あらすじネタバレ
#15 違和感
ラチを連れ船内を警戒するプル。
甲板でアンビ王子をみかけ、誰か通ったかと聞くが誰も見ていないと言う返事が。
アンビにここを見張ってくれと言うと、ラチと一緒にハスティを捜しに行く。
そして浴室の前に立っているハスティを見つけ、ヴィシュッディはどこだと尋ねる。
沐浴中だというハスティ。
するといないはずだと言ってカーテンを開けるプル。
しかしヴィシュッディは沐浴中だった( ゚Д゚)←ちゃんと戻ってた
謝罪するプル。
何があったのかと聞くラチだったが、プルは何もないと言う。
一方、ダレイオスはアレクサンドロスに対してファルスを使い策を弄していた。
兵を連れてアレクサンドロスのキャンプに紛れ込むファルス。
アレクサンドロスが戦場となる場所へと視察に出かけると、ファルスは作戦を開始する。
海岸で対岸にいるダレイオスの陣営を見つめるアレクサンドロス。
数日来の雨で地面が湿っていたこと、キャンプを後にするときに見た兵で、ただ一人ファルスの足が汚れていたことを思い出す。
敵陣の兵はこちら側に来ていると言って慌ててキャンプへ戻るアレクサンドロス。
その頃キャンプでは、兵たちが戦っていた。
アレクサンドロスが戻った時には、大勢の兵が犠牲となり、キャンプには火が放たれた後だった。
そして重傷を負った兵の手には、ダレイオスからの書簡が握られており、そこには「私からの贈り物を受け取れ」と書かれていた。
一方、プルはヴィシュッディを疑惑の目で眺めていた。
ラチからは昨晩は何があったの?と詰め寄られ、何かがおかしいというプル。
少年は家族を失ったばかりで悲しそうだと話す。
それなら私たちが慰めましょうというラチ。
そしてダレイオスのところに戻ったファルスだったが、様子がおかしく、ダレイオスに外をご覧下さいと言うのだった。
#16 マラヤ
ダレイオスが外を見に行くと、そこには兵士の死体が散乱していた。
アレクサンドロスがわざわざ運ばせたもので、旗にはメッセージが!
「兵は全員返す、お前を討つのに不自由はない」と書かれていた。
怒りに震え旗を放り投げるダレイオス。
一方、プルは少年を元気づけようと、少年から見える場所でラチと硬貨の入った器を当てるゲームを始める。←硬貨を隠すのはプル
しかしラチは当てることができない。
そこへハスティとアンビ王子も現れ参戦。
3人がそれぞれ器を選ぶが、そこへ少年も現れ器を選ぶ。
プルがその器を開けると、そこには硬貨が入っていた。
4人からすごいと言われ笑顔が戻る少年。
面白くないヴィシュッディ。
その後、甲板で少年の世話をするプル。
そこで名前を尋ねると、少年はマラヤだと答える。
するとプルは大きな山と同じ名前だと言って。マヌという王の伝説の話をする。
世の終わりが来るというお告げを聞いた王が船を作り、あらゆる生き物のつがいを船に乗せたと言うお話。←インド版ノアの箱舟
そして最後に行き着いた場所こそがマラヤ山だと言う。
厳しい災難にも負けないのがマラヤの山だと言うと、災難は不意に起こると言って聞かせるプル。
人生はお前に試練を与えるが、山のごとく堂々と立ち向かい戦え、マラヤの名が現すようにと言う。
心を許した少年はプルに抱き着く。
その様子を見ているヴィシュッディ。←もちろん狙ってる
プルの背後に迫るが、マラヤがそれに気づき、わざと咳き込む。
振り返るプル。
ヴィシュッディはプルに礼を言い、弟の傷に薬を塗ると言って連れて行こうとする。
するとプルの手を握るマラヤ。
プルはマラヤに「俺の言ったことを忘れるな」と言ってマラヤをヴィシュッディに返す。
一方、アレクサンドロスは兵を引き連れてダレイオスの元を目指していた。
みんなが不安を感じていることを察知したアレクサンドロスは、ゴルディオスの結び目を解いた時とは風向きが違うと思っているな?と聞く。
するとへファイスティオンがダレイオス軍に比べて我々は小勢、その上、奇襲をかけられ兵が臆していると言う。
クレイトスも同じ意見のようで、イッソス行きは中止し宿営地へ戻るべきだと進言。
しかしアレクサンドロスは、崖の橋を渡りきったところでその長い橋を燃やしてしまう!←退路が断たれた
戻りたくば道は一つ、イッソスの勝利だと言うアレクサンドロス。
命をかけて戦を制す、戦わずして岐路にはつけぬと言うのだった。
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感想 ~カーテンはプルではなくラチが開けるべきよね~
ボロが出ているのか出ていないんだかよくわからないヴィシュッディ。
プルは彼女を疑っているようだけど、決定的な瞬間をとらえていないのよね。
彼女のことを怪しむのはきっと勘なんだろうけど、浴室のカーテンを開けるのはラチに任せるべきやったね。
あれじゃあ、大胆な覗きですやん。
私はヴィシュッディは暗殺者だって知ってるからいいけど、ラチとかはまだ知らんしね。
そして気の毒なのは怯えきったマラヤ。
プルの手をギュッと握ったのに、ヴィシュッディに返しちゃうなんて、ちょっと酷くない?
あんなに怪しんでいるのに返しちゃうんだ、って思った。
もういい加減ヴィシュッディで引っ張りすぎやから、そろそろカタをつけてもらわんとね。
一方、ダレイオスの作戦はなんかセコイ!
言ってることはデカいのに、真っ向勝負の前に、相手の陣地に忍び込んで兵を殺害だなんてやっぱりセコイ。
まぁ、アレクサンドロスが死体はしっかりと返品したけどね。
これしきのことでアレクサンドロスがしおしおにになると思うなよ、って感じ。
でも残念なことにアレクサンドロスの兵たちを弱気にする威力はあったんだよなぁ。
でもね、あなたたちの大将のほうが怖いのよ。
橋を燃やして退路を断ち、命をかけて戦えと鼓舞するアレクサンドロス。
ダレイオスの仕打ちにドS魂が疼いたとか?
元より、マケドニアを出てから勝利を手にするまでは戻らないって言ってたもんね。
ドラマ見てると忘れそうになるけれど、アレクサンドロスはプルと同い年。
まだ20代前半。
そう考えるとやっぱり凄いね!
こうなってくると、ダレイオスへの辱めが早く見たい!
いよいよ出会っちゃうのねあなたたち。
こっちは盛り上がってきましたよ(〃艸〃)ムフッ