あらすじ
#46 血族の罪
絞首台から逃げたプルは、以前プルを狙っていた刺客をとうとう捕らえる。
一方マケドニアでは、アレクサンドロスがインド遠征を中止せよと言った真意を、オリュンピアス王妃に問い詰めていた。
#47 運命の計画
プルは、21年前から起きている全ての策略が、ダレイオスの仕業だったということにようやく気付く。
一方アレクサンドロスは、自らの運命を巫女に直接問い質していた。
#48 作戦
アレクサンドロスは巫女を殺害。
パウラヴァでは、ダレイオスがカニシカとバルシネの結婚の件をチラつかせ駆け引きをする。
一方、プルはアンビ王子を人質にとることにし、一人でタクシラへと向かうのだった。
#49 アンビ王との対決
アンビ王から勝負を挑まれたプルは、名を名乗れと言われ、アヌスヤの息子・プルショータムであることを明かす。
一方パウラヴァでは、アヌスヤがバムニ王に、今一度、ペルシャの陰謀を説くのだったが・・・
#50 二国の同盟
タクシラでは、アンビ王に話しを聞いてもらうために、クマと戦うことになったプル。
パウラヴァでは、ハスティにバムニ王の裁きが下る。
その後、カニシカとバルシネの婚礼の日取りを決めるため、導師を呼ぶのだったが。
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ネタバレと感想
絞首台をひっくり返し、埃に紛れてラチと消えたプル。
バムニ王はプルを取り逃がすなと兵に命じる。
追手が迫る中、アヌスヤと再会する二人。
そしてプルを狙っていた刺客も追ってきていた。
それに気づき刺客を捕らえるプル→助けてもらったのに足で踏みつけるなんてなんか最悪や
そしてとうとう素顔がさらされる!→想像してたより柔和な顔
刺客は、パウラヴァが破壊したタクシラ国のアンビ王子だった。→アヌスヤの兄であるアンビ王の息子
パウラヴァに復讐にやってきたという。
タクシラの様子を聞くアヌスヤ。
すると、憎悪の念は深く、父上は今も復讐に燃えているという。
アンビ王子は、プルの暗殺を命じられたが、プルが王子ではなく国賊であると知り、暗殺を踏みとどまったと話す。
それを聞いたプルは、お前も敵だと言う。
しかし敵の敵は味方だと言って、共にタクシラへ行こうと提案。
アンビ王子もそれを承諾。
だけどアヌスヤは21年前のことを思い出していた。→回想のアンビ王の顔が邪悪すぎる
一方宮殿では、バムニ王とダレイオスがプルを取り逃がしたと言う報告を受けていた。
ダスユは風の中に姿を隠す、捕獲は不可能だというダレイオス。
プルは必ず捕らえる、王に二言はないというバムニ王。
ダレイオスは、プルに刑が宣告されてからアヌスヤの姿が見えないことを指摘する。
そしてアヌスヤはというと、プルのタクシラ行きを案じていた。
2国間の遺恨と憎悪、兄上は変わらず私たちを憎んでると言って。
しかしプルは行かねばと言う。
インド統一は母上の夢、息子としてその夢を叶える、俺が道になると話す。
そしてこれまでに起きた様々な出来事には、全てダレイオスが絡んでいることに気付く。
父上殺害の黒幕はシヴダットではなくダレイオスで、ハスティを利用したことも。
父上の死がダレイオスの仕業だとわかれば味方になるはずだと言い、2人が組んでいたその関係性を利用しダレイオスを叩くと言う。
ハスティのことはこの私が出国させないというアヌスヤ。
ここでプルたちとアヌスヤは別れることに。
そして宮殿でアヌスヤを呼び出したバムニ王。
そこにはダレイオスの姿も!
今までどこにいた?と問い質すバムニ王
どんな疑いからも逃げないというアヌスヤ。
しかし客人の前で家内の話は無用だと言う
するとカニシカは我が婿となり、私も家族の一員となる身だと言うダレイオス。
今は違うというアヌスヤ。
ダレイオスは。確かに婚儀はまだだと言って去ろうとする、それをバムニ王が引き留める。
そして再度、アヌスヤを問い質す。
プルの逃亡に加担したかどうかを。
一方マケドニアでは、アレクサンドロスがオリュンピアス王妃に王冠を返していた。
インド征服もできぬ者にマケドニアの王は務まらぬと言って。
すると、そなたの能力をこれからもずっと信じてると言って、王冠をアレクサンドロスに被せるオリュンピアス王妃。
インド遠征を止めたのは息子との長き別れは耐えられないからだと話す。
だけど巫女のお告げだと察したアレクサンドロスは、何を言われたかを問い詰める。
インドに行けば二度とマケドニアには戻らないと言われたことを明かすオリュンピアス王妃。
巫女はデルフォイへ去ったと言われ、アレクサンドロスはデルフォイの巫女の元へ。
巫女は、マケドニア王を決して中へ入れてはならぬとお付きの者に命じる。
しかしアレクサンドロスは、来たからには面会を果たすと言って、剣を抜き中へと入っていく。
この日が来るとわかっていたという巫女。
王妃に告げた予言を私にも伝えよと迫るアレクサンドロス。
剣を向けられた巫女は、インド遠征は運命だと告げる。
するとアレクサンドロスは、己の行く末もわからぬものが私の未来を予言するなどもってのほかと言って、剣でのど元を掻っ切る。→返り血を浴びるアレクサンドロス
そして王妃に、運命は予言ではなく、自らの手で定めると告げる。
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ダレイオスは、新たな縁戚関係を結ぶべきか協力者にとどまるべきかを考えるべき時かと半ば脅す。
すると今度はアヌスヤがダレイオスを引き留める。
私がプルの逃亡に関与したというなら証拠を出せと迫るアヌスヤ。
アヌスヤのダレイオスへの無礼な態度を怒るバムニ王。
そしてプルは罰すると改めて宣言する。
そして逃亡中のプルとラチは相変わらずイチャイチャして見つめ合いが長い!→時間の無駄
無駄話をしている暇はないというアンビ王子→その通り!
そして先を急ぐアンビ王子をプルは後ろから殴り気絶させる。
アンビ王子を人質にとることにしたプルは、ラチに王子をダスユへ連れて行き向こうで匿うようにと指示。
プルは一人でタクシラへと行き、王と軍を味方につけるという。
一人で行くというプルを案じるラチ。
タクシラでは、アンビ王が複数の男たちを相手に素手での勝負をしていた。
盛り上がる民たち。
しかし、称賛よりも勝負を好むと言って挑戦者を募るアンビ王。
そしてプルを指名する。
友好と平和を信じるものだと言って勝負を断るプル。
しかしこれは王の命令だと言うアンビ王。
するとプルは、私が辞退した理由は遺恨を残したくないからで、国の未来を弄ぶことになるからだという。
かつてアヌスヤが同じことを言っていたことを思い出すアンビ王。
何者だと問われ、アヌスヤの息子のプルショータムだと名乗るプル。
パウラヴァではアヌスヤがプルの身を案じていた。
そこへバムニ王がやってくる。
私もプルを案じているが期待には応えられない。
プルが無実であるという証拠もなければ、ダレイオスが有罪だとする証拠もないと話す。
すると、ペルシャの陰謀はプルが言った通りだというアヌスヤ。
リプダマンの死で得をするものは?
ハスティが私を襲った理由は?
なぜカニシカは婚姻発表後襲われたのか?
そこへカニシカがバムニ王を議事堂へと呼びにやってくる。→いよいよハスティに裁きが下る
タクシラではアンビ王が支援を得たくば力を証明せよと言って、檻の向こうにいるクマとの戦いをプルに強いる。
プルはあなたの肉親だと言って止めようとする王妃。
しかしタクシラの宿敵だと言ってアンビ王は聞く耳を持たない。
私に物を言いたくば野獣を殺せ、お前の提案を聞くのはそれからだと言う。
王妃は、プルが息子と一緒でないことを案じていた。
そしてプルの身を案じ、再度勝負をやめるように進言するも、価値ある人物かどうかここで見極めると言うアンビ王。
一方、アンビ王子をダスユへと連れ帰ったラチ。
敵はパウラヴァだけだったのにと言って怒るダスユの王妃。
ラチは、プルがタクシラへ行ったのは、もはやインド全土の問題。
ペルシャ人がパウラヴァを掌握すれば、私たちも無事ではいられないと王妃を説得。
アンビ王子をここへ置くことを許可した王妃だったが、また私を後悔させぬようにと釘を刺す。
そしてパウラヴァの議事堂では、ハスティに刑が言い渡されようとしていた。
するとアヌスヤは、罰は罪の抑止ではなく、促進にもつながる。
私はハスティに新たな人生を歩ませ、再起の道を残し機会を与えたいとバムニ王に進言。
そしてハスティはリプダマンの息子、この母子には恩義があると付け加える。
それを受けバムニ王は、リプダマン総司令官の忠誠を鑑み、その名誉を重んじそなたを免罪とすると告げる。
一方で国軍への入隊は認められないとし、平和で幸福な生活を送れるように好きなだけ財宝を持っていくがよいと言う。
感謝の言葉もないというプリタ。
免罪だけで充分、財宝もいりません、出国を許可して欲しいと言う。
その後バムニ王は、カニシカとバルシネの婚礼の日取りを決めるため、導師を呼んでくるようにとカニシカに命じる。
一方タクシラでは、プルがクマと戦っていた。
敗れそうになりながらもアヌスヤのことを思い出し立ち上がるプル。
己の行く末はわからないが、母が描いた夢はいつの日か必ず実現すると言って、クマの喉元を剣で何度も切りつけとうとう倒す。
パウラヴァ王子は有言実行、条件は果たした、約束を守っていただきましょうというプル。
提案の内容を申せというアンビ王。
タクシラ軍を私が率い、パウラヴァを叩くというプル。→アンビ王の返事は???
そしてパウラヴァでは、導師が1週間後に吉祥の刻が訪れると言う。
これを逃せば半年先まで同様の刻はないらしい。
しかしアヌスヤは婚礼の準備に時間がかかるといい、導師に再度占うようにと促す。
するとダレイオスが横から口を出し、予言を疑うのかと迫る。
そして婚礼はぜひ来週に行おうと言う。
実は、導師はダレイオスに買収されていた。
応じなければ殺すとも脅されていた。
ペルシャを離れて長いことを理由にバムニ王に決断を迫るダレイオス。
婚礼に関する取り決めは慎重になるべきだと進言するアヌスヤ。
すると、カニシカの方が、私の婚礼に不満があるのかと口にする。
誤解だというアヌスヤ。
そしてバムニ王が仲裁に入るのだったが・・・
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謎の刺客の正体がタクシラ国のアンビ王子だとわかったことはよかった。
だけど扱いが酷くない?
やっと表舞台に出てきたのに、拉致されて人質って・・・
しかもプルには足で踏みつけにされてさー(~_~メ)
プルのこと助けたのに、そしてプルよりもイケメンなのに!
最近の私はだんだんプルが嫌いになってきてるのよね。
ラチとの無駄に長いラブシーンも見ていられない。
そんなことよりも早く話をもっと進めて欲しい!
ダレイオスの肩を持つ気はないけれど、プルの思い通りになるのもイヤ!
あ~悶々とする(;´・ω・)
それに加えてハスティの免罪。
思わずダレイオス、仕事しろよと思ってしまった。
ハスティ親子は生かしといていいんかい!
このままフェードアウトは許されへんやろ。
バムニ王も人が良すぎる。
一方のタクシラのアンビ王は、ギラつきすぎてるけどね。
だがしかし、シヴダットがいない今となっては、あれくらいギラついている人が必要なのかも。
シヴダット復帰がいちばん望ましいんだけれど。
そしてダレイオスは、ペルシャ市場で火災が起きたときのことを教訓にしたのか、導師を買収というダレイオスらしい手を使ったね。
いいよ、いいよ、それくらいしてくれないと盛り上がらないもんね。
最近はイラついてるのか態度も露骨になってきた気がする。
バムニ王はダレイオスとアヌスヤの板挟み状態やけれど、もうそろそろ気付く?・・・かな?
それと自分でも意外なんだけれど、いちばん気の毒なのはカニシカなんよね。
お坊ちゃまは何も気づかず何も知らされずで、早くバルシネと結婚したいだけなのに、それに水を差されたらムカつきもするわよねぇ。
そして最後にどうでもいいことをもう一つ。
謎の刺客の素顔が明らかになって、バムニ王のイケメンの座はどうなるかと思ったけれど、やっぱりまだまだバムニ王の勝ちかな。