と言われ、ドキドキしていた中谷さん。
中谷さん目線からみれば、向井君は河西さんと2人きりはまだ恥ずかしいのでそのための緩衝材でしかなかったんだよね。
中谷さんに悪気はなく、それがかえって余計にちょっと切なさを増し、思わずドンマイ向井君!と思ってしまいました。
とってもカッコ悪かったですけどね(*`艸´)
洸稀のアンサー
元気のスパイスバーで「向井君てあんまり相手のこと考えてないんじゃない?」と洸稀のダメ出しを食らっていましたが本当にそうでした。
なんとなく流れに任せてうまくいったらラッキー的な感じでしたもんね。
スパイスバーの常連というだけでズバズバ言っちゃう洸稀ちゃん。
でも、環田一哉(市原隼人)から褒められただけでよろめいちゃう乙女なところもあり。
恋愛アドバイザーとしてはまだまだ経験が足りないのか?
ズバズバ言っちゃうけれど、自分のことはからきしダメな少しこじらせ女子なのか?
ただ、せっかく波留ちゃんが演じてくれているのに、今のところあんまり波留ちゃんに合ってる役だと思えない。
この先の展開次第だと思いますが、波留ちゃんの無駄遣いにならないことを祈ります。
最後に
田辺桃子ちゃんは「癒しのお隣さんには秘密がある」でヒロインを演じていますが、そちらのほうが魅力的。
韓国女優のAra(アラ)にちょっと似てますね。
第2話の感想はコチラ
こっち向いてよ向井君 感想 第2話 10年、キスもしてないの?してあげよっか? - 夜更けに海外ドラマ
主な登場人物
- 向井悟:赤楚衛二
- 藤堂美和子:生田絵梨花
- 武田元気:岡山天音
- 武田麻実:藤原さくら
- 向井公子:財前直見
- 河西翔太:内藤秀一郎
- 坂井戸洸稀:波留
- 環田一哉:市原隼人