今回は、チャックが預言者として書いていた「スーパーナチュラル」の本の愛読者だったベッキーが久々に登場していますよ。
あらすじネタバレ
ディーンを殺す悪夢を見て目が覚めるサム。
一方ディーンは、女子高生がバラバラ遺体で発見という狩りっぽい事件を見つけ、気乗りしないサムを強引に調査へと連れ出す。
殺されたのはチアリーダーのスージー。
遺体には牙が残っており、犯人はバンパイアのようなのだが、しかしなぜ血を吸うだけのバンパイアが遺体をバラバラにしたのかがわからない。
翌日、またしても女生徒が1人行方不明になったという連絡を受けた2人は調査に。
女生徒の名前はトーリ、彼女もチアリーダーだという。
一方、夫と子供二人を送り出したベッキーの前に突然チャックが姿を現す。
話がしたいんだと言うチャックに、私にはないと言って迷惑そうなベッキー。
ベッキーはあれから、自分が恋していたのは本物のサムではなく本の中のサムだと気付き、自分で「スーパーナチュラル」の本を書いていたらしい。
しかしお金にならなかったため、ミニチュア模型を売り出したところバカ売れ。
忙しいから話があるなら急いでと言われたチャックは、ウィンチェスター兄弟とは仲違いしたから書きたいものがないと相談。
自分の幸せは書くこと、創造することだと言うチャックに、ベッキーはならば書けばいいと助言し、ゴチャゴチャと言い訳を並べ書くことを先延ばしにしようとするチャックをうまく書く気にさせる。
そしてすぐに創作を開始するチャック。
スージーと付き合っていたビリーの家では、ビリーがスージーの名を口にすると母親が怒り、父親も母さんに従えと一言。
そして父親の手には血がべっとり(゚д゚)!
ビリーの家の地下室には目隠しされ拘束されたトーリの姿が!
そして防犯カメラに写る車の映像から、ビリー宅へ父親を訪ねるウィンチェスター兄弟。
女の子たちを襲ったのはあなただと言い、物音に気付いたサムは地下室へ。
トーリを保護するが、そこへ銃を持った母親が!
妻も共犯だったことに驚くディーン。
トーリは大量に血を抜かれており、一刻も早く病院へ連れて行かないといけない状態。
夫は妻にもうやめろと言い、私は逮捕されるからお前はビリーを連れて行けと説得しようとする。
そこへビリーがやってきたため、父親はバンパイアだと説明するディーン。
しかし、バンパイアは父親ではなく息子のビリーだと気付くサム。
ビリーもそれを認め、デート中にキスをし、彼女の血が美味しくて止められなかったが殺すつもりじゃなかったと告白。
両親にもそのことを話したらしく、遺体が切り刻まれていたのは、殺人鬼の仕業に見せかけるためで、トーリの誘拐も息子のために血液バッグにするため。
ビリーも被害者だと言って息子を庇う父親だったが、ビリーがそれを制し、自分は怪物でコントロールすることが出来ないため、両親にはトーリを病院へ連れて行き僕が連れ去ったと伝えるようにと言い、自分はウィンチェスター兄弟と一緒に行くと言う。
そんなことできないという両親と泣きながら別れを惜しんだ後、ウィンチェスター兄弟に森へと連れて行かれディーンに首を刎ねられる(´;ω;`)ウゥゥ
その後、帰りの車中はお葬式のような暗い雰囲気。
ジャックのためなら僕たちも同じことをしただろうと言うサムに同意するディーン。
チャックにダマされ一度は諦めかけたが、お前がヤル気を取り戻させてくれたから今まで通り狩りを続け大勢の命を救うと語る。
チャックがいなくなりやっと解き放たれたから前に進むと。
しかしサムは、本当に自由になれた気がしないと口にする。
一方、チャックの書いた本を読んだベッキーは、すごく面白かったと言うも、チャックから意見を求められ、危機感が足りずハラハラしないと返事する。
すると、恐怖を与えようと言って手直しを始めるチャック。
しかし完成した物語を読んだベッキーは、悲惨過ぎる結末に、こんなのファンは喜ばないと反対する。
けれどベッキーの心が動いた様子にチャックはご満悦。
そこへ夫と子供が帰ってくるが、チャックは居座り、家族を指パッチンで遠くへ消し、私は神だと明かすと、ベッキーのことも指パッチンで消してしまう。
ベッキーの家で一人、創作活動を続けるチャック。
面白くなりそうだと呟くのだった。
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感想 ~チャックのあくどさが止まらない~
チャックは本当に悪いヤツだなぁ。
時を経てベッキーは割と普通の稼げる主婦をしていたのに、押し掛けるなんて。
自分でも言ってたけど、確かに他に行くところないもんね。
友達おらんもんね(*`艸´)ウシシシ
しかも書くことがないとか言って繊細ぶってるんだよね。
ベッキーもちょっと優しすぎへん?うまいことチャックのヤル気スイッチをオンにするなんてさ。
なのにチャックがしたことと言ったら、「スーパーナチュラル」の結末を悲惨なものに変え、ベッキー一家を自宅からどっかへ消し去ってしまった。
どんな結末を用意したかは知らんけど、表紙はウィンチェスターの墓石の絵にするだなんて、ほんまにアホでチャックの考えそうなことやな。
でも前シーズンでは、チャックのシナリオ通りにいかずに自分でジャックのこと殺してたよね。
果たして今回は思い通りに行くのかしら?
一方、ウィンチェスター兄弟の狩りも悲惨( ;∀;)
昔はビリーのケースは見逃してあげたことなかったっけ?
冒頭でサムの夢に出てきたディーンの煉獄仲間だったベニーのことは見逃してたよね。
サムたちを救うためにディーン自ら煉獄送りにしたけど、サムたちは一緒に戻ってくる気やったしディーンもそうする気だったと思う、ベニーの意志で残ったけど、確か。たぶん。
ガースのことだって狼人間だけど見逃してる。
それを考えるとやっぱり今回のビリーに関してはちょっと厳しすぎへん?
まだ高校生だし両親だって彼のことを全力で守ってる。
もしかしてそれがよくないのかなぁ?
それにまだ高校生だというのにビリーの物分かりが良すぎて、ジタバタとすることもなかったのが余計になんか後味が悪かった。
そりゃ、帰りの車の雰囲気も暗くなるよね。
そしてサムが、本当に自由になれた気がしないって言ってたけど、その通りなんですわ。
チャックはこの世界を捨てるどころか執筆を再開し、執着しちゃってるからね。
やっぱりウィンチェスター兄弟のことが気になって仕方ないんやな。
いちばんのお気に入りだったのに、自分のことをいちばんに思ってくれないから可愛さ余って憎さ百倍に転じてしまったのかもね。
それにサムとは肩の傷口がリンクしてるようだし、それもいずれは決着をつけないといけなくなるやろうね。
今回はちょっと暗いエピソードだったから、近いうちにでもスカッとするような怪物退治が見たいなぁ。