あらすじネタバレ
第37話 タクシラへ
オリュンピアスに催眠術にかけられたアヌスヤは、味方を欺き、託された密書を鷹に付けてタクシラへ飛ばす。
一方、プルとラチはアンビ王子が書状で知らせてきた場所を見に行く。
アンビ王子の警告が、タクシラからパウラヴァへと続く橋だと知り、隊の重みで崩落させようというプル。
そこで男を後ろから羽交い絞めにすると、それはダスユ王だった。
驚くラチ。
ダスユ王はスメルの名誉を回復するためだと言うが、プルは敵の架橋に協力するのは国賊の行いでは?と問う。
するとアレクサンドロスに協力するのは架橋だけで、戦には助力しないというダスユ王。
望みはアヌスヤ王太后の引き渡しだけ。
架橋を再考するようにと言うプルに、アヌスヤを引き渡すか、スメル殺害の正当性を示せない限り架橋は続けると言う。
それに対し、パウラヴァは王太后も渡さず、スメル殺害の論拠も示さないと言うプル。
パウラヴァ国王として宣明するとし、あなたに残された時間は1日で、壊さぬ場合は明日、私が来ると言い、その時は橋を壊すだけではなく、家族の絆を断つことになると言うのだった。
第38話 治者の心
アレクサンドロスは、母国の旗の影を踏んだ兵士が、ペルシャへの書状を携えたスパイだと気付く。←マケドニア兵なら母国の旗の影を踏んだりしないから
剣を抜いた兵士を、アレクサンドロス自ら瞬殺(゚д゚)!
その兵が持っていたペルシャへの書状には、バルシネが満月の夜にヒンドゥークシ山脈よりペルシャに向かうことが書かれていた。
一方パウラヴァでは、ダスユが架橋していたと聞いたバムニが、直ちに破壊すべきだと意見する。
しかし猶予を与えたのには訳があるというプル。
過ちは誰しも犯すものだと言い、ダスユ王は架橋をやめると信じていると話し、過ちを認めない時は死をもって償わせると約束する。
タクシラでは、アンビ王子がパウラヴァからの伝書の鷹を見つけ矢で撃ち落とすが、書状が見当たらない。
書状は別のところに落ちていて、アレクサンドロスはその横を通るが気付かずスルー。
そばに落ちていた金貨だけを拾う。
必死で書状を探すアンビ王子。
そこへアンビ王が現れる。
アンビ王子は、アレクサンドロスに投獄されたことへの恨み言をいい、父上はアレクサンドロスの下僕になったと侮辱。
アンビ王は、投獄を見て心は荒れたと言うと、アレクサンドロスとは早々に離れると告げる。
アレクサンドロスと決別すると言う言葉を聞いて喜ぶアンビ王子。
そこへアレクサンドロスが現れ、その願いを叶えるのはいささか難しいと言うのだった。
スポンサーリンク
感想 ~どうなる、架橋の行方?~
ダスユが架橋に協力してることが明るみになったわけだけど、あの場で何もしないっていうのは、なんかプル甘くない?
ますますいきなり殺害されたスメルが気の毒に思える。
しかもアヌスヤは渡さないし、証拠も示さないだなんて、若干横暴。
スメルは確かに国賊だったけど、両親からしたら可愛い息子。
しつこいようだけど、やっぱりラチが物分かり良すぎるのよね。
それが真実なんだろうと認めることと、心が乱されるのは違うんじゃないかと思うんだけどな。
そしてダスユの架橋を知ったバムニは怒ってたけど、私の中でいちばん過ちを犯してるのはバムニだからね!
バムニには偉そうに意見する権利はない!
プルの話に感心してたけれど、だからあなたとは違うのよ。
一方で、ラチは複雑な心境よね、ダスユ王が架橋をやめない時、プルはダスユを討つって言ってるんだもの。
まぁ、でもここはプルの言う通りで、ダスユ王は架橋をやめるのかな?
そしてそして、タクシラにいるアレクサンドロス。
パウラヴァのスパイを一発で見抜くなんて流石やね。
でもこれでバルシネの移動日時がバレてしまったから、きっとアレクサンドロスに捕獲されるんやろうな。
アンビ王子もなんか予告編でえらいことになってたから、アンビ王のアレクサンドロスから離れるっていう話はひっかけだったのかも?
だとしたら酷いな、アンビ王!
そして前々から思ってたんだけど、チャーナキヤは絶対プルとよりアンビ王とのほうが気が合うと思う(;´・ω・)
母国を巡って袂を分かつことになったけど、2人とも悪い考えをするの好きそうやしね(*`艸´)ウシシシ