あらすじ
#56 戦略
プルが現れないことにいら立つシヴダット宰相は、スメルを殺そうとする。だけどスメルは命乞いをし、プルは来ているはず、符号を残しているはずだと訴える。
そしてその頃、プルは闘技場にいた。
#57 生死を懸けた戦い
マケドニアではオリュンピアス王妃がゼウスの像の前で怪しい魔術を行っていた。すると眠っているアリダイオスに忍び寄る一匹のヘビ。
一方、闘技場では最後のパウラヴァの兵士となったカニシカ王子が戦っていた。
#58 力とプル
闘技場に降り立ったプルに待ったをかけたバムニ王。だけどダレイオス王が出場に異論はないと言い、バムニ王も出場を許可する。
しかし出場を許可したダレイオスには別の思惑があるようで・・・
#59 黒魔術、効果を表す
自分の魔術がアリダイオスに効いているかどうかを確認するオリュンピアス王妃。王妃が黒い布を強く握ると、アリダイオスは手の震えが止まらなくなる。
一方、闘技場ではプルがペルシャの最強戦士と戦っていた。
#60 複雑な感情
仮面の戦士がダスユのプルだと知り怒りを露わにするバムニ王。
するとプルは、インド全土を守るのが真の守護者だと言い、俺はインド人として勝負に挑んだと自分の考えを述べる。
そしてパウラヴァに来た目的を聞かれた為、「呼ばれたから来た、求めに応じただけだ」答えるのだったが・・・
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ネタバレと感想
シヴダット宰相としてはプルをバムニ王には会わせたくない。だけどもうプルは闘技場に来ているのだよ。
そして闘技場では、ペルシャの戦士が二人敗れ、次にでてきたのはファルス。残るパウラヴァの戦士を全て倒し、最後の戦士となるカニシカ王子と対戦することに。
ファルスはダレイオスからカニシカ王子を殺すようにと命じられていたΣ(゚Д゚)
だけど勝負に勝ったのはカニシカ王子。
しかもカニシカ王子は、「競技だ、戦ではない」と言って、ファルスの命を奪うことはせず、紳士的に試合を終わらせる。←初めてちょっと見直したぞ!
だけどファルスは屈辱やろうね、自分は殺す気満々だっただけに救われるなんて。
でも次の試合でカニシカ王子は絶体絶命。妻やシヴダット宰相が競技を終了させるようにとバムニ王に進言しても、バムニ王は国の名誉を守るために戦っている戦士だと言って聞き入れない。
するとカニシカ王子が殺される寸前にプルが名乗りを上げ闘技場に降り立つ。落ちていた仮面をつけて「母国を侮辱するものは許さない、母なるインドの大地の子が受けて立つ」と言い放つ。
スメルを捜しに行かないといけないのに、黙ってられへんかったんやなぁ。そしてそんなプルをハスティが闘技場で見張ってるんよね。
その上、バムニ王には待ったをかけられるんよな。
何者かを問われ、「母国のために胸を張りペルシャ人に立ち向かうものだ」と答えるプル。
出場は許可できないとしたバムニ王だったけれど、ダレイオスが出場することに異論はないと言い、出場が認められることに。
だけどダレイオスの思惑は、バムニに恥をかかせ民から全ての希望を奪いたいというもの。プルが負けると思ってるのよね。
それにしてもカニシカよ、仮面をつけているというだけでプルだと気付かないもんかね、あんなに至近距離にいて支えてもらったというのに。
そしてプルは2人の戦士を倒し、とうとう最後に残った最強ののペルシャ人と戦うことに。
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一方マケドニアでは、オリュンピアス王妃がゼウスの像の前で怪しい魔術を行っていた。
そして、魔術がどれほどアリダイオスに効いているのかを確認することも怠らないオリュンピアス。黒い小さな布切れをギュッと握るとアリダイオスは手の震えが止まらなくなる(゚Д゚;)
アレクサンドロスは、オリュンピアス王妃がアリダイオスに何かしたのではないかと疑い追及。
だけどオリュンピアス王妃は、私が案ずるのは我が子のみと言って白を切る。
アレクサンドロスの男っぷりはどんどん上がっていくし、オリュンピアスも嫌いじゃない。いや、むしろ好きだ!
そしてパウラヴァでは、失礼な言動が止まらないペルシャ人の最強戦士をプルが破り、パウラヴァが勝利。歓喜する民。
バムニ王はダレイオスに勝負はこれが最後だと釘を刺すことも忘れない。
そしてプルに名を明かせと呼びかけると「陛下が面会を望んだ人物だ」と言って仮面を取るプル。シヴダット宰相はドキドキやね。
するとバムニ王はダスユが紛れ込んでいたことに激怒。観客たちもダスユを懲らしめろと声を上げる。
見事な手のひら返し、ついさっきまでは勝利を称えていたのに、ダスユと知るや罵声を浴びせるなんて。インド人としての尊厳を守るために戦ったのに。
プルがパウラヴァを守ったのに、プルがいなかったらパウラヴァをペルシャにもっといいようにされてたのに、もっと感謝されていいはず。
だってプルにはパウラヴァを守る義理なんてなかったんだから。
しかも追われる身。アホなスメルは助けなあかんし、出来の悪いハスティはストーカーのように張り付いてプルを貶めようとしてる。
アヌスヤの心配もしないといけない。
でももうすっかりプル自身は白日の下にさらされてしまった。
そこでバムニ王から発せられた言葉が「目的は何だ?」
プルとしては「呼ばれたから来た、求めに応じただけ」としか答えようがないわなぁ。
そこで堪忍したのがシヴダット宰相。私が呼び寄せたとバムニ王に言い、あのダスユを確保するまで王座につかぬと王が言ったからだと上手いこと言い訳。
話の続きは議事堂ですることに。
そしてインドの勝利宣言をして閉会を告げるバムニ王。
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一方、隠れ家から出てしまったアヌスヤは、闘技場から兵に連行されるプルを目撃し、後を追う。
シヴダット宰相がプルを牢にいるスメルのところへと連れて行くと、俺の命を助けてくれと訴えるスメル。←詫びのひとつもないんかい
シヴダット宰相が、頭のおかしな女(アヌスヤ)と交換だとプルに言うと、2人の関係を聞くプル。だけどそんなの教えてくれるわけないよね。
交換を拒否すると、シヴダット宰相はスメルに拷問を加え、決断に迷う猶予はないとプルに迫る。
そこへプルを追ってきたアヌスヤが飛び込んでくる。←王宮の警備はどうなっとるねん!
シヴダット宰相を見て何かを思い出せそうで思い出せないいつものパターンのアヌスヤ。
一体それはいつまで続くんやろうか?
もういい加減そのパターンには飽きてきた。でもシヴダット宰相にとってはその方が都合がいいのかな。
今のところアヌスヤの素性を知るのはシヴダット宰相のみ。まだまだアヌスヤに振り回されそうやなぁ。