夜更けに海外ドラマ

海外ドラマのあらすじと感想を中心に、時々映画や国内ドラマの感想も書いています。

今からショータイム 第1話~第4話 あらすじ感想

ご紹介するのは、韓国ドラマ「今からショータイム」

話数:全16話

huluにて視聴(2022年10月現在配信中)


巫堂ムーダンの孫でもあり人気マジシャンのチャ・チャウンを演じるのはパク・ヘジン。

そして彼のマジックは、タネではなく3人の幽霊社員によって成立するという仕組み。

お金にしか興味がなく巫堂ムーダンになる気は一切なし。

巫堂ムーダンとは、シャーマンを指す言葉だそうです。

 

そんな彼と関りを持つようになる派出所勤めのコ・スルヘ巡査を演じるのがチン・ギジュ。

彼女は正義感が強く徳の高い女性。

チャウンとの出会いは最悪だったのですが・・・

 

それでは、第1話~第4話の簡単なあらすじと感想です。

  出典元:https://www.hulu.jp/

あらすじネタバレ 第1話~第4話

どこかの田舎で、大勢が見守る中、悪いものが憑いていた少女のお祓いをしていた巫堂ムーダンのチャ・サグム。

少女のお祓いは無事に成功するのだが、サグムは血を吐いてその場で倒れてしまう。

夜になり意識を取り戻したサグムは、同僚のナ・グムオクに「孫のチャウンが将軍にお仕えしに来る」と口にする。

チャウンとスルヘの出会い

サグムの孫のチャウンは、人気マジシャンとしてソウルで活躍。

ショーを披露していたのだが、それはマジックではなく・・・

幽霊が見える能力を使って3人の幽霊社員を雇用し、彼らがチャウンがマジックをしているように見せていたのだ。

その見返りとして給料が支払われ福利厚生もあるらしい。


そしてショーがクライマックスを迎える直前、ひったくり犯を追っていた派出所勤めのコ・スルヘが、ショーの舞台裏へ。

チャウンがそのひったくり犯だと勘違い。

理由は犯人と同じヘルメットを手にしていたから。

誤解はすぐに解けるのだが最悪の出会いとなった2人。

祖父の訃報

チャウンは、祖父のサグムが亡くなったという知らせを受け葬儀へ。

祖父の祭壇を前にして昔のことを思い出す。

まだチャウンが学生だった頃、法師様と呼ばれみんなに慕われていた祖父。

しかしそれは満月殺人事件に関わったことで一変、詐欺師呼ばわりされ、あらぬ容疑までかけられてしまった。

それ以来、決して人を信じたり助けたりしないと誓ったチャウン。

ひき逃げ犯を追うコ・スルヘ巡査

正義感の強いスルヘの目標は刑事になること。

10年前、父が捜査中に亡くなり、高校卒業までは現在の署長の家で世話になっていたらしく、署長の息子で刑事のソ・ヒスにベタぼれ(♡∀♡)


そして、チャウンと最悪の出会いを果たした翌日、山で変死体が見つかったと通報があり出動すると、亡くなっていたのは隣人のミンホだった。

妻が出産を控えていたにも関わらず、ひき逃げに遭い山に放置され死亡した模様。


チャウンの車のヘッドライトが壊れていたのを思い出し、犯人はチャウンでは?と疑うスルヘ。

疑う理由は他にもあり、実は昨日、スルヘはチャウンとミンホのヘルメットを取り違えており、チャウンはそのヘルメットを取り戻すのに必死。

なぜなら、ヘルメットに搭載されていたカメラには幽霊たちとのやり取りが録画されていたから。

その矢先に発覚した事件。

ミンホはヘルメットをして事故に遭ったと思われ、スルヘはチャウンがドラレコでひき逃げ犯だとバレることを恐れていると考えたのだ。


潔白を証明するため、幽霊が見えることを打ち明けるチャウン。

最初は信じないスルヘだったが、チャウンは映像を削除してもらうため、スルヘは真犯人を捕まえるために協力することに。

幽霊になったミンホの助けもあってスルヘに信じてもらうことができ、犯人も無事に逮捕する。

チェ・ゴム(将軍神)参上

巫堂ムーダンになる気なんてさらさらないチャウンの元へチャ家の守護神であるチェ・ゴムがやってくる。

西暦22年生まれの2000歳。

成仏するにはチャウンに神降ろしをしてもらわなければならないらしい。

しかし、スルヘが「七星の網」を持っていて、彼女がチャウンに「ありがとう」と感謝すると徳力が上がることに気付いたチェ・ゴム。

七星の網 ⇒ 天の意向をこの世に伝える通路、天とのホットラインらしい。

これなら神降ろしをする必要がなく、チェ・ゴムが手にしている徳力と書かれた扇子のバロメーターを満たすことで成仏が可能。

市民警察隊

署長が発足させた市民警察隊の募集を任されたスルヘ。←うまく乗せられ押し付けられた

チャウンの霊が視える能力をマジックだけではなく、犯罪捜査にも生かして欲しいと協力を求める。

しかしチャウンが承諾するはずもなく。

けれどスルヘからの「ありがとう」で徳力を上げて成仏したいチェ・ゴムが、何かとチャウンの邪魔をして仕事にも支障をきたすため、イヤイヤながらチャウンは市民警察隊を引き受けることをを承諾。

それにチャウンには世間での好感度アップというスケベ心もあり。

ボランティア活動と事件

市民警察としてスルヘと共にボランティア活動を行うチャウンだったが、何かと楽をしようとする不真面目なチャウンにイラつくスルヘ。


そして活動中、高齢者施設で出会った認知症のおじいさんのソンボクの自宅の庭からは現金100億ウォンが発見される。

どうやら疎遠だった息子が以前に埋めたらしいのだが、そのお金の出所というのが息子が運営する違法オンラインカジノ「ブラックヒット」の収益。

息子は現在行方不明。

しかも世間では、「ブラックヒット」が原因で自殺者も相次いでいた。


その後、スルヘに同行しソンボクの家を訪ねるチャウンだったが、ソンボクは既に亡くなって幽霊になっており、息子のカジノで損したと思われ亡くなった幽霊たちから責められていた。

悪事を働いている息子のことが気がかりで成仏できないと言うソンボク。

結局、イヤイヤながらも協力させられることになったチャウンは、スルヘと一緒に賭博場へ潜入し、息子に繋がる連絡先を手に入れるも、警察の手入れが入ったため投資した1億ウォンを失ってしまう。

その後、不法オンラインカジノのハッキングにも失敗。

ソンボクの話を手掛かりに、息子・ヨンジュは高齢者施設の地下にいると推測。

1億ウォンを取り戻そうという下心もあり、スルヘを外で待たせて、一人でヨンジュの元へ。

しかし計画通りにいかず、刃物で襲われているところをスルヘに助けられる。

その瞬間、なぜか既視感を覚えるチャウン。

そしてヨンジュは逮捕。


事件が解決し、もうすぐ父の命日だから一緒に納骨堂へ行って欲しいとチャウンにお願いするスルヘ。

けれど、私的な頼みごとが不正につながるといって冷たく断るチャウン。

漁港の青年・スンドク

一方、記憶のないまま漁師の息子として漁港で暮らしていた青年・スンドク。

最近は、自分に呼びかけてくる幻聴にうなされることも。

そしてある日、仲間たちと漁をしている最中に封印された瓢箪を引き揚げその封印を解いてしまう。

すると中から出てきた黒い影はスンドクの中へ。

スンドクは船に乗っていた仲間たちを次々と殺害し海へと投げ捨てる。

納骨堂へ

ボランティア活動のおかげもあり好感度アップに成功したチャウンはCMもゲット。

しかしCM撮影の日は、スルヘに納骨堂へ一緒に来てほしいとお願いされた日。

その時は冷たく断ったチャウンだったが、ヨンジュの事件の一件以来、何かとスルヘが気になり、撮影を早く済ませスルヘを迎えに行く。


納骨堂へ向かう車中、父と交わした最後の言葉を後悔していると打ち明けるスルヘ。

そして納骨堂へ到着。

満月が近いこともあってたくさんの幽霊がウジャウジャ。

危険な幽霊とスルヘが接触しそうになったため、スルヘを抱き寄せ庇うチャウンなのでした。

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感想+α

根は割と善人⁉

お金にしか興味がなく人助けなんてする気がないっていう態度のチャウンですが、結局のところ善人ですよね。

10年前の満月殺人事件で祖父に容疑がかかり、近所の人たちから手のひらを返されツラい目にあったことがお金第一主義にチャウンを変えたようですが、考え方を変えればそれだけ純粋だったってことですよね。

それにどう見てもチャウンは人を見捨てることができないタイプ。

幽霊社員たちのことだってこき使うけれどちゃんと面倒は見てる。

文句は多いしズルはするしで誉められたものではないですが、決して悪人ではない。

お金を稼いで無人島に一人きりで住むのが目標だと豪語していますが、それもやっぱり純粋ゆえ。

もう傷付きたくはないという思いからではないかなぁ。

マジックファクトリーの社員たち

ナム・サングン部長♂、マ・ドンチョル課長♂、カン・アルム社員♀。

何を隠そうチャウンのマジックを支えているのはこの3人。

これがかなりの重労働。

笑っちゃいけないけれど、姿が見えていると結構笑えるんだよね(* ´艸`)

そしてこの3人がいい幽霊たち。

単純で純粋で、給料をもらっている身とはいえ、チャウンにかなり尽くしている。

チャウンは幽霊を見る目がある!

それにバランスもイイよね。

ナム部長はアラフィフくらいで、独身のマ課長は30代、紅一点のアルム社員はまだピチピチの20代。

この3人の死因も気になります。

やってきたチェ・ゴム(将軍)

チャウンの祖父が亡くなり、自分が成仏するためにはチャウンが必要なためソウルへとやってきたチェ・ゴム。

マジックファクトリーの社員たちでは歯が立たない強力なパワーを持っているようで、会社の顧問に就任。

チャ家の守護神らしいけれど、チャウンの家での生活をエンジョイ(/・ω・)/

ガールズグループのアリスにハマったり、マッサージを満喫したり、アルムとジェンガを楽しんだりとかなり馴染んでおります。

ちょっと能天気なふしも見受けられ脇が甘そうなのが気がかりではあるんだけれど。

神降ろしをせずにスルヘに感謝されることで楽して成仏しようとしているところは、ちょっとチャウンに似てるような気もしますね。

満月殺人事件

10年前、スルヘの父はこの事件の捜査中に殉職しました。

全容はまだよくわからないですが、どうやらスルヘ父とチャウンの祖父はバディのような関係だったのかしらねぇ。

単なる殺人犯ではなく、悪い何かを追う仲間。

もしかしたらそうやって何度も事件を解決してきたのかも。

チャウンの祖父はあと一歩のところで逃げられたと言ってました。

犯人は海に落ちたものの死体はあがっていないとのこと。

そこで、漁港で暮らしていた記憶のない青年・スンドクですよ!

彼が海で開けた瓢箪を封印したのは将軍とチャウンの祖父みたいだし、チャウンの祖父の同僚だったナ・グムオク♀は悪い何かを感じているようでした。

私が印象に残ったシーンはコレ

私が印象に残ったシーンは、スルヘがチャウンに納骨堂についてきて欲しいといった時のシーン。

その時のチャウンは、「公務員が業務を口実に民間人に私的な労務を求めることは公務員行動規範に反するのでは?不正はこういうことから始まる」って言うんだよね。

感じが悪いったらありゃしないんだけれど、スルヘは素直に受け止め「確かに私的でした。忘れて下さい」って言って去るんだよね。

スルヘはいつも本当に元気いっぱいな正義感の強い女の子で、黙り込むようなタイプじゃないのに、なのにこの時は何も言えずおどおどと去って行っちゃいました。

彼女のマジメさがうかがえて、普段とのギャップに私はやられちゃいました。

結局、チャウンはちゃんとスルヘを迎えに行き納骨堂へと向かうんだけれど、その時の嬉しそうなスルヘの様子も合わせて印象的でした。

最後に

この先、満月殺人事件の真実も明らかになっていくとは思うのですが、スルヘの恋の行方も気になります。

スルヘはずっとソ・ヒス刑事に片思いしていましたが、最近はずっとチャウンに構ってばかり。

ソ・ヒス刑事はそれが気に入らないみたいだし(*`艸´)

それとスルヘの「七星の網」っていうのもこの先どんな風に生かされていくのかにも興味が湧いてきました。

亡くなったスルヘ父ももしかしたら何か特別な力を持っていたのかな?

そしてスルヘとチャウンもどうやら2000年前からの縁があるようですね。

やっぱり悲恋なのかなぁ?


第5話&第6話の感想はコチラ
今からショータイム 第5話&第6話 あらすじネタバレ感想 - 夜更けに海外ドラマ

主な出演者

  • チャ・チャウン:パク・ヘジン
  • コ・スルヘ:チン・ギジュ
  • チェ・ゴム(将軍):チョン・ジュノ
  • ナム・サングン:チョン・ソギュン
  • マ・ドンチョル:コ・ギュピル
  • カン・アルム:パク・ソヨン