あらすじネタバレ
とあるモーテルの214号室を指定して宿泊する男性・トラビス。
何やら訳アリのようで怯えている様子。
そんな彼の前に幼い頃の自分の姿をした怪物が現れ、トラビスは死亡。
実はこの男性、25年前にウィンチェスター兄弟と関わりがあり、姉のケイトリンから連絡をもらった2人は彼女の元へ。
遡ること25年前、狩りに行ったジョンパパをモーテルで待っているときに、この姉弟と知り合ったのだ。
この時、トラビスは怪物に怖い目に遭っており、ディーンとサムは怪物は存在することを認め、それを退治するのが家業だということを打ち明ける。
そしてケイトリンから行方不明の子供が数名いると聞き、調査を開始。
アジトの目星をつけ、ディーンとケイトリンは廃工場へ。
ディーンは何かを発見したようだが、ケイトリンにはここはアジトじゃなかったと言ってその場を立ち去る。
モーテルへと戻ると、トラビスが怪物に襲われていた為、ディーンがナイフで刺して退治。
怪物は煙となって消え、指輪だけがその場に残る。
そして現在、ケイトリンは怪物が戻ったと言って、トラビスは自殺ではないと訴える。
しかしディーンは、怪物はあの時に倒したし、怪物が狙うのは子供だけだと言って信じられない様子。
その後、何かの気配を感じるディーン。
すると目の前には25年前の自分の姿をした怪物が!
「失敗したのさ」と怪物は言い、ディーンの手にはナイフ握られていたが、サムがやってきたためディーンは正気に戻る。
間違いなく怪物は戻ったと言うディーン。
退治していたと思っていたとケイトリンに謝罪し、今度こそ怪物を仕留めるために3人は協力することに。
そこで初めて、ディーンはあの時アジトに子供の死体があったことをサムに打ち明ける。
あんなのは初めてだったから言えなかったと。
そしてサムとケイトリンは伝承を調べることにし、ディーンは買出しへ。
するとディーンの前には、死・ビリーが登場。
神・チャックは異次元の世界を全て消し去り、残るのはあとここだけで一刻の猶予もないと言う。
計画は最終段階だというビリーに、どうやってジャックに爆死することを納得させたかを聞くディーン。
ビリーは真実を告げただけだと言い、あとはあなた次第だと告げる。
一方、サムはバーバ・ヤーガという子供の恐怖をエサにする魔女の伝承を見つける。
文献によると、指輪が魔女の心臓でパワーの源らしい。
その指輪をトラビスが持っていたというケイトリン。
ケイトリンは黙って出て行き車のトランクを開け指輪を探すが見つからず、トラビスに化けた魔女に攫われる。
ディーンが戻ると、ケイトリンがいなくなったというサム。
そしてあの時怪物を殺したと思ったのは、指を切り落とすことでパワーの源を切り離しただけだったと話す。
退治するには指輪を破壊するだけ。
二手に分かれ、モーテルの中にあると思われるアジトを探しに行く2人。
ディーンは214号室へと導かれ、中に入るとそこには25年前の廃工場とトラビスの姿をした怪物が現れる。
銃を撃っても効かず襲われるディーン。
異変を感じたサムが214号室へ入るとディーンが魔女に襲われていた。
後ろから魔女を刺し、隙が生まれたところをディーンが指輪を奪って破壊!
魔女は消え、ケイトリンのことも無事に保護する。
そしてケイトリンと別れ、帰りの車中。
ディーンは、ビリーが会いに来てチャックが異次元を全て消し去ったからじきに戻ってくると言われたこと、神・チャックとアマラを殺したあとジャックは死ぬという真実を告げる。
ジャックも全て承知だと。
キャスが立ち去る前にジャックの件は知っていたのに、それを隠されていたと知って怒るサム。
黙っていたのは、気が重いと思ったからだと言い訳するディーン。
チャックを殺すには他に選択肢がないと言って開き直る。
するとサムは、もう何も聞きたくないと言って声を荒げるのだった。
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感想 ~実はディーンがいちばん葛藤を抱えているのかも~
今回は、25年前のまだまだハンターとは呼べない子供だった頃の2人の物語。
25年前に解決済だと思っていた事件は実は解決していなかった!
その事件を25年超しに解決するんだけれど、それは表の向きのお話。
裏に潜んでいたのは隠しごと。
25年前にサムに隠し事をしたディーンと、今、隠し事をしているディーンは違う。
それはウソでは何も解決しないということにもう気付いてるから。
神・チャックとアマラを殺すとジャックも死んでしまうという事実をサムに言えなかったのは、サムの気が重くなるからなんかじゃない、自分自身に後ろめたい気持ちがあるからなんじゃないかなぁと私は思う。
だからサムに言えなかった。
サムに非難されるのを恐れていたのではなく、ディーン自身の問題。
ジャックの犠牲を仕方のないことだと思っている自分自身への怒りのようなものを認めたくはないというかなんというか・・・
上手く言えないけれど、少なくともキャスは行動を開始した。
けれどディーンはチャックを殺すにはそれしか方法はないと思ってる。
でも本当に納得してるならサムと言い争いになったりはしないと思うんだよね。
そしてビリーからは圧力かけられちゃってるんだよなぁ(*`艸´)ウシシシ
弟に話していないのはどうでもいいけれど、身の回りはきれいにしてってね。
ディーンはなんでも自分で背負い込もうとするけれど、それでいつもいっぱいいっぱいなのにね。
まぁでも、自分からサムにジャックのことを話せたのは進歩かな。
キャスやビリー経由でサムが真実を知ることにならなくてそこはよかった。
サムとは言い争いになったけど、本当にそれでいいのか話し合うきっかけにもなるとは思う。
そしてこんな大事な時にキャスはいないんだよね。
誰がこの状況を治めるんだか┐(´д`)┌
チャックも戻
ってくるというのに、もう本当に待ったなしですね。