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ファースト・レスポンダーズ 緊急出動チーム シーズン2 ネタバレ感想 第7話&第8話 - 夜更けに海外ドラマ
それでは、第9話と第10話のあらすじと感想です。
あらすじネタバレ
第9話
起
帰ろうとするソルを呼び止めたハン教授は、ソルがPA看護師(手術を補助する看護師)だったと知ると、検視の手伝いを頼む。
検視の結果、肝臓の一部はなく、肺も片方なく、腎臓も片方しか残っておらず。
ハン教授によると、徹底した目標と計画の下、殺害された犠牲者で、縛られた痕もないことから麻酔をしたのだろうとのこと。
加害者はかなりの経験者で手術に慣れており外科医の可能性もあると言う。
検視が終わり、完璧に臓器を摘出した理由は1つで臓器盗難だと説明。
そこへドハがホゲを呼びに来る。
ドハの話によると、先日の遺体に埋め込まれていた爆弾は精巧に作られたものでポケベルの基板を調べると国内では流通していない機種らしい。
ヤン・チヨン殺害犯の捜査
ヤン・チヨン殺害犯は何も証拠を残しておらず、彼が死亡した当日、移植手術をした病院がないかどうかを調べることに。
そして検視結果で犯人は医者の可能性が高いということから浮かんできたのが、ソク・ミジョンの父親ソク・ムング。
彼は麻酔科医で、医師と言う条件に当てはまり恨みもある。
法廷でヤン・チヨンに殺害された娘を侮辱され、裁判後、妻は耐え切れずに自殺。
娘に続き妻まで失ったムングは、妻が自殺した山で抗議の旗を掲げ一人で暮らしていた。
ホゲとミョンピルは、ムングのいる山へ。
彼は携帯もなく、ニュースもみない生活を送っており、ヤン・チヨンの死を告げられると、最高だと言って笑う。
アリバイを確認しようとするホゲたちに、携帯もないぞというムング。
一方ドハは、壊れたポケベルを知り合いのところで修理してもらい、IPアドレスを突き止めていた。
チョルジュン(ホゲの父)の動向
犯人と電話で話したチョルジュンは、犯人が持っている自分にとっても困る麻薬事件の資料と、自分が手に入れたマ・ジュンド議員死亡事件の資料の交換を迫られる。
断ったらホゲの命はないと言われ、犯人の指示通り銀行の貸金庫に資料を入れ交換するチョルジュン。
議員の死はデックスの仕業に違いないと思うのだった。
トッコ団長と10年前のバラック村の火災
ホゲが帰ると、先日の火事の件でトッコ団長の出頭前に嘆願書を書いてもらおうとソルが待っていた。
2人で食事に行き、ホゲが今追っている犯人への恐怖を口にするソル。
それはホゲのことを心配するからで、ケガしないでと伝えるも、約束できないと言うホゲ。
でも、俺のケガが酷くても来て欲しいと言って先に帰る。
「とにかく生きていて、駆け付けるから」と思うソル。
一方、ネクストマンション火災の件でヤン検事から聴取を受ける団長だったが、話は10年前のバラック村火災調査報告書が机にあったことを追及される。
放火の可能性があるという隊員の意見が無視されたと話す団長に、もう終わった事件だと言うヤン検事。
過去に執着すると未来も失いますよと言われる。
その後、消防署の前でペクチーム長と話すトッコ団長。
10年前のバラック村の火災資料を見せ、火災発生当時、施工会社側と住民の関係が最悪で、バラック村が全焼したとき、住民は身一つで追い出されたことを話す。
ネクストマンションなどの開発で相当儲かったはずだと思うペクチーム長。
ホゲたちと食事しながら、ネクストマンションの再開発で得したヤツらが団長の捜査を妨げようとしてると話す。
証拠捜しがカギになるが、バラック村の消失が目的なら引火性物質を使ってると言うホゲ。
そこへ移植手術をした病院はなかったことを報告しに来たサムスン。
マ・テファ
ハン教授から呼び出されテウォン署に戻ったホゲたちは、臓器移植に使ったのは腎臓だけで、肺と肝臓は処置が雑で移植できるような状態ではなかったことを知らされる。
犯人は腎臓が必要なことを隠したい人物だと言われマ・テファのことが頭に浮かぶホゲ。
すぐに病院へと行くのだが、そこにいたのはマ・テファではなく、透析を受けた時に入れ替わった別の男だった。
父親の葬儀が終わったとたん腎不全になったことを怪しむサムスン。
ホゲは絶対に裏で操ってるヤツがいるといい、パン・ピルグ事件から計画してたはずだと言う。
そしてマ・テファの資金を追跡するため、父親の死後の財産がどうなったかを調べに国税局へ。
すると相続した土地を売却しており、その額なんと340億ウォン。
その後、ヤン・チヨンが使用していたと思われるプリペイド携帯を特定し、アプリを調べたところ、バイトコインの取引額が340億ウォンで一致。
そこから187億ウォンで病院を買収していたことがわかる。
すぐに病院に向かったホゲたちだったが、手術した痕跡はあるもののマ・テファどころか病院は無人。
鑑識が呼ばれ、サムスンは一つだけ残されていた指紋を見つける。
結
ホゲたちは、患者を運ぶためには救急車が必要だと考え、ヤン・チヨンの死亡当日、ここを通った救急車を探すことにしたのだが、どれも空振りだった。
指紋の主がソク・ムングだったことが明らかになり、山へと向かうもムングは既に亡くなっていた。
死因は麻酔薬。
行き詰っているところを父・チョルジュンから呼び出されたホゲは、お前と私の最初の業務提携だと言われ「検視用捜索差押許可状」を渡される。
どうするかはお前が決めろと言うチョルジュン。
後日、マ・ジュンド議員の墓が掘り起こされ、ホゲとチョルジュンも見守る中、ハン教授による検視が始まるのだった。
第10話
起
ハン教授の検視を見学しながら、父・チョルジュンから黒幕はマ・テファが韓国へ呼んだデックスと呼ばれる人物であることを聞かされるホゲ。
そして検視では、マ・ジュンド議員の胃から白い結晶が見つかるのだが、ハン教授が直接口にし、塩だと断言。
ホゲたちは他殺の痕跡を捜すのが目的だったが、ハン教授からは他殺の証拠はないと言われれる。
その後、チョルジュンに本当に他殺だと思うかとホゲが尋ねると他殺だと断言するチョルジュン。
一方、IPアドレスを突き止めたドハは、サムスンのところへ追跡の協力を仰ぎに。
サムスンによると、一般の検索エンジンでは接続不可のダークネットに繋がっているため専用のブラウザがいるらしい。
高性能のパソコンがいると言われ、ドハはポケベルを直してくれた知り合いのところへサムスンを連れて行く。
マ・テファにまんまと逃げられたヨンス刑事は、爆弾を運んだ人物を追っていたのだが、映像に映っていたのは執行猶予になったばかりのかつての部下ソニョルだった。
マ・ジュンド議員の死因
ホゲはマ・ジュンド他殺の糸口をつかむためマ・ジュンドの自宅へ。
そこで何度も死亡当日の映像をみているうちに、マ・ジュンドがやたらとスープに塩を振っていることに気付く。
その塩を持ち帰り成分を調べてもらうとカリウムが検出され、塩辛くないわけだなと言うホゲ。
ハン教授によると、カリウムも塩も単独では殺害道具にはならず、被害者が腎不全と心臓疾患を患う高齢男性の3拍子が揃ってこそ死に至ると説明。
ホゲは、カリウムの後始末をしなかったのは逮捕に至る致命的なミスだと口にする。
一方、ドハとサムスンはダークネットに入りまだ爆弾が売られていることを確認。
ドハはこれ以上は危険だからサムスンに抜けてと言い、この先は空軍EODと作業することに。
ホゲ X ソル
ホゲがマンションに戻ると偶然非常口から上に昇って行こうとするソルを見かける。
実はネクストマンションの一件でエレベータに監禁されて以来エレベータに乗れなくなっていたソル。
ホゲに手伝ってと言ってエレベーターに乗ろうとするのだが一歩を踏み出せず。
ホゲはそんなソルの手を握ってエレベーターへ。
ありがとうと礼を言うソル。
エレベーターを降りるとドハが待っていたためパッと手を放すホゲ。
爆弾の販売サイトを見つけ、今は返事を待っている状態であることをホゲに話したドハは、特定したら捕まえろと告げる。
バラック村火災の真相
トッコ団長とペクチーム長は、10年前のバラック村の火災の件を調べていた。
みんなが消防靴が燃えたと証言していることに気付いたペクチーム長は、消防のギスに協力を頼み、10年前の火災で殉職した隊員の消防靴と防火服を借りてもらう。
それを急いで鑑識へ。
トッコ団長がヤン検事に聴取されている部屋へ入って行き、そこへ鑑識結果も到着。
そこにはトルエンやキシレンなどの引火性液体が検出されたと書かれており、それを聞いたトッコ団長は、放火の直接証拠だと言及。
ペクチーム長も、バラック村の火災は放火で隠蔽できないとヤン検事に迫る。
部屋を後にしたヤン検事は、面倒なことになったとある人物に電話。
脅かすだけでいいのにと言ったその人物は、ソン・ジェジュン判事だった。
マ・テファの捜索
ホゲとミョンピルはマ・ジュンドを死に至らしめた塩を作った人物を捜すことに。
家政婦の話によるとマ・ジュンドが亡くなる1週間くらい前に宅配で届いたらしい。
しかし宅配所には記録がなく。
調べて行くうちにヤン・チヨンたちを運んだのが霊柩車だということが明らかに。
早速貸した業者を見つけGPSを確認。
一方ヨンスは、ソニョルが妻に送金した記録が見つかったため一人で捕まえに。
ヨンスの姿を確認し追いかけるのだが・・・
ホゲとミョンピルも霊柩車が向かった場所に到着。
エンジン音のするキャンピングカーが停められていたのだが、林の方から大きな声がしたためミョンピルが向かう。
結
一人でキャンピングカーに入ったホゲはマ・テファと対面。
デックスの素性を問い詰めるがマ・テファが言わないため水攻めにして苦しめるホゲ。
堪忍したマ・テファは、デックスはアメリカで出会った韓国人の医者で、ヤツの最初の犠牲者はジュリア・ゲイツであることを白状する。
そこへ血だらけのヨンスが入ってくる。
どうやらソニョルに何度も刺されたらしく、犯人を必ず捕まえろと言うと息絶える。
一方、ドハにも動きが!
相手から返信があり爆弾の設計図を受け取ったのだが、まだ実行前のキャンピングカーに仕掛けられた爆弾の設計図も入っていた。
そしてホゲはというと、マ・テファにデックスを呼べと言うも、呼んだら殺されると言ってマ・テファは拒否。
すると呼ばなきゃ俺が殺すと言ってマ・テファの首を絞める。
そこへハン教授が入ってくる。
「どうやってここに?」と聞くホゲだったが、すぐに彼がデックスであることに気付く。
ホゲは銃に手を伸ばすも、次の瞬間、電気を消すハン教授。
そして銃声が響き・・・
それを聞いたミョンピルは慌てて戻ろうとし、そこへドハから爆弾はもう一つありキャンピングカーだと知らされると駆け寄ろうとするのだが、次の瞬間爆発し吹っ飛ばされてしまう。
すぐに消防と警察が駆け付けミョンピルは搬送。
鎮圧完了後、キャンピングカーの中で遺体が発見されるのだった。
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感想+α
ついていけていないかも( ̄▽ ̄;)
ヤン・チヨンは残酷な殺され方をしただけではなく、臓器も盗まれていて、そのうち腎臓はマ・テファに移植されていたんだけれど・・・
マ・テファを監視していたヨンスのチームは、マ・テファが透析を利用して別の男に入れ替わってることにまったく気づかず。
ヨンス大失態!
一方、マ・ジュンド議員は殺されたと確信しているホゲの父・チョルジュンは、ホゲと始めての業務提携をして、埋葬された議員を掘り起こし検視させるんだけれど・・・
他殺の証拠は見つからないんだよね。
それもそのはず、後になってわかることだけれど、検視したハン教授こそが黒幕のデックスだったんだもの。
もちろんマ・ジュンド議員を計画的に殺した犯人ね。
そしてこのドラマ、過去からの関連付けがえげつない。
前回の爆弾事件で爆弾を運んだと思われる男は、かつてのヨンスの部下のソニョル。
シーズン1でホゲをハメるのに一役買った男ですよね、確か。
他にも、ヤン・チヨンを殺害し、マ・テファに腎臓を移植したと疑われたのは、マ・テファが殺害したソク・ミジョンの父のソク・ムングでした。
結局殺されちゃったけどね。
とどめは、トッコ団長とペクチーム長が調べていた10年前のバラック村の火災事件。
とうとう放火だという証拠をみつけましたが、その件に関係していると思われるのは、シーズン1で関りのあったソン・ジェジュン判事でした。
ドハはダークウェブで爆弾を売っている人物と接触し、設計図を見せてもらうのですが、そこにはネクストマンション火災で使われたものの設計図もあり。
そして問題は、まだ起きていなかったキャンピングカーの設計図だったのですが・・・
ホゲが突き止めたマ・テファがいたのがそのキャンピングカー!
そこにとうとうハン教授も現れ、ホゲはハン教授がデックスだと気付くんだけれどキャンピングカーはドッカーン(゚д゚)!
キャンピングカーで見つかった遺体は誰なの???ってところで10話は終了。
勢いに押されてダァーッと観てしまいましたが、正直あんまりついていけていない。
なんでそんなことになっているのかが全然理解できていなくて、ただ今起きていることをみせられているって感じ。
面白いのかと聞かれるとわからないことが多すぎてかなり微妙。
ホゲ X ソル
事件はまだまだわからないことが多いですが、そんな中わかりやすかったのはホゲとソルですね。
互いに想いあっていることは伝わってくるし、前回の事件のせいでエレベーターに乗れないソルの手を握ってあげるホゲを見て、らしくないようでらしいなと思ったり。
エレベーターを降りてドハがいるのがわかるとパッと手を放すところなんかは完全にホゲらしかったです。
パッと手を放されたソルですが、それでもすごくうれしそうに見えました。
ハン・セジン教授
マ・テファは、彼もホゲに恨みを持ってるようなことを以前言ってましたが、それって彼がまだ監察医をしていた頃に関係がありそうですね。
ソルと話しているハン教授を見てそう感じました。
でも何があったのかがサッパリ。
いきなりキャンピングカーに現れた理由もわからないし、単に電話が通じなかったから来ただけなのか。
ホゲがマ・テファの首を絞めてるのを見てどう思ったのかなぁと考えちゃいました。
そこはやっぱり他人に獲物を奪われそうって感覚⁉
まだ全然彼のことがわかりません。
最後に
あと2話を残しまたとんでもない終わり方をした10話ですが、キャンピングカーで見つかった遺体は誰なんでしょうね。
予告編通りなのか、煽られてしまっただけなのか。
何が起きているのか本当にサッパリで、やっぱり私はついていけてないようです。