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THE HEAD シーズン2 ネタバレ感想 第4話 - 夜更けに海外ドラマ
それでは、第5話のあらすじと感想です。
あらすじネタバレ
アーサーはエイミーと情事を楽しんでいた。エイミーは、研究メンバーに入りたいと言う下心があったようなのだが、アーサーが選んだのはアニカだった。
そして現在、嵐の中で漂流するアレクサンドリア号。
救助に向かっているナハシ丸が到着するのは13時間後の予定。
そんな中、アーサーの船室から銃声が2発鳴り響く。
みんなが駆け付けるとアーサーは右手から出血、グロリアは浴室で亡くなっていた。
浴室から出てきたところをグロリアに襲われたと証言するアーサー。
グロリアのポケットからはコワルスキーのカードが見つかり、コワルスキーとザックを殺したスパイはグロリアだったと結論付けられる。
しかしユウトは、グロリアが分子構造の違いに気付き、それをアーサーに報告に行ったことを知っていたためアーサーの言い分を全く信じることが出来ず。
部屋を訪ねて来たエイミーにそのことを打ち明ける。
するとエイミーはスパイはグロリアではなく自分だったと告白。
けれど誰も殺してはいないと言って協力を求め、500万ドルの報酬をユウトに提示。
早速コワルスキーのPCのところへ行く2人だったのだが、そこにはアレックがいてロックを解除できたことをすぐに報告しなかったことを責められる。
グロリアとグルだったのではと疑われたユウトは、一緒にPBR(培養装置)を作っていただけだと言い。
PCはアレックに持ち去られてしまう。
次に医務室へと行ったアレックは、レイチェルからアーサーの腕に酷いやけどの痕があるのを見せられる。
アーサーによると、ケガをしたのは6~7日前でラボで酸をこぼしたと言う。
けれどそのことを隠していた理由がわからず。
そしてアレックがアーサーに渡した銃の行方もわからなくなっていた。
一方、ユウトとエイミーはファイルをコピーし、完成したPBR(培養装置)の前にいた。
アーサーを欺くためにもう一つPBRが必要だと告げるエイミー。
その後ラボでは、PBRが完成に程遠いのを見たアーサーがイラつき、何とかしろとユウトを急かしていた。
その一方で実はエイミーがスパイなのではと警戒していたアーサー。
彼女の幼い子供たちの話を持ち出し、出資者は利益を守るためならなんでもすると言って暗にエイミーを脅す。
その後、レイチェルからグロリアが足に靴ひもを巻き付けていたと聞いたアーサーは、グロリアが安置されている場所へ。
そこにはアレックが待ち構えていて、グロリアの足には「犯人はアーサー」と書かれていた。
誤解だと言っていろいろと並べ立てるアーサーだったが、アレックは聞く耳を持たず。
救助が来るまで船室にいろと言い渡す。
チャーリーはというと、デッキに姿を見せ次々と救命艇を海に下ろしていた。
それを見たエリカは船員2人の所に行きすぐに止めるようにというも、2人とも酒を飲んでおり従わず。
しかも消えた銃を持っていたのは船員だった!
一方、ユウトとエイミーは藻を完成していたPBR(培養装置)に移し準備は整うのだったが・・・
実はユウト、PCを見ているときに11時9分に「データ送信中断」というのを目にしており、その時間からレイチェルを冷凍庫に閉じ込めたのがエイミーだと気付いていたのだ。
そのことをエイミーにぶつけ「僕も殺す気だろ」と聞くと「違う」というエイミー。
レイチェルを閉じ込めたことを認めるも、あくまでファイルをコピーするためで殺す気はなかったし誰も傷付けるつもりはないというもユウトは信じず。
結局もみ合いになり、エイミーはユウトを液体水素タンクで殴り殺してしまう。
そして船は突然エンジンが稼働(゚д゚)!
チャーリーがエンジンをオーバーヒートさせて船を爆破する気だと気付くエリカだったのだが・・・
マギーの動向
攫われた屋敷で目を覚ましたマギーは、白髪の女性からある取引を持ち掛けられる。
彼女は投資を募っている組織の代表として話をしており、ポラリス6での殺人、法廷での偽証を録画させてくれたらあなたの計画に干渉しないと約束。
彼女が守りたいのはアーサーではなくあくまで彼の地球を救うビジョン。
組織のイメージアップを図り資金を集めるのが目的らしい。
資金集めにアーサーの名前が必要だけれど、アーサー自身は不要で他の科学者が後を引き継ぐと告げる。
マギーに断るという選択肢は与えられておらず。
自分の素性、ポラリス6での殺人の罪をアーサーに着せたと認める動画を録画。
そして解放されたマギーは、アレクサンドリア号の行方を掴むのだった。
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感想+α
やっぱりクズ!
アーサーはやっぱりクズでしたね。
南極での任務の前のエイミーとの情事は、エイミーもアーサーを利用したいという野心があったようだからお互い様のようだけれどそれ以外のことは・・・
グロリアに襲われただなんて大ウソつき!
浴室に逃げ込んだグロリアを銃殺したことにはちょっと驚いたけれど、同時にアーサーの憶病さも感じました。
殺さないと解決できないところが、本当に研究のこと以外はダメダメなんだなぁと。
南極で起きてしまったことに対しては、罪を着せられたという被害者意識しかなく、そのことがより一層悪い方向へと向かわせているみたい。
増える殺人者!
まるでリレーのように殺人者がタッチ交代。
コワルスキーとザックを殺害した第一走者の犯人はまだ明かされていないけれど、オスカル、船長のルノー、コックのワンさんを殺害したのはチャーリー。
3番手はグロリアを銃殺したアーサー。
そして4番手がユウトを液体水素タンクで撲殺したエイミー。
ただ、船長のルノーが本当に死んでいたのかどうかがまだちょっと信じきれないんだよね。
出資者
今回のアレクサンドリア号でのプロジェクトは、投資家たちによって支えられていたんですね。
白髪の年配女性はそれを取りまとめる組織の人物でした。
そしてマギーを攫った彼女の言い分というのが、アーサーに決して負けないくらい勝手なもの。
大金が動いてる分より性質は悪いかも。
結局のところ、アーサーの研究に大金を集めたけれど、まだちょっと集まりが悪いから投資家たちにお金を出資させるために、アーサーは無実でしたっていうマギーの証言が欲しいってことですよね。
マギーがその証言さえしてくれれば後は好きにしていいよっていうか、むしろアーサーを始末してほしいくらいの勢い⁉
アーサーがどれだけ天才であろうと使い捨てる気でいるようです。
犯人は???
すでに殺人犯が3人確定しているわけだけれど、肝心のコワルスキーとザックを殺害した犯人がまだ明かされてないんだよね。
グロリアを銃殺したアーサーが怪しいっていうのも十分わかるんだけれど、それでもやっぱり私はレイチェルが怪しいと思う!
最後に利を得るような気がするんだよね。
エイミーは確かに研究を狙ったスパイだったけれど、ユウトを殺した後の余裕のなさを見る限り、犯人だとは思えない。
そしてもう一つ気になるエイミーの雇い主。
矛盾するとは思いますが、こちらも白髪の女性なのでは?という考えが浮かびます。
予想ガイ
驚いたのはチャーリーの行動でした。
エリカがいうように船の爆破を狙ってるのだとしたら、ちょっと大胆過ぎて本当にチャーリーの考えなのかどうかと疑ってしまいます。
先に救命艇を海に放流するあたりなんかは、計画的すぎてチャーリーっぽくない気がするんですよね。
最後に
ユウトがエイミーに撲殺されたのも意外でした。
いよいよ次回が最終話ですが、船の生存者はまだまだ多いので何人かは亡くなるのではないかという予感もします。
そしてマギーは間に合うのか⁉
アーサーとどう決着をつけるのかも気になるところです。
第6話(最終話)の感想はコチラ
THE HEAD(ザ・ヘッド) シーズン2 ネタバレ感想 第6話(最終話) - 夜更けに海外ドラマ