あらすじ
サムがチャーリーと狩りに行ったため、留守番をしていたディーンとジャック。
けれど、ジャックが死体に人間のかみ傷があるという事件を見つけ、狩りに行きたいとディーンに懇願。
2人で狩りに行くことになったのだが・・・
ネタバレと感想
今回は2つの狩りが同時進行。
チャーリーとサムは、人が消えるという場所を車で張り込み。
唯一の手がかりは残されていたベトベトの緑の残留物のみ。
一方、ディーンとジャックは殺されたウィンストンという男性の行きつけのダイナーへと聞き込みに行く。
そこでハーパーという図書館に勤める女性の名を聞くことに。
彼女の評判は誰に聞いてもすこぶるいいんだけれど、ただ一つ、彼女と恋に落ちる男性はことごとく死んでるんだって。
なんでも男運がないらしい。
ウィンストンも彼女とデートする予定だったのに、その直前に殺されちゃった。
まずはディーンが図書館へ行き感じの悪い捜査官を装ってハーパーに事情を聞く。
そしてハーパーが困っているところへ、本を探しに来たという設定のジャックが登場。
ディーンを追い払う。悪と善で責めるのね。
なんだかすっかり恋の予感、ジャックは予定通りハーパーに気に入られたみたい。
そして貸したい本があるからというハーパーの誘いで彼女の自宅に行くことに。
でも途中、ハーパーに気のあるマイルズという男性に、知らない男を家にいれるのか？と見とがめられる。
めっちゃ正論やけどもちろんそんな意見は無視。
その後、ジャック達の後をつけていたディーンがマイルズの叫び声を聞き駆け付けると、そこにはマイルズの死体が！
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一方、張り込みを続けるサムとチャーリーはというと、犯人の正体が人体で巣作りを行うマスカ（蠅人間）だと気づく。←身体は人間、頭は蠅ってやつね。
すると見張っていたベンチに全身頭からすっぽり黒ずくめの怪しい人物が現れる。
しかしその人物は何もせずにその場を立ち去る。
その頃、ハーパーの部屋に案内されたジャックは、彼女の部屋に飾られた男性の写真に気付く。
高校時代の彼氏らしく、卒業すると彼は町を出て行ったそうなの。
そしてその頃から不運が始まったらしいのよね。
ハーパーに迫られている風なジャックは、トイレを借りてディーンに電話をすると、マイルズが噛まれて殺されたことを知らされる。
そこでディーンの悲鳴と共に電話が切れちゃうの。
まぁ、なんてことなくはディーンは助けに来たと言って、すぐに部屋に現れるんだけれどね。
ゾンビのおまけつきでドアの外ではうめき声が！
ゾンビの正体はハーパーの元カレのバンス。
ディーンは2人を逃がし、そして逃げた2人はというと図書館へ。
当然ながらバンスが追ってくるんだけれど、ハーパーはアッサリ図書館へと彼を入れてあげるの。
バンスは彼氏でこれは私たちのゲームだからって言って。
実はハーパーはネクロマンサーの子孫で、専門は死者を蘇らせる魔術。
そして人肉を与えないとバンスは身体を維持することができないらしく、ジャックはバンスの獲物というわけ。
ハーパーにとってバンスは初恋の相手で、彼が町を出ようとしたから殺し、その後はハーパーがみんなを殺させていたのよね。
退治方法は墓に戻して銀の杭を打ち込むこと。
そこでジャックがハーパーにプロポーズしてバンスをおびき寄せ、ディーンがバンスを説得するふりをして両手を銀の手錠で拘束。
黒幕のハーパーはいつの間にか逃げちゃったわ。
そしてサムとチャーリーの狩りの行方はというと、さっきの黒ずくめの人物が戻ってきて、男性が路地に連れ去られる。
後を追うサムとチャーリー。
2人がマスカのアジトと思われる建物に入ると、攫われた人たちを発見。
どうやらクロロホルムをかがせて連れ去ってたみたい。
だけどチャーリーが襲われサムも緑の液体をかけられてしまう。
最後はチャーリーが銃で撃って事なきを得たんだけれどね。
帰りの車中、サムはこの狩りを最後に仲間から離れようと決心しているチャーリーを引き留めようとする。
マスカは伴侶がいないというだけで群れを飛び出し、そのせいで不幸になったと。
そして誰かを救ったらその人がまた別の誰かを救い、善意が広がるかもしれないと思うと、報われないことでもやる価値があると言ってチャーリーの説得に成功したの。
それとなんとも言えない光景だったのが、死んだマスカを仲間のマスカが数人で運んで行く姿。
今までこんなのあったかなぁ？
一方でハーパーはというと、ダイナーでジャックに手紙を書いてるの。
その内容がねぇ、バンスを奪ったあなたを殺して生き返らせる、そしたらずっと一緒にいられるね、愛をこめてハーパーよりって書いてあるの(；ﾟДﾟ)
めちゃめちゃポジティブですやん。
なんか間違ってるけど、これくらいでないと皆が口を揃えていい子だなんて言わないわな。
そう思うと納得。
ちなみにバンスは無事に墓に戻したみたい。
ディーンはハーパーを逃がしたことをちょっと心配していたけれどね。
基地に戻ると、ジャックはまた狩りに連れて行ってとディーンにおねだり。
するとディーンは失敗から学べとアドバイス。
そしてその直後激しく咳き込みだしたジャックは、目や口から血を流してディーンの前で倒れてしまうのだった。
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とうとうジャックが倒れてしまった(T_T)
この先の展開はわからないけれど、今回のジャックのスーツ姿を見る限りじゃ捜査官を名乗っての捜査は無理。
だってスーツ姿があまりにも浮いてるんだもの。
とりあえず無事は祈るけどさ。
一方で、チャーリー、チャーリーって言ってるけれど、今いるチャーリーは向こうの世界からきたチャーリーなのよね。
以前のチャーリーとは違う。
そのことをサムも最初は忘れすぎだったと思うな。
向こうの世界でつらい経験をしてきたチャーリー。
こっちの世界にいたチャーリーとは全然違う。
私は死んでしまったチャーリーのほうが恋しい。
前回のボビーといい、今回のチャーリーといい、身の上話が続くね。
そして久々に聞いたよね、ネクロマンサーって言葉。
初恋の相手が一番だなんて、ピュアなのね、って言いたいところだけれど、そんな訳はない。
でもゲームとしては、嫉妬した彼氏が自分のために相手を殺し、それを食べて肉体も維持出来るっていうのは、ハーパーにとっては最高だったし、一石二鳥。
無駄な殺生はなしよ、ってか。
自尊心は満たされるし、愛する彼氏は自分だけのもの。
逆に、ネスカがちょっと切なかったなぁ。
仲間に運ばれていく姿なんかが特にね。仲間を大事にするっていうメッセージを込めて、ってことでいいのかな。
うん、そういうことにしておこう。
蠅人間ってところもまたなんとも言えない哀愁が感じられて、ちょっぴり哀しい気持ちになりました。
