あらすじネタバレ
今回は、ジェームズ殺害当日のターシャとタリクの動向が明らかになりますよ。
ターシャは以前保育園で口説いてきたクイントンと付き合っていた。
情事を終え、彼の家に銃があるのを見つけたターシャ。
タリクからの電話で家に戻ったターシャは、ジェームズのテリー殺しを検察に密告したことを明かす。
しかし翌朝、ジェームズが副知事候補に内定という報道を見て、刑務所送りにするはずだった作戦が失敗したことを知る。
タリクは、エリサ・マリーとそのおばさんと会い、次にトミー、その次にドレと会い銃を受け取る。←前回までのシーン。
一方、ターシャはレイナの墓の前で偶然ジェームズに会う。←第10話のシーン
そこでジェームズから酷いことを言われるターシャ。
その後、ターシャの家にはトミーが現れ、タリクはジェームズのところへドレを連れて行く。←前回までのシーン
その際、タリクはクラブに銃を隠す。
サックスはターシャを呼び出し、そこにはタミカもいた。
テリー殺害犯がジェームズだと証明するしかないというサックスに、証拠はないというターシャ。
ジェームズがターシャの浮気を知ってたと証言したのがテイトだと聞き、テイトに言うわけがないと考えたターシャは、テイトに会い探りを入れることに。
そこでタリクの警官殺害の件を持ち出され、情報源はジェームズだと言われる。←本当はドレなのにね
ジェームズはタリクを売ろうとしていると言ってターシャをけしかけるテイト。←第14話でのシーン
その後、入居前の状態に戻ったペントハウスでジェームズと会う。←第10話でのシーン
タリクを警察に売る気でしょ?と言われたジェームズは、一度はするわけないだろ、と言ったものの、考えを変えタリクを自首させようという。
家に帰ったターシャは、ジェームズがタリクに自首させ、副知事になれば司法取引も可能だと言っていたことを話す。
信じるの?とタリクが聞くと、首を振るターシャ。
タリクはジェームズに会いに行き、パパが罪を被る約束だったと言うが、ジェームズは取り合わない。←第10話でブリーズ殺しの件を聞いたときのシーン
当然の報いだと言い、俺の手を煩わせるなと言うと、俺に従いさえすれば理想の息子になれると暴言を吐く。
涙を流すタリク。
家に戻ったタリクは、ジェームズに殺すと言われたも同然だったことを話し、ターシャもテリー殺害の件でジェームズの逮捕はなくなったことを告げる。
結局警察に突き出されるというタリクに、私が止めるというターシャ。
今夜のクラブのパーティーへ行き、パパが搬入口へ向かったらメールで教えてと言うと、自分はパパの車の後部座席で待ち伏せするという。
タリクが刑務所には行かないでと言うと、行かないと約束するターシャ。
タリクも必ずママを守ると約束する。
ターシャはクイントンに会いに行き、言葉巧みにクラブへと送ってと頼み、寝室からは銃を盗む。
タリクも予定通りクラブのパーティーへ。←第10話で本気で自首させる気なのか確かめたシーン
その後、トミーから連絡をもらい会いに行く。←第14話でドレに罠をしかけようと言われ拒否した時のシーン
タリクはトミーを捜していたヴィンセントに電話をし、トミーのことを売る。←トミーにドレがジェームズを襲う邪魔をさせないため
一方、ターシャは店から離れたところに車を停めさせ、クイントンにここで待つようにと言い、自分はクラブへ着くと予定通りジェームズの車の後部座席に乗り込み、タリクに家に帰るようにとメールする。
タリクは、クラブに隠していた銃を手にしていた。
そこでカナンの幻影を見る。
カナンは、ターシャが撃てばヤツが撃ち返して終わりで、確実な方法は一つだけだと言い、自分のために後は行動に移せと言い残して消える。
そしてタリクから連絡がないことを心配したターシャは店の中へと向かう。
タリクはジェームズのところにいた。
チャンスはあげたと言ってジェームズに銃を向けるタリク。
もし撃てば後戻りできないというジェームズに、もう手遅れだと言い、「愛してる」と言ったジェームズに発砲。
そこへターシャが飛び込んでくる。
取り乱したターシャに、ドレが来るからヤツのせいにするというタリク。
銃の始末をターシャに頼み、そこで2人は別れる。
そして上からジェームズを見下ろすと、そこにはトミーがいた。←第14話でのシーン。
タリクは泣きながらその場を去り、店を出ようとしたときに銃を持ったサックスを見かける。
ターシャもクイントンの車に戻り、私が行ったときには既に死んでいたと話す。
一方、検察ではサックスが復職していた。←マックの口添えで
翌日、弁護士から遺産についての説明を受けるターシャたち。
しかしジェームズはターシャには何も遺産を遺さず、2/3をタリクが、1/3をヤスミンが相続。
しかも、タリクが大学を卒業するまで信託基金に預けられ、その他にも条件をつけていた。
その後、別々に検察で事情を聞かれるターシャとタリクは、ドレが犯人だと思うと証言。
サックスに厳しく取り調べを受けていたタリクだったが、クラブで銃を持ったあんたを見たというと立場は逆転。
サックスはドレが犯人説を支持する。
ターシャはスターンに会い、あなたの母校にタリクを入れてくれたら信託基金がトゥルースを譲渡すると取引を持ち掛け、ターシャが部下になることを条件にスターンはOKする。
そして家に戻ると、ドレが死んだから(←スターンに聞いた)ジェームズ殺しの罪は着せられないとタリクに話す。
その後ターシャは、ジェームズ殺害犯を知っていると911に電話。
クイントンとの情事の最中に、警察が乗り込んでくる。
銃があるとの通報があったと言い、ジェームズ殺害容疑で逮捕されるクイントン。
ターシャにハメられたのだ。
しかし翌朝、ロドリゲスが捜査員を連れてターシャの元へ行き、タリクの目の前で逮捕する。
車の中で待つことができなかったクイントンは、犯行時刻に防犯カメラに写っていてアリバイがあったのだ。
ママはやっていないと言うタリク。
ターシャは、学校へ行って生き抜いてと言うと連れて行かれる。
そして最後、タリクは学校へ。
ターシャは刑務所に収監されるのだった。
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感想 ~このドラマには最後まで正義はなかった!~
前回のテイトの「ウソだろ」の一言で、ジェームズを撃ったのは意外な人物だったに違いないと思ったのに、最初に推測した通りタリクだった。
ダマされたぁ~
そしてやっぱりターシャはタリクを守って自分が刑務所に行くことになったね。
でもこれって現実じゃ子供をダメにするパターンよね。
タリクだって親に庇われることで、立ち止まるチャンスを失い、進むしか道はないんだもの。
そもそもタリクなんて、私から見たら守る価値ゼロなんだけど。
トミーに撃たれて人生を終了させたほうが良かったんじゃないかしら?
それにトミーは知らないのよね、ヴィンセントから襲撃を受けたのはタリクがトミーを売ったからだってこと。
タリクに何のお咎めもないっていうのはなんかモヤッとしちゃうわ。
そしてモヤッとしちゃうと言えば、シレッと検察に復職したサックス。
あんなにかき回したのに、サックスが卑怯だったばっかりにプロクターはトミーに殺される羽目になったのに、何を一人ウハウハで丸く収まっとんねん。
エリサ・マリーに本当の仇はサックスだと教えてあげたい!
ロドリゲスだってターシャの逮捕で安泰。
やっぱりなんかおかしいと思う。
そしてそして今回は、これまでのシーンとリンクする場面が多くて、改めてジェームズのクズっぷりがクローズアップ。
ターシャに対してもタリクに対しても酷い暴言だった。
ターシャにはラキーシャ殺害の件をチラつかせ子供を取り上げると言い、タリクには自分の言う通りにしろだなんて、こういうのは何ハラスメントって言うんやろうね。
しかもターシャには遺産ゼロですか。
とことん酷い男だな。
自分はアンジェラと逢瀬を重ね、ターシャのことは利用するだけ利用し、遺産ゼロだなんてやっぱりないわ。
同情する気にはなれないし、あれじゃあまるで死に逃げというか、死に勝ちかもしれない。
夢を見ては叶えて、失ってはまた手に入れる人生だったんだもの。
死んだ後に起訴されようが何されようがジェームズが煩わされることはないもんね。
一方で、ターシャは策に溺れてしまった。
クイントンに罪をなすりつけるはずが自分が刑務所送りに。
ターシャがジェームズを殺したわけではないけれど、ラキーシャを殺したのは事実だから刑務所に入るのは自業自得。
ちょっとビックリしたのは、収監されたターシャの髪はカツラで、その下にはコーンロウが隠れていたこと。
なんで?って思ったんだけど、もしかしたら収監されることまで考えてたのかなぁ、とも思ったりして。
あのゴージャスヘアじゃ、刑務所ではやっていけないかもしれないもんね。
そしてタリクが学校へ行き、ターシャが収監され幕を閉じたと思った最終話。
しかし最後の最後におまけとも言える映像が。
それは1996年のジェームズとトミーとアンジェラ。
まさか未来にこんな結末が待っているなんて想像もできなかったでしょうね。