あらすじ
#11 ファルス、火種を起こす
海辺ではハスティのプルに対する暴力が止まらず、ハスティの手引きでダスユへとやってきたファルスは、着々とダスユを破壊する準備を進める。
そしてパウラヴァではアヌスヤとカディカ王妃が対面し・・・
#12 アレクサンドロス、マケドニアに帰還す
帰還したアレクサンドロスを大歓迎する民たち。そこでアレクサンドロスはマケドニアは発展し拡大を続けると演説する。
一方プルは、捕らえたファルスをパウラヴァへと連れて行くのだった。
#13 父親たちと息子たち
バムニ王の前にファルスを突き出したプル。ダスユの地で何があったかを話し、バムニ王に罰するようにと進言する。
一方マケドニアでは、フィリッポス王がアレクサンドロスに剣での勝負を挑むのだった。
#14 隠された真実
フィリッポス王はペルシャを征服するつもりだと言い、自分が留守の間、マケドニアを守るようにとアレクサンドロスに告げる。
一方パウラヴァでは、アヌスヤがプルに何を隠しているのかと追及、真実を話さない訳を聞くのだった。
#15 王座への導き
プルを王子として紹介するため、明朝の会合に出席するようにと言うバムニ王。
一方マケドニアでは、フィリッポス王を倒したいと言うアレクサンドロスに、オリュンピアス王妃が助言を与えていた。ただ殺すのではなくきっぱりと終わらせ、完全に葬り去るようにと。
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ネタバレと感想
ハスティは本当にもうどうしようもないな。
プルに対し、兄弟じゃない、お前は敵だ!今日決着をつける、お前を焼き殺す、と言って、無抵抗のプルに対し殴る蹴るの暴力が止まらない。
俺にとって殺人者だ、って言った言葉←その言葉はそっくり帰すっちゅうねん。お前はダスユに何してくれてん(゜д゜メ)
一方パウラヴァでは、気色悪いくらいのバムニ王とアヌスヤの熱々ぶり。
プルの帰還を願うというバムニ王に、「あの子は決して責務を放棄しませぬ、人生の目的を果たします」というアヌスヤ。←そうでしょうよ
そしてダレイオスがこの国を統治しようとしていると警告するも、今はただ、2人をそばに置いておきたい、謝罪を強いたことを許して欲しいと謝るバムニ王。
見つめあい抱き合う2人
そこへカディカ王妃がやってくる←その時のアヌスヤの顔・・・なんかイヤやなぁ!
カディカ王妃はちょっと悲しそうな顔をしてたけれど、「あなたはパウラヴァの王妃です」と言って、ちゃんと侍女たちに身支度の準備を持たせてた、偉いわ。
カディカ王妃にはこのままのいい人でいて欲しい。
一方ダスユでは、とうとうファルスが火を放ち、火はあらゆる方向へと延びて行き爆発。怪しい人物がいるのに気づいたダスユの王が巻き添えとなり吹っ飛んでしまう。
あたりでは、パウラヴァ兵の仕業だと言ってみんなが逃げ惑っていた。
そして吹っ飛ばされた王を見つけたプルとラチたち家族。
王は瀕死の状態で、向こうへ逃げていったと指をさす。すると走り出すプル。
パウラヴァ兵に扮した怪しい人物を捕らえてみると、正体はファルスだった。そしてアヌスヤの言葉を思い出す。
真の敵はペルシャ人
プルはファルスを連れてパウラヴァへと戻り、そのことがダレイオスの耳にも入る。
一方ダスユでは、王が意識を取り戻し喜ぶラチたち。プルがいないことにここで初めて気づく。
そしてパウラヴァ、晩餐の席では正装したアヌスヤが遅れて登場。
見つめ合うバムニ王とアヌスヤ←どんだけ見つめ合えば気が済むねん、なんかイラっとする。
気分を害したカニシカ王子は席を立つ。←気持ちはわかる
すると「カニシカ」と呼び止めるアヌスヤ。
「気持ちはわかる、交友でも家族でも変化になじむには時間がかかる。プルと私がいても私たちの関係や権利は変わりない、安心して」と話す。←できるわけないやろ、私たちの権利って言葉が、次の王はプルよ、ウフフって言ってるみたいや!
そこへファルスを連れてプルがやってくる←ファルスはさんざんプルに暴力を振るわれてボロボロ
驚くバムニ王に待ち人が来てからだと話すプル。
そしてダレイオスが登場!
待ち人が来たと言って、プルは「臣下たちが王の許可なく行動できるのか」と追及、バムニ王も許可なくパウラヴァの衣を来た目的をダレイオスに尋ねる。←焦るファルス
ダレイオスは許可した覚えはないと白を切り、その上で、王子への私恨では?と話す。
すると「ありませぬ」とアヌスヤ←やっぱりしゃしゃり出てきたね!
ダレイオスが企て、保身を図っていると訴える。
しかしプルは「ファルスがいたのはダスユの地、去るように言ったが泥酔していて俺に無礼を働いた、そして母であるパウラヴァ王妃を侮辱したため憤慨しここに連れてきた」と話し、バムニ王に罰するようにと求める。
「策略だと思っていたが私恨と聞き、ファルスは俺との不和を解決しに行った、ファルス、俺の話は正しいか、誤りか」と聞くプル。
「事実です、相違ありません」と答えるファルス。
そしてにらみ合うプルとダレイオス
「何かおっしゃることは?」とバムニ王に問われたダレイオスは、どんな罰でも受けさせると答える。
それに対しバムニ王は「プルが適切に罰したようだ」と言うと、プルも「ファルスは罰しました」と同意。
そして、母を侮辱したのはファルスだが、その責任はダレイオス王にあると言って、アヌスヤへの謝罪を求める。
王子は正しいと言って、アヌスヤに謝罪するダレイオス。
一方ダスユでは、爆破はプルの仕業だと思われていた。
ラチはプルじゃないと力説するも受け入れられない、それはプルが今ここにいないから。
王妃は全てが灰にされ怒っていた。
プルはいずれ正式に王子となる、我々はダスユ、プルは決して同胞になれぬ、プルを忘れよ、遠ざけたほうがお前が無事でいられる、とラチに話す。
そしてプルには必ずこの報いを受けさせると言う王妃。
ニヤリとするハスティ←ほんまに最低やな
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一方、納得のいかないアヌスヤは、プルを居室に連れて行き隠していることを話せと迫る。
プルがダスユの地が破壊されたことを告げると、陛下に話せというアヌスヤ。
でもプルの意見は違っていて、ダスユは国の敵だったから敬意を表すだけだと言う。
バムニ王に信頼してもらいペルシャ人を追放するには、戦術が必要だと言い、プルは任務を完遂する、信じて欲しいと話す。
一方ダレイオスは、鼻息の荒いモーセに、アヌスヤへの謝罪は政治上の駆け引きだと言い、厄介なのはポロス(プル)で、この国で初めて出会った難題だと話す。
プルを見張り全てを報告するようにとモーセに命じていると、そこへプルが現れる。
そしてその必要はない、次の一手を伝えに来たと言い、
「俺たち二人の対決だ、誰も介入できない」と告げる。
すると本性を現したダレイオスは、「お前の国を統治したい、世界最大の帝国の民になれるお前は幸運だ」と言い出す。
それに対しプルは、「インド人を理解していない、我々があなたのようであればインドが世界最大の国になっていた、ペルシャの一部になるなんて興味がない」と言い放つ。
しかしダレイオスは、「お前の許可など必要ない、お前は私の前でひれ伏すか死ぬかだ」と応酬。
プルも負けてはいない、「インド人を殺すどころかインドの鳥の羽も手に入れられぬと言い、去らなかったときは俺がペルシャ人を追放する」と宣言する。
一方、プルの行いが正しいのかどうか半信半疑のアヌスヤの元に、バムニ王が訪ねてくる。←顔中の筋肉が切れたんかってくらいの緩い顔でね。
バムニ王はプルが隠し事をしていることに気付いていた。
そのことについてアヌスヤに尋ねるも、「プルは自分で問題を解決できます、それに話しても無駄、どのみち陛下はペルシャ側につく」と言う。
それは誤解だというバムニ王。
でも今ペルシャ人を追放しないバムニ王にアヌスヤは不満があるんだよね。
21年間で一番変わったのはあなたの視座だというアヌスヤ。アヌスヤらしい正論でバムニ王を追い詰めていくんだなぁ。
そしてバムニ王が放った一言
「ペルシャ人と商いを初めて21年、今日まで問題はなかった!」←何も知らんだけやけどね
するとアヌスヤ「つまり私が問題を運んできたとおっしゃるのですね」←ある意味そうとも言える、と思う!
だけどバムニ王は、宰相をむやみに信頼し欺かれたことで、同じ過ちは犯したくないっていう気持ちが強いんだよね。
そして去ろうとするバムニ王の前にプルが現れる。
そこで、民は21年前に消えた王子に会いたがっている、明朝の会合に王子として出席するようにと命じる。←プルは一言も発せず!
一方、マケドニアに帰還したアレクサンドロス。民たちは大歓迎し、アレクサンドロスコールが止まらない。←フィリッポス王は歓迎するふりだけ
「この国に尽くすため戻った、世界屈指の大国が小さく見えるほどマケドニアは領土を拡げる、時代が移り変わっても世界はマケドニアを決して忘れない」と演説する。
そして予言者は、「時が来ればフィリッポスは転落する、全てを失う」とオリュンピアス王妃に耳打ち。
その後、宮廷で兵士たちと剣で勝負するアレクサンドロス。←もちろん無敵
アレクサンドロスの人気にイライラするフィリッポス王は、アレクサンドロスに勝負を挑む。
言葉では楽しもうって言ってるけど、宮廷に響くアレクサンドロスコールにかなりイラついてる模様。
そして熱戦を繰り広げる2人。
しかしフィリッポス王からインドという言葉を聞き、「どこで勝利しようとお前の未来が定まるのはインドに到達したとき」と言った予言者の言葉を思い出したアレクサンドロスは、隙をつかれフィリッポス王に敗れる。
アレクサンドロスに剣を向け、「私はペルシャを征服し、お前はマケドニアを守る、しかしマケドニアの支配者は私であり続ける」というフィリッポス王。←フィリッポス王コールを聞き、満足気(´艸`*)
その後、フィリッポスという大木をを倒したいとオリュンピアス王妃に話すアレクサンドロス。
「ただ殺すのではなくきっぱりと終わらせなさい、完全に葬り去るのです」というオリュンピアス王妃。
そして「クレオパトラは女児を産んだ、そなたが王座につくのを阻む者はおらぬ」と言うと、「フィリッポス王の悲しむ顔がみたい、娘の誕生を祝いに行こう」と言って、アレクサンドロスの手を引く。
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一方パウラヴァでは、プルの前で涙を見せるアヌスヤ。←そんなに弱くないやろ、悔し涙か!?
それを慰めるプル。
「母上は一人ではない、俺が共にいます。ダレイオスには警告をした、追放した後はダスユを攻撃した罰を受けさせる」と話す。
すると命を狙われるのでは?と心配するアヌスヤ。
でもプルは、「それでいい、奴の本性を暴いてから潰したい」と言い、「明朝の会合前にバムニ王は俺を王子と宣言する、その時ダレイオスの退去が確実となる、奴には鳥の羽すら与えぬ」とキッパリ。
一方ダレイオスも策を練っていた。
バムニ王が、プルやアヌスヤの言葉を信じ始める前に、この勝負にけりをつけるとモーセに話す。
そしてバムニとアヌスヤとプルが我々にとって脅威となる前に殺さねばと言い、プルを憎むものたちを利用しようと考える。
ダスユでは、ハスティ母子には出て行ってもらうと王妃が宣告。
しかしハスティは、命令には従うが、プルへの報復が先だと言い、去る前に報復させて下さいと訴える。
「真相を知る前にプルを疑わないで」と意見するラチ。
でも王妃は耳を貸さず、パウラヴァが国を挙げて祝うホーリー祭りの日に、パウラヴァを襲撃すると民たちの前で宣言!
ラチには来るなと言い、「プルに会えば動揺する、そして平静を失ったものは戦において危うい、お前の感情に巻き込むな、王妃の命令だ」と突き放す。
そしてほくそ笑むハスティ←マジでムカつく(゜д゜メ)
罵倒する言葉の全てを使ってハスティを罵倒したい!
もしもプルが事の真相を知ったらきっとハスティのことは庇うんじゃないかと思う。だけど絶対にそうはなって欲しくない!
プリタも息子の悪事を知ったらどう思うんやろう?
仮にもパウラヴァの総司令官の妻だったのに、やっぱりそれでも息子を庇う?
あんなにデカい息子に手でご飯を食べさせるくらいやからなぁ。どうやろうなぁ。
一方でパウラヴァは面白くなってきた(´艸`*)
バムニ王は蚊帳の外だけれど、プルはダレイオスとの駆け引きを楽しんでるみたいやし、勝算もあるみたい。
でもダレイオスもなかなか手強そう、モーセはアホやけどな。
そしてバムニ王のアヌスヤに対するあの緩い顔!
なんかだんだん腹が立ってきた。カディカ王妃に失礼過ぎへん?
それにアヌスヤもなかなかのウザ臭を放ってる。私が格上臭も放ってる。なんか鼻につくんですっ!
なんかだんだん文句が多くなってきたけれど、オリュンピアス王妃は相変わらず素敵でした(*‘∀‘)
クレオパトラの産んだ子が女児でガッカリしてるフィリッポス王の、その弱った姿を見たいだなんて、素敵すぎ、そういうの好き好き。
そして次はとうとうプルは王子デビュー。なんか起きるかなぁ?