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クラリス 第6話 記憶の欠片 あらすじ感想

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クラリス 第5話 恐怖の一夜 あらすじ感想 - 夜更けに海外ドラマ


それでは、第6話のあらすじと感想です。

あらすじネタバレ

療養センターで起きたことを思い出すために、精神科医・リー医師の催眠で認知療法を受けるクラリス。

けれど男の顔はやっぱり思い出せない。


クレンドラーは、クラリスに休職するように伝えろとマーレイに言い、今後の親権争いに備えて接触してきた弁護士に会いに行く。


そして、男の手の甲をひっかいていたクラリスの爪は証拠として採取され鑑定に出されていたが、DNAの鑑定結果は「不確定」

マーレイから、負傷後は休ませるのが通例だから休職するようにと言われたクラリスだったが抵抗。

マーティン司法長官を訪ね、休職を解いてもらおうとする。

マーティンは、娘のキャサリンを避けるのは得策じゃないと言い、頼みを聞く代わりに今夜食事に来るようにと条件を提示。

アーデリアは無理しないで断るべきだと忠告するが、職務に戻りたいからと言ってクラリスは出かける。


一方、製薬会社へとやってきたエスキヴェルとトリパティだったが、相手は協力的とはいえず、検事補の名刺を渡され追い返されてしまう。


そして弁護士と会っていたクレンドラーの元には、自宅から緊急の連絡が入る。

目を覚まさないママを心配した息子がクレンドラーに連絡したのだ。

幸い、マンディは深い眠りについていただけだったが、薬を服用していたため、クレンドラーは子供たちを連れ帰ることに。


マーティン邸での食事に訪れたクラリスはキャサリンと再会。

食事の席につく3人だったが、キャサリンはすごく神経質な様子で会話は盛り上がらず、キャサリンを腫れ物のように扱うマーティン。

しかし、キャサリンの態度にとうとう耐え切れなくなったマーティンは、不快にさせないでと声を荒げる。

あんな経験をしたせいだとキャサリンを庇うクラリス。

そこへ、オフィスから荷物が届き席を外すマーティン。


2人きりになると、キャサリンはクラリスに手編みのマフラーをプレゼント。

そしてバッファロー・ビルの母親を見つけたことを明かし、会いに行くと告げる。

しかしマーティンが席に戻ったためそれ以上話せず。


こうやって話すことが助けになると思ったと切り出すマーティン。

しかしキャサリンは、クラリスを呼びつけ自分の力を誇示しただけで私のためなんかじゃないと反論。

あの事件さえなければと悔やんでると言うマーティンに、あの事件がなければママは今もただの上院議員よと言って部屋へ。


一方、カフェで女性検事補に会っていたエスキヴェルとトリパティは、召喚状と令状を求めるが、詳細も聞かずに断る検事補。

製薬会社の不正摘発には過去にも惨敗し、部下も失ったと告げる。


支局では、クラリスの爪から採取されたDNAについて調べ直したアーデリアがマーレイのところへ。

別の名前で出したら違う結果が出たと言う。

男は実在したがそれを隠したい人物が証拠を改ざんしたことが明らかに。


マーティン邸では、クラリスがキャサリンの部屋へ。

ビルの母親に会っても得るものは何もない、仕事柄わかるとキャサリンに忠告。

しかしキャサリンから意外なことを聞かされる。

ビル事件の時、クラリスは泣いていたというのだ、応援も呼べずにいたと。

「ウソよ」と言うクラリスに、ビルの最後の言葉「美しくいるのはどんな気分だ?」覚えてない?

そう言うと、荷物とプレシャスを抱え出て行くキャサリン。

止めないと早まったことをするとマーティンに言うクラリスだったが、どうせ何もできないというマーティン。

その言葉通りすぐに戻ってきたキャサリン。

部屋からはキャサリンの泣き叫ぶ声が響いていた。


翌日、クラリスは中華街にある精神科医のリー医師を訪ね、再び認知療法を開始。

バッファロー・ビル事件で起きたことを思い出す。

それはキャサリンの言った通りでクラリスは泣いていた。

そして次に療養センターの記憶へ。

男の顔がハッキリと見えたが知らない男。


支局では、アーデリアとマーレイ、エスキヴェルとトリパティが証拠が改ざんされた件について相談。

クレンドラーから検事補に話してもらおうと言うエスキヴェルだったが、敵は権力があるため慎重にいかないとダメだと言って止めるマーレイ。


クレンドラーはというと、単身で親権を手にするために、あの弁護士を雇うことにするのだった。←アーーーーーッ!

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感想 ~疑うべきは自分の記憶???~

証拠のDNA検査の結果が「不確定」と言われるなんて、事件の闇は相当深そう。

誰の仕業かは知らんけど、誰も信用できなくなるよね。

それに真相に近付くとそれは握りつぶされてしまうってことでしょ?

第4話で、クレンドラーがマーレイに確かこう言ったんだよね「恐ろしいのは何もわからないことだ」って。

本当にそう。


今回は、アーデリアの機転で「不確定」と言われたDNAが「不確定」ではないことがわかって、クラリスが本当に男をみたことが証明されたわけだけれど、それ以上のことは教えてくれへんかったなぁ。


クラリスも、記憶を取り戻して男の顔を思い出したけれど、今はまだ知らない男なんだよね。

それよりも、バッファロー・ビル事件の記憶違いのほうが興味深かった。

まさかキャサリンに指摘されるまで自分の記憶を疑いもしなかったなんてね。

キャサリンは、クラリスが私は訓練も受けてるし武器も持ってるし応援も呼べるって言った時、泣くことしかできへんくせにってちょっと小ばかにしたに違いないって私は思ってる。

だから、ビルの母親を見つけたから会いに行くってことも言ったんじゃないかなぁ、ってね。

違うかもしれんけど。

でも、結局一度は勢いで家を出たものの、瞬殺で戻ってきて家で泣き叫んでたのはキャサリンのほう。

勝ち負けではなく、2人ともビル事件からはちっとも立ち直れてないよね。

2人は同じものを共有した被害者同志なんだけれど、なんかライバルみたいにみえてしまった。


立ち直ったように見せてるクラリスと、真逆をいくキャサリン。

キャサリンから見たクラリスは、全然立ち直ってなんかいないし、一人だけ立ち直るなんて到底許されへんことなんじゃないかなぁ?

ビルの愛犬だったプレシャスを飼っているのだって、周りへの最大の当てつけにも見える。


そしてもう一つ気になっていたのがクレンドラーの弁護士!

最後の最後でアーーーーーッ!でしたね。

自ら売り込みに来る弁護士なんて怪しいとは思っていたけれど、まっくろくろすけですやん。

クラリスを受話器で殴った男だったとは┐(´д`)┌

クレンドラーはどうなっちゃうんでしょうね。

すごいなぁ、栄える悪!


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クラリス 第7話 ねじれた真実 あらすじ感想 - 夜更けに海外ドラマ