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ファースト・レスポンダーズ 緊急出動チーム シーズン2 ネタバレ感想 第7話&第8話

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ファースト・レスポンダーズ 緊急出動チーム シーズン2 ネタバレ感想 第5話&第6話 - 夜更けに海外ドラマ

 

それでは、第7話と第8話のあらすじと感想です。

あらすじネタバレ

第7話

ソルの住むマンションに戻ってきたホゲは、無事に帰宅したとソルに報告。

なぜ戻ってきたのかを聞くソルに「刑事は犯人を捕まえないと」と言うホゲ。


そこへ暴力団の抗争だという連絡が入り現場へ。

乗用車から腐敗が進み損壊された身元不明の男性の遺体が見つかる。


一方、入院中のマ・テファの病状をヤン弁護士が医師に聞くと、腎尿細管が壊死する前に腎臓移植手術が必要らしい。


そしてホゲの父・チョルジュンはヤン弁護士と接触。

ヤンが電話をスピーカーにすると、チョルジュンに挨拶する黒幕。

マ・テファの件で便宜をはからせようとチョルジュンを脅迫。

その際、息子のホゲの名前を持ち出し、「息子さんの命を守りたいなら私の言葉をお忘れなく」と言われ電話は切られる。

トッコ・スン団長の復帰

テウォン消防署にはトッコ・スン団長が戻ってくるのだが、そこへ警察も現れ・・・

連続放火の件で、家宅捜査が入る。

犯人が元夫だったこともあり、私的な関係にとらわれ指揮団長として適切な対応ができなかった業務上の過失、無断で勤務地を離れた疑いで立件すると言われる。

身元不明遺体

抗争で見つかった遺体の検視が始まるのだが、指が切断され指紋もなく、歯も削がれていたため身元の特定は難しく。

被害者の身元を隠すために手を尽くしたと思われる犯人!

ユン先生が確認すると、腹部の中央に45cmほど、切開され縫合された痕があり、どうやら腹に何かを埋め込まれた様子。


正体不明の異物だったため、ユン先生はX線写真をドハに送り確認してもらうことに。

それを見て慌てて駆け付けたドハは触るんじゃないと叫ぶも一歩遅く。

ユン先生がお腹を縫合していた導線を切ると、爆発が起きて吹っ飛ばされてしまう。


すぐにガラス超しに見学していたホゲとサムスンが駆け寄るのだが、ユン先生の意識はなく。

そこへ犯人からホゲのスマホへ電話が!

犯人は監視カメラもハッキングしていて、遺体に埋め込まれた爆弾は一つだけではなく、さっきの爆発とは比べ物にならない威力の爆弾をもう一つ遺体に仕込んでいた。

そこには無線受信機も仕込まれていてどうやら遠隔操作で爆発させる気らしい。

ホゲたちの携帯は、見えるところに置かされ犯人によって出入口は施錠される。

閉じ込められたのはホゲ、サムスン、ユン先生、ドハの4人。


ユン先生の意識は戻らず、それでは犯人も困るためホゲが許可を取りソルに電話。

ソルの指示で処置し、ユン先生は意識を取り戻す。

その際、犯人に気付かれないように携帯をトントンと叩いて信号を送り、ソルにSOSを伝えていたホゲ。

犯人の目的

犯人の目的は、今日裁判が行われている「中国料理店の変死事件」に関する鑑定結果。

それをユン先生に裁判所まで持って行かせて偽証させること。←犯人は無罪にしたい

ユン先生によると、中国料理店の個室で変死体が発見された事件で、口腔と鼻腔より赤い繊維が見つかったため、現場のクッションの繊維と一致するかどうか今日鑑定結果がでるとのこと。

もし一致すれば、鼻口部閉塞窒息死で他殺の有罪証拠、一致しなければ無罪らしい。

ただ、事件記録によると被害者も加害者も普通の人だったらしいのだが・・・

脱出作戦準備

防犯カメラに音声は入らないと知ったサムスンは、娘・ソンジュが忘れていった携帯を隠し持っており、ミョンピルにメールでコードゼロだと送信。

そしてホゲが、遺体の身元を特定しようと検視の続きを始めると、犯人からドハを遺体のそばに手錠で繋がせ、15分以内に分からなければ爆破すると脅される。


一方、ホゲのSOS信号に気付いたソルはミョンピルに相談。

そこでミョンピルはようやくサムスンからの「コードゼロ」のメールに気付きホゲたちが脅迫されていることに気付く。

サムスンは解剖室は監視されているから追跡するようにとメールで指示。


検視を続けていたホゲたちは、遺体の膝に人口関節が埋められていることに気付き、それを取り出してシリアルナンバーを追跡し身元を特定しようとするのだが・・・

雷管にくっついた電線が真上にあるためもし触れてしまえばドカンという危険も。

なんとか人口関節を取り出すことに成功するも、肝心のシリアルナンバーが破損し見えないと言うホゲ!

そこでタイムアップとなり、ホゲは犯人との約束通り手錠の鍵を飲み込む。


そしてユン先生のスマホには鑑定結果が出たと連絡が!

犯人の指示通り鑑定書を持って裁判所へと向かうユン先生。

全員の命は先生の手に懸かってると釘を刺される。


一方、解剖室で犯人との通話が切れると、実はシリアルナンバーを見たというホゲ。

サムスンがメールでその番号を知らせる。

遺体の身元

シリアルナンバーから遺体の身元がハ・ジュンシク 58歳、刑事であることが判明。


一方、科捜研にハッキングしたラインも見つかり、ホゲは時間を稼ぐためにその回線を切るのではなく、録画した映像をループさせて送信するようにと指示。

犯人に気付かれる前に、建物内の職員を避難させ、消防にドアを開錠させることに。

そして解剖室では、カメラがループ映像に切り替えられるのだった。

第8話

解剖室をループ映像に切り替え脱出作戦を開始。

検視棟にいる職員に避難を呼びかけ、待機していたソルたち消防は解剖室のドアを切断。

ホゲは犯人を捕まえに外へ。

ドハは遺体に仕掛けられた爆弾の解除に取りかかり、ソルは頭をケガしていたドハの手当てを。

犯人を捕まえて必ず帰ってと言ってホゲを送り出すソル。


一方、殺されたハ刑事の自宅へとやってきたミョンピルたち。

ハ刑事は潜入捜査中だったらしく、壁一面には捜査資料が貼られていた。

潜入先はポムドンヨン組。

かなりあくどいことに手を染めてる暴力団。

この組のトップ3の情報がゼロだったため、ハ刑事は身辺調査のため潜入していたらしい。


解剖室では、ドハの体調がすぐれず鼻水は鼻血へと変化。

ソルは外傷性髄液鼻漏だからすぐに病院に行かないといけないと言うも、10分後に行こうと言ってドハは作業を続ける。

脳脊髄液 → 脳と脊髄を保護する液体

ポムドンヨン組

組の情報を得るために刑務所の受刑者に会いに来たチーム長。

受刑者の話によると、トップ3の本名は不明。

ナンバー1は会長、続いてナンバー2、ナンバー3。

事件のあらましは、組織の継承をめぐった争い。

ナンバー1の会長を殺しても、トップ3までは警察に面が割れていないので、扱いは変死。

殺人犯として逮捕されたナンバー2は弁護士をつけて無罪を主張。

裁判を見守ってる最中だと言う。

それが今まさにユン先生が証言をしようとしている中国料理店の裁判だった。

そして先日の廃車場で起きた抗争は、ナンバー2を慕う連中とナンバー3の争いだったらしい。


電話でそのことを聞いたホゲは、ユン先生は偽証しても口封じされると言い・・・

そこへループ映像に気付いた犯人からホゲに電話が!

ホゲはすぐにドハに電話してバレたから早く出ろと言うのだが、ドハはもう少し持たせろと言って作業を続ける。

ドハはEMP発生器を作り、強い電磁波で電子回路を焼いて基板を壊し受信を防ごうとしていた。

裁判

法廷ではユン先生が証言台へ。

そして封がされたままの鑑定書を裁判長に委ねる。


一方、解剖室ではドハがEMP発生器を基板に当てるがバッテリー不足で不発。

法廷にいるホゲに時間を稼ぐようにと言い、ホゲは法廷でひと暴れ。

その間にドハは基板を破壊し、無線受信機の無力化完了とホゲに伝える。

爆破しようとしたが失敗に終わった犯人。


けれど法廷では、鑑定書を手にした裁判長が繊維は一致しなかったと言い、被告人コン・ヨンドゥ(ナンバー2)は無罪に。

検察官に釈放するようにと命じる。


実は7歳の息子を人質に取られていた裁判長。

それに気付いたのはユン先生だった。

逮捕

犯人たちがいつも出前を取っている中国料理店を突き止めたミョンピルたちは、出前を装い犯人のアジトへ。

子供の安全を最優先にするため、配達員に扮するチーム長。

中に入り子供を見つけたチーム長は、ホゲに合図を送り警察が突入。

全員逮捕される。


一方、裁判所前では慌てて裁判所を後にしようとしていた釈放されたばかりのヨンドゥだったが・・・

ホゲも到着し、裁判所からは逮捕状を持ったユン先生が現れ、ハ刑事殺害他諸々の罪で逮捕。

みんなもまとめて逮捕される(* ´艸`)

マ・テファ

ジュヨン病院に入院中のマ・テファは、ヤン弁護士から腎臓移植が必要で順番待ちだと聞かされると、俺は今まで順番待ちをしたことがないとヤン弁護士にプレッシャーをかけ、ポケベルは用意したか?と聞く。

そして別の場所では、ポケベルを眺めるフードをした人物が!

ヤン弁護士からの通報

ドハはドジンの部屋に住むことになり、ホゲとソルは以前のようにドアの前に置かれたローチェアに腰掛けて話を。

そこへ出動要請が入り向かう2人。

通報してきたのはヤン弁護士。

でも自分でも居場所がわからず。

ソルに促されビデオ通話にするのだったが、そこに映っていたのは浴室に沈み管で繋がれ胸をY字切開され縫合されたヤン弁護士の姿だった。

ようやく居場所を突き止め救急車で搬送するもヤン弁護士は死亡。

翌日、ユン先生が休暇を取っているため、済州島から来たハン・セジン教授がヤン弁護士を検視することに。

ホゲとミョンピルも見学。

Y字の傷口をステープラーで止めてるのを見たハン・セジン教授は、処置をした救急隊員を呼べと指示。

やってきたソルはその処置をした理由を説明し去ろうとするのだったがハン・セジン教授はソルを呼び止め・・・


一方、チョルジュンは収監されているかつての部下サングに面会に行き、畳みかけるようにサングを脅し、マ・テファと繋がっているのがマイアミから来る人物でデックスと呼ばれていることを聞き出すのだった。

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感想+α

込み入ってます

前回と同じように2話またぎで事件は解決。

そして事件もやっぱり込み入ってるんだよね。

暴力団の抗争で見つかった遺体は、組に潜入捜査をしていた刑事で、しかも遺体は爆弾付き!

その理由っていうのが、現在進行中の中国料理店の変死事件の裁判なんだよね。

一般人による変死事件と思われていたけれど、ところがどっこい亡くなったのは組のナンバー1の会長、逮捕されたのはナンバー2。

この組のトップ3は本名が不明だから暴力団がらみの事件とは認識されてなかったんだよね。

そこでなんで爆弾入りの遺体かっていうと、このナンバー2が無罪になるかどうかはある鑑定結果にかかっていたから。

けれどこのナンバー2は鑑定結果を待つまでもなく真っ黒けなわけよ。

でもそれじゃあまずいから爆弾で脅迫し、ユン先生に偽証させようとしたんだよね。

しかも保険に裁判長の息子まで人質にしていたという慎重っぷり。

の割には、逮捕されるときはお粗末でした(*`艸´)


かたや解剖室での緊迫感、それとは反対に法廷や逮捕劇でのくだけた展開。

緊張感だけで押し切るのではないところがこのドラマの持ち味と言えるかもしれませんね。

一番の黒幕は?

マ・テファやホゲの父、チョルジュンも動きはあるけれど、今のところは何が起きてるのか私の頭ではサッパリ(。-`ω-)

そんな中、ヤン弁護士の退場!

アッサリと片付けられちゃいました。

マ・テファと繋がってる人物はホゲにも恨みがあるって以前言ってたけれど、どういう経緯でマ・テファと繋がってるのかわからないんだよね。

マ・テファってハッキリ言ってそんな大層な人物じゃないでしょうよ。

今回、ヤン弁護士が腎臓移植の件でマ・テファに順番待ちだと伝えると「俺は今まで順番待ちをしたことがない」と抜かした時には後ろからは頭をひっぱたいてやりたくなりましたよ(# ゚Д゚)

でも正直、マ・テファのしぶとさにはちょっと驚いてます。

ホゲ X ソル

結局ホゲは、ソルの住んでいるマンションに戻ってきましたね。

2人の仲がすんなりと進展するのはまだ難しそうですが、2人のあいだにある信頼感が揺らぐことはなさそうですし、何より互いの身を案じてるんですよね。

ドジンの部屋に住むことになったドハがいい潤滑油にもしかしたらなるかも⁉

意図せずにね。

最後に

そして気になるのは済州島から来たハン・セジン教授。

淡々としていてちょっと怖いです。

ユン先生の代わりに来たからと言っていい人だと思うなよ、ってことですかね。


第9話と第10話の感想はコチラ
ファースト・レスポンダーズ 緊急出動チーム シーズン2 ネタバレ感想 第9話&第10話 - 夜更けに海外ドラマ