夜更けに海外ドラマ

海外ドラマのあらすじと感想を中心に、時々映画や国内ドラマの感想も書いています。

ロック・アップ/スペイン女子刑務所 シーズン2 最終話 #19 液体

あらすじネタバレ 

ソレの元には、フェルナンドの娘二人が結婚を辞めて欲しいと文句を言いに来る。

しかしソレは、娘たちに熱く語り、申し訳ないけど結婚させてもらうと毅然と告げる。

 

一方、スレマはマカレナに拘束されていた。

少女の居場所を言わないスレマに、注射器と空気を使うと言って、頸動脈に少しずつ空気を打つマカレナ。


そしてロマンは、ファビオをキャンピングカーで監禁し、お金の在りかを聞く。

警察に渡したというファビオ。

するとロマンは外から石を拾ってきて、ファビオの手を力いっぱい打ちつける。

助けてくれたと思ってたのに、違った、お金を手に入れるためだったというロマン。


刑務所では、サライの母親が面会に。

サライが妊娠したことをなぜか知っていて、すごく喜ぶ母親。

そこへサンドバルがやってきて、「健康第一だから私にお任せを」と母親に声をかける。←お前か(゚д゚)!

少女の居場所を巡るマカレナとスレマの攻防

少女の居場所を言わないスレマに、少しずつ空気を注射し、証拠が残らないため、検視されてもバレないと言って恐怖を与え続けるマカレナ。

しかし、スレマもマカレナの首筋に噛みつき反撃。

だがマカレナにさらに空気を注射され、とうとう少女はサンタ・マリア・デ・アラメダの馬小屋だと白状する。

もし私が助かれば、お前を絶対に殺すと言うスレマ。

マカレナは、バンビにスレマの解放を命じると去って行く。

ソレの結婚式と怪しいアナベル

結婚式の準備をしていたソレに、おめでとうと声をかけるアナベル。

母親にお金を貸してくれと電話し、その後もまたどこかへ電話をかけていた。

そして結婚式が行われ、すごく幸せだというソレ。

しかし、式の途中、席を立つアナベル。

最後のブーケトスを受け取ったのは所長だった。

ロマンvsファビオ

本気で俺が金を奪ったと思ってるのかと聞くファビオ。

すると、両親は死んだ、妹は刑務所。

そんな唯一の希望をお前は奪ったというロマン。

その後ファビオは、縛っていたガムテープを食いちぎり反撃に出る。

ロマンに銃を向け、俺を殺すなら本当に敵なのかどうか確認するべきだろうというファビオ。 

サンドバルとスレマ

サンドバルの元には、出資者グループの代表者から電話が入り、所長を解任するので後任をお願いしたいと要請を受ける。

もちろん引き受けるサンドバル。

電話を切ると、自分にクスリを打ち、所長のお尻を定規でぶった時のことを思い出していた。←所長はお願い罰してと懇願

そこへ、意識を失っていたスレマが運びこまれる。

しかし、サンドバルもクスリのせいで意識が混濁。

除細動器を自分の頭に当て、その後、フラフラのまま何度もスレマに除細動器を当てる。

スレマの脈は戻るが意識は不明のまま。

少女救出に向かうマカレナとカスティージョ

カスティージョは、ヘリを待機させ、マカレナからの朗報を待っていた。

そこへ居場所が分かったと言って、マカレナがやってくる。

所長が反対するのも聞かず、マカレナも連れて行くと言って部屋を後にするカスティージョ。

ヘリで上空から馬小屋を捜す。


そこへファビオから電話がかかってくる。

モロッコの金はどこにある?と聞くファビオ。 

裁判所に保管され、お前の指示通りマカレナが金の回収に協力したと証言して、情状酌量を求めたと答えるカスティージョ。

ファビオが電話を切ると、ロマンは納得し、頷いていた。


一方、条件に合う場所が見つからず、少女の行方は以前つかめないまま。

そこでカスティージョはエレナに電話し、この場所にセサレオの客はいなかったかと聞く。

すると数か月前に死んだ客が一人いることが判明。

早速住所を送るエレナ。

そしてとうとう馬小屋を見つけヘリを着陸させる。

馬小屋を開けると馬が一頭出て行き、中で瀕死の少女・アマイアが見つかる。

マカレナに抱き着き、消え入りそうな声で「馬を助けてあげて」というアマイア。

刑務所では、結婚式が終わりソレが囚人たちと踊っていると、そこへアナベルが戻ってくる。

一方、帰ろうと車に乗り込んだフェルナンドは、バイクに乗った男に頭を撃ち抜かれてしまう( ゚Д゚)


そして馬小屋では、マカレナを裏手へと連れて行くカスティージョ。

鉄道と空港は避けて二度と戻るなと言って携帯を渡し、俺が気を失っている間に兄貴に迎えに来てもらえと言って銃を渡す。

すると、力いっぱい殴るマカレナ。

その後、林の中を疾走。

しかしそこで馬と出会う。

何のために逃げるのか自問自答し、馬に顔を寄せて泣くマカレナ。

そして吹っ切れたのか少し晴れやかな顔に。

するとファビオから携帯に電話が入る。

カスティージョと呼びかけるファビオに、私よというマカレナ。

逃げたけど、あなたの計画も悪くなかったって思うから戻ろうと思うと話す。

笑顔でそれを聞いているファビオ。

そしてマカレナは馬を連れてカスティージョの元へと戻るのだった。

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感想 ~明と暗~

最終話もいろいろあったけど、鬼畜対決はサンドバルとアナベルの一騎打ち!

サライのエコー写真を眺めるサンドバルの気持ちの悪いこと。

サライのママに妊娠を知らせて、中絶を阻止するなんて賢いな、って感心している場合ではないな。

産まれてきた子がサンドバル似だったらどうする?

産まれたら産まれたでどうやって奪うか考えるよね、もちろん。

だってサンドバルだもの。

所長の後釜に座るようだし、ますますサンドバルの天下が続くってことになるのか?

まだまだ栄える悪!


そしてもう一人の鬼畜アナベル!

お金を奪われた怒りは、ソレを悲しみのどん底に落とすことを選んだか!

でもなぜかあんまり腹が立たないな。←アナベルのことは大嫌いだけど。

それはアナベルの金庫番という暗黒面を見てしまったから。

それと今回の冒頭でのフェルナンドの娘たちとのやりとりのせいかな。

アナベルの金庫番でなければ違った見方が出来たんだろうと思うんだけれど、アナベルの金庫番というのを知ってしまったせいでイメージ悪すぎ。

これまで見せていた葛藤も全て自分本位。

ただただ犠牲となったフェルナンドが気の毒。

アナベルもこのまま黙ってるとは思ってなかったけど、まさかフェルナンドを狙うとは・・・

悪賢いなぁ。


一方、マカレナにとってはいいフィナーレだったと思う。

少女を助けることができたし、スレマも死ななかった。

スレマには「もし助かったらお前を殺す」って言われてたけど、次のシーズンでどうなるのかな(* ´艸`)

とりあえず、アナベルだけはどうにかして欲しい。


そして解任される所長のことも気になるのよね。

所長はサンドバルにお尻ペンペンされただけみたいで、安心したけど、っていうか、安心するところでもないんだけど(;´・ω・)

サンドバルのチラ妄想の中でも最高に魅力的だった。

どうか目を覚まして欲しい。


シーズンの最終話としては、ちょっと中途半端なところもあって物足りないと感じたけれど、その分、次のシーズンに期待したいと思います。

シーズン3の第1話はコチラ
ロック・アップ/スペイン女子刑務所 シーズン3 第1話 クルス・デル・ノルテ - 夜更けに海外ドラマ