ご紹介するのは、韓国ドラマ「ビッグマウス」
話数:全16話
現在、ディズニープラスにて配信中(2022年8月現在)
勝率10%以下の三流弁護士、パク・チャンホを演じるのは、除隊後初のドラマ出演となるイ・ジョンソク。
その妻、コ・ミホには、イム・ユナ。
そしてタイトルの「ビッグマウス」というのは、ジャンルを問わずあらゆる犯罪に関与していると思われる天才詐欺師の呼び名。
この人物、正体は不明だったのですが・・・
ある事件をきっかけに、その正体はパク・チャンホということに(゚д゚)!
果たしてこの先どうなるのか⁉
それでは、第1話のあらすじと感想です。
あらすじネタバレ
ジャンルを問わず多数の犯罪の黒幕だと思われている天才詐欺師のビッグマウス。
いろんな報道が憶測を呼ぶがその正体は不明。
一方、勝率10%にも満たない三流弁護士のパク・チャンホの願いはただ一つ。
家族と幸せに暮らすことだけ。
そして、多額の借金があるにも関わらず、結婚記念日だからと妻のミホと義父を豪華な食事へと招待する。
その食事の最中、チョ・ドンファ検事から電話があり、九川(クチョン)病院事件の件で会うために、先に帰るチャンホ。
部屋を出た直後に従業員からコーヒーを渡され、車内でそれを飲んだところ意識が混濁。
事故を起こしてしまう。
その事故から遡ること7日前。
チャンホは自身も詐欺被害に遭い、多額の借金を背負いながら集団訴訟の弁護を担当。
妻のミホには内緒で、闇金からも借金をして判事に根回ししたのだが、裁判が始まるとその判事は除斥されていて別の判事が(゚д゚)!
当然のごとく敗訴。
被害者たちからは、無能なくせに大口ばかり叩くから「ビッグマウス」なんてあだ名が付くんだと責められる。
看護師として勤務中だったミホも、裁判に負けたことを知り烈火のごとく激怒(# ゚Д゚)
チャンホは家から追い出され、味方になってくれるのは義父だけ。
そんなチャンホの元に九川市長のチェ・ドハから刑事訴訟の依頼の電話が入る。
市長から依頼されたのは、九川大学病院の殺人事件。
事件の関係者は全て市長の知人らしく、交通事故が起きたために事件が発覚!
車のトランクからは、九川大学病院のソ教授の遺体が発見され、外科教授のハン・ジェホ、弁護士のイ・ドゥグン、財団理事長の息子のチョン・チェボンが現場で逮捕。
なぜチャンホが弁護人として選ばれたかと言うと、勝率10%に満たない無能な弁護士だったから。
既に裁判までのシナリオは完成していて、チャンホはその通りに演じるだけでいいらしい。
一旦は断るチャンホだったが、消えたドライブレコーダーが見つかれば真犯人がわかると言う市長。
実は市長の狙いは3人を無罪にすることではなく、真実を明らかにし、政策に口を出してくる彼らと縁を切ること。
つまりチャンホの役目は二重スパイ。
個人的な心付けだと言って紙袋に入った大金を差し出し、「まず有名になれ」と芸術家の言葉を引用。
「巨人ゴリアテと戦う正義の弁護士、魅力的なコンセプトでは?」と言ってチャンホをその気にさせる。
翌日、刑務所にいる3人に面会に言ったチャンホ。
3人は刑務所にいるにもかかわらず広いスペースで何不自由のない豪華な暮らしっぷり。
発注通りの無能な弁護士がやってきたことで大満足。
そこへドラレコが見つかったと通報があったと市長から電話が入り焦る3人。
チャンホは帰り際に盗聴器を仕掛け、ドラレコはハンの妻が持っていることを盗み聞き。
3人にとってもそのドラレコは保険のようで他にも共犯者がいるもよう。
チャンホはすぐにそのことを市長に連絡。
市長は、料理番組の収録中だというハンの妻のチャン・ヘジン教授のところへ。
すると悲鳴が聞こえヘジンは倒れていた。
窓の外には逃げていく男の姿が!
その後、ヘジンにドラレコの在りかともう一人の共犯者は誰なのかを尋ねるチャンホと市長。
もう一人の共犯者は、新聞社の社長コン・ジフンだった。
そしてチャンホはヘジンと一緒にドラレコを取りに行くが、ヘジンからは「この事件を担当したのは不幸の始まりかもしれない」と警告される。
チャンホがドラレコを確認すると、論文を撤回すると言えと迫られ、最後には殺害されるソ教授の様子が映っていた。
ただ、残念ながらコンの名前は出てこず。
家では、何日も帰ってこないチャンホのことを心配していた妻のミホ。
そこへ九川裁判所の執行官たちが有体動産の差し押さえに!
義父から連絡を受けるチャンホだったが、闇金からお金を借りていたことを知ったミホはカンカン(# ゚Д゚)
その後、家に戻ったチャンホは、すぐに解決できると言ってミホを宥め、着手金だと言って紙袋に入った大金を渡す。
翌日、お金を工面しようと欲をかいたチャンホは、市長ではなくコン社長のところへ。
犯行を録画したドラレコを30億で売ると持ち掛けるが相手にされず。
正攻法で行くしかないと観念し市長に電話。
ドラレコは自分が担当検事に渡すと告げる。
そして冒頭の結婚記念日の夜のシーンへ。
事故を起こし車の中で目を開けたチャンホ。
「目覚めて見たら俺は別人になってた、この世で最悪のクズヤロウに」というナレーションで締めくくられたのでした。
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感想 ~身の程をわきまえるって大事よね~
ビッグマウス=大口を叩くっていうのは和製英語で、本来の意味は口が軽い人のことを言うらしいですね。
今回の主人公のパク・チャンホは完全に大口を叩くタイプのようですが。
そして1話目のチャンホはというと、本当にどうしようもないバカ。
頼りなくて無能。
コネがなくチャンスに恵まれなかっただけで、自分は有能だと思っているところもバカ丸出し。
コネは大事ですよね!
コネだけで職を得て出世していく人たちは案外多い!
でも、無能さが突出していたおかげで巡ってきた今回のチャンス。
せっかくの名を挙げるチャンスだったのに、浅はかな考えで台無しに。
コン社長にドラレコを買ってもらおうだなんて、大きなため息をいくつついたとしても、チャンホのバカさを表現できない。
怒る気力すらも奪ってしまう本当にバカな行動だった。
自分を有能だと思っている凡人っていうのは、本人は幸せかもしれないけれど、家族にとっては災害のようなもの。
呆れ果ててやっぱりため息しか出てこない。
そして物語の展開としては早いですよね。
ドラレコを手に入れようと動いていると、所有していたハンの妻のヘジンは襲われ(軽傷やったけど)
ドラレコを手に入れたチャンホは、ホテルの従業員に薬入りの珈琲を渡されて事故。
黒幕は一体どんな情報網を持っているのか?
それに同じ人物が糸を引いたとも限らないよね。
襲われたヘジンが大したケガじゃなかったことを考えると、共犯者って線も捨てきれない。
何より、チャンホがドラレコを持ってることも知ってたわけだしね。
プラス「不幸の始まり」って予言も的中。
一方、バカなチャンホを支えるのが妻のミホなんだけれど、ミホを演じるユナちゃんは、守ってもらうよりも守ってる側のほうが断然イイ!
チャンホって愛され力が高いって感じじゃないけれど、愛されないと生きていけそうにないように見えるからね。
ミホだけでなく、ミホの父の愛もちゃんとゲット。
そこは人たらしの才能ありかも。
最後は意味深なナレーションで終わったけれど、チャンホがこの先どう変わるのか、その辺は楽しみですね。
第2話の感想はコチラ
ビッグマウス 第2話 あらすじネタバレ感想 - 夜更けに海外ドラマ
主な出演者
- パク・チャンホ:イ・ジョンソク
- コ・ミホ:イム・ユナ
- コ・ギグァン;イ・ギヨン
- キム・スンテ:オ・ウィシク
- チェ・ドハ:キム・ジュホン
- ヒョン・ジュヒ:オク・ジャヨン
- コン・ジフン;ヤン・ギョンウォン
- チョン・チェボン;キム・ジョンヒョン
- ハン・ジェホ:ユ・ジュン
- イ・ドゥグン:オ・リュン
- パク・ユンガプ:チョン・ジェソン
- ノ・バク:ヤン・ヒョンウク
- ジェリー:クァク・ドンヨン
- チェ・チュンラク:チャン・ヒョクジン