夜更けに海外ドラマ

海外ドラマのあらすじと感想を中心に、時々映画や国内ドラマの感想も書いています。

ファースト・レスポンダーズ 緊急出動チーム 第1話~第2話 あらすじネタバレ感想

ご紹介するのは韓国ドラマ「ファースト・レスポンダーズ 緊急出動チーム」

話数:全12話

現在ディズニープラスにて配信中(2022年11月現在)

 

ファーストレスポンダー ⇒ 警察官・消防士・救急隊員など,事故などの現場に最初に到着する緊急対応要員 (https://dictionary.goo.ne.jp/より引用)
 

隣り合うテウォン警察署と消防署の職員たちが協力して事件を解決していくという物語。

広域捜査隊からテウォン署へ異動してきた別名、珍島犬チンドッケ(食いついた事件は絶対に放さない)と呼ばれているチン・ホゲ警部補を演じるのは、キム・レウォン。

ありがたくない別名だけれど、正義感が強く、暴走することもある熱い男!

父親はなんと検事長。

そして職種を越えて協力し合う消防署のメンバー、別名、ブルドーザーことポン・ドジンを演じるのがソン・ホジュン。

同じく、消防署の女性救命士、ソン・ソルをコン・スンヨンが演じています。


それでは、あらすじと感想です。

 出典元:https://www.disneyplus.com/

あらすじネタバレ

第1話 

プロローグ

検察捜査官を無視し、被疑者のマ・テファに暴力を振るったため懲戒委員会にかけられたチン・ホゲ(キム・レウォン)。

あいつは最低な男だと言い、次は半殺しにすると言って反省の色は全くなし。

その結果、広域捜査隊からテウォン署へと左遷。

異動初日から「コードゼロ」と呼ばれる凶悪事件が発生する。

コードゼロ ⇒ 共同出動が必要な最高危険段階

女性拉致事件

夜道で拉致された女性、キム・ソヒ。

翌朝、意識を取り戻すと、周りはビニールに囲まれた異様な部屋の一室。

ドアを開けるとそこには見知らぬ男性が!

ナイフを手に抵抗しようとするも、反対にナイフを奪われ太ももに突き刺されてしまう。

必死で隣の部屋に逃げ込みカギをかけるソヒ。

取り戻したバッグから携帯を取り出しイヤホンをして母に助けを求める。

事件発覚!

テウォン署には、コードゼロの拉致事件の出動要請が!

被害者が負傷しているため消防も出動。

拉致されているソヒとの通話を消防とも共有する。

早速現場へ向かうも、GPSの追跡ではオンジョ団地内ということしかわからず。

しかも渋滞でなかなか前に進むこともできない。

するとチン・ホゲがオートバイで現れ、交通整備しながら救急車を先導。

ソヒと電話は繋がっているものの、刺された太ももの状態は芳しくなく、タイムリミットは1時間。

救出作戦

部屋を特定することができず、チン・ホゲはソヒに火事を起こしてもらうことを提案。

反対するポン・ドジンだったが、他に打つ手がなく火の起こし方をソヒに教える。

意識が朦朧とする中、必死で火を付けるソヒ。

火が付くと意識を失ってしまう。

そしてホゲたちは火が付いた部屋を特定。

はしごを使いベランダから入ることに。

向かったのはホゲとドジン、救命士のソン・ソルの3人。

それに気付いた犯人は隠れて隙をつきホゲの首元にナイフを突きつけ人質に!

ホゲは犯人を挑発し、酸素がない状態のドアを開けさせ一気に酸素が入ると爆発するバックドラフトを利用。

犯人がドアを開けた瞬間吹っ飛ぶ2人。

事件終結

ソルの措置で意識を取り戻したソヒ。

そしてしぶとい犯人はホゲが逮捕。

通報後、57分で事件は終結する。

犯人の名はチョ・ドゥチル37歳。

既に6人を殺害していた。

事件が解決しテウォン署で自己紹介を済ませた後、不動産屋で安い部屋を紹介してもらい契約したホゲ。

そこへ検事長の父、チン・チョルジュンから電話がかかってくるが無視。

父は、ホゲが懲戒委員会にかけられる原因となった被疑者、マ・テファの前でホゲに電話していた。←どんな関係???


ホゲは、早速契約した部屋へと向かうが、同じ8階のフロアには消防のドジンとソルも住んでいた。

「その部屋には幽霊が出るんです」と言うソル。

「本当だよ」と言うドジン(* ´艸`)

部屋に入ろうとするホゲだったが、出動要請がかかり2人と一緒に向かうのだった。

第2話

コード2 ⇒ 潜在的な危険や犯罪を予防すべき段階

通報

自殺の疑いがあるとコード2の通報を受け出動したホゲたち。

現場へ向かうと、中学生の娘、ヒョンソの母親が部屋の前で待っていた。

どうやらこれが初めての自殺騒ぎではないらしい。

母親が部屋のカギを壊すのを嫌がったため、配管をよじ登り窓から侵入するドジン。

部屋に入ると娘のヒョンソは何かを服毒したようで意識がなかったのだが、移動させようとしたところ何事もなかったように目を覚ます。

しかし嘔吐した後があり、救急搬送することに。


一方、ホゲは部屋に足跡を見つけ調べようとするが、ドジンたちが踏みつけていき台無し。

急変

搬送中、どんどん具合が悪くなるヒョンソ。

病院で検査したところ、致死量の5倍のパラコートを服用。

飲んだ直後は嘔吐くらいの症状なのだが、徐々に呼吸困難に陥るらしい。

搬送中に酸素を投与していたことでその症状も加速し、ヒョンソは間もなく亡くなってしまう。

亡くなる直前、何かをソルに伝えた様子。

捜査開始

ホゲはヒョンソの携帯のロックを解除し「15年の人生、15秒で終わらせてやる」というメッセージを見つける。

どうやら脅迫されていたヒョンソ。

ソルから「農薬を飲んでも死なないはずでしょ」とヒョンソが言い残したことを聞いたホゲは、一人じゃなかったと言い、業務協力をソルに頼む。


ホゲは、ヒョンソが農薬を飲むとき誰かが一緒にいて、犯人はヒョンソが死ななかったので焦って口止めのためにあの脅迫メールを送ったと推測。

捜査の行方

一方、ソルはヒョンソを見つけた時のボディカメラに映るヒョンソのリストカットの映像をホゲに見せ、ヒョンソの最後のリストカットの投稿をホゲたちと一緒に探す。

その時、机の上に飾りのいっぱいついた携帯を見つけたソルが「ヒョンソの携帯?」とホゲに聞くも「別のヒョンソのだ」と言って携帯をしまうホゲ。


そしてとうとうヒョンソのリストカットの投稿を見つける。

ヒョンソの投稿には食事中の画像が多く、この食事相手を割り出し会いに行くチーム長とミョンピル。

相手の男性はチョ・マンシク。

ヒョンソの実の父親だった。

駆け付けたホゲも彼の手にUVライトを当て、脅迫犯じゃないと一言。

実はアパートの配管には窃盗予防事業の蛍光物質が塗られていて、UVライトを当てると触れたものはしばらくの間は光るのだ。

もう一度、ヒョンソの部屋を捜査し、窓枠に指紋が残っているのを発見。

けれど指紋認証では引っかからず、葬儀に来ていた同級生たちの一人と指紋が一致。

犯人逮捕!

早速少年の家へ行くと、慌ててスマホをレンチンする少年。

その後、署まで任意同行。

少年の名はヤン・ジュンテ。

手には蛍光物質も付着。

しかし証拠がないだろと言って生意気で強気なジュンテ。

任意同行で拘束できるのは6時間まで。

残り時間が5分となったところで、スマホを復元し解析は全て済んだと思わせ、ジュンテのことを追い詰める。

追い詰められたジュンテはとうとう正体を露わに!

ぼっちだったヒョンソを甘い言葉で賭博ゲームに誘い、借金をさせてお金を引き出すのが目的だった。

けれどヒョンソがチクると言いだしたため、窓から部屋に侵入。

恥ずかしい写真を撮られ脅迫されたヒョンソは、おばあちゃんの家から持ってきたと言って瓶に入った農薬を出したのだ。

ジュンテからどうせ飲めないくせにと言われ、農薬を飲んで嘔吐したヒョンソ。

ジュンテはその場から逃げ出しあの脅迫メールを送ったのだった。


全てが明るみになってもまだ、満14歳未満の触法少年だから処罰されないと余裕を見せるジュンテ。

すると、起訴されるには3か月以上かかり、その頃には誕生日を迎え触法少年じゃないと言うホゲ。←ウソ(* ´艸`)

そんなのありえないと言って顔色を変えたジュンテをミョンピルに連れて行かせる。


事件が解決し、引出しにしまっていたもう一人のヒョンソのスマホを見るホゲ。

交通整備をしていた夜「おチビちゃん」から着信があったことを思い出していた。

マ・テファの保釈

ホゲの父でもある検事長とも何やら関りがある様子のマ・テファが保釈される。

マスコミから麻薬売買や殺人教唆の件で質問が飛び交うも何も答えず。

家族が待つサーキットへ。

するとそこへ父親から電話が!

マ・テファを保釈するために方々へ頭を下げた様子の父はカンカン(# ゚Д゚)

籍を抜いて縁を切ると言って電話は切られてしまう。


その後、マ・テファは弁護士にホゲの調査結果を聞き、7年前に面白い事件があったことを知る。

ホゲは一人で鬱蒼とした林へ。

木の前には少女の写真と木箱があり、木箱の中に折り鶴を1つ入れる。


その後、ドジンから契約した部屋の火災事件の調査記録を受け取るホゲ。

ホゲが契約した部屋は、密室で火災、住民は失踪、しかも未解決事件だった(゚д゚)!

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感想+α

業務協力は命がけ⁉

隣り合う警察署と消防署ということで、業務協力をして事件を解決するのですが、1話目は共に事件現場へ突入。

まさに危険とも隣り合わせ(゚д゚)!

安全を確保してから、なんて悠長なことは言ってられない現場でしたね。

火事 X 負傷した被害女性 X 犯人!

しかも犯人はかなりしぶとかった。

けれどしぶとかったのは犯人だけでなく、ホゲも珍島犬チンドッケというあだ名通り犯人に食らいついて捕まえました(* ´艸`)

1話目としては、現場でのどちらの活躍も欠かせない展開がわかりやすく、初対面なのにホゲとドジンやソルのあいだに遠慮がなかったところがよかったです。

ムカつくガキンチョ(# ゚Д゚)

2話目は、女子中学生の自殺未遂騒ぎかと思いきや、ネコを被った学級委員長のジュンテが黒幕でした。

このガキンチョがまた腹立つんですわ(▼皿▼#)

まだ14歳未満だから触法少年(刑事責任を問われない)だと、ざまあみろ、ってな感じで口にするんですよ!

頭の一発でも叩きたくなっちゃいますよね。

でもどれだけ利口なフリしても、ホゲの起訴されるころには触法少年じゃないというウソには引っかかってました(*`艸´)

スッキリというわけにはいきませんが、これくらいのウソは許されると思います。

どうなるホゲ?

1話完結の事件の他に、ホゲ自身の過去や、これから何かが起こりそうな不穏な空気がかなりプンプンと匂ってます。

それというのも、マ・テファの存在。

マ・テファは、ホゲに逮捕され殴られたから根に持ってる様子でした。

それだけならまだしも、ホゲの父でもある検事長、チン・チョルジュンと密談。

ただ、チョルジュンは、マ・テファのことはよく思っていないように見えたんですよね。

何か訳でもあるのかな?


それと7年前の事件というのも気になります。

ホゲが大事にしている携帯の持ち主、もう一人のヒョンソという少女とも関係しているのかもしれませんね。

最後に

ホゲが契約した賃貸は、偶然にもドジンやソルと同じ物件の同じフロア。

幽霊が出ると言われビビってましたね(* ´艸`)

けれど、火事の調査記録を見ると刑事の顔に!

いったい何が出てくるのやら?


そしてこのドラマ、もしかしてホゲとドジン、ソルのロマンスの三角関係に陥るのかも⁉と一瞬だけ思いましたが、その可能性は今のところかなり低そうです。


第3話&第4話の感想はコチラ
ファースト・レスポンダーズ 緊急出動チーム 第3話&第4話 あらすじネタバレ感想 - 夜更けに海外ドラマ

主な登場人物

  • チン・ホゲ:キム・レウォン
  • ポン・ドジン:ソン・ホジュン
  • ソン・ソル:コン・スンヨン
  • ペク・チャム:ソ・ヒョンチョル
  • コン・ミョンピル:カン・ギドュン
  • ユン・ホン:ソン・ジユン