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ロック・アップ:オアシス 第6話 同情は無用 - 夜更けに海外ドラマ
それでは、第7話のあらすじと感想です。
あらすじネタバレ
マカレナとスレマの回想
キャンピングカーの前で年越しをするマカレナとスレマ。
スレマはマカレナにインスタントカメラをプレゼントし、記念に2人でパシャリ。
そこへ車の故障を装った男たちが現れ、2人に襲いかかる。
けれどマカレナが男を石で殴り、次々と男たちを銃殺(゚д゚)!
そして殺した男たちを穴を掘って埋める2人。
平気か?と聞くスレマに、平気だからマズいのよと言うマカレナ。
その後、スレマにエクスタシーを勧める。
私はやらないと言うスレマだったが、マカレナから「自制心の塊ね」と言われ、ペロリ。
クスリでイっちゃってる2人はどうやら一線を超えたみたい。
翌朝、すっかり正気に戻り、昨夜はどうかしていたとマカレナ。
女同士って言うほどよくないとスレマ。
現在
マカレナはラマラのアジトに捕らわれていた。
俺は人殺しだが、その前に一人の父親だからお前の仲間と交渉すると言うラマラ。
スレマはラマラが待つガソリンスタンドへ自転車でやってくる。
娘を返せば全員見逃すと約束するというラマラだったが、もちろん信じないスレマ。
だったら友達と交換は?と言って、スレマをマカレナのいるところへ連れてくる。
自業自得だと言うスレマに、今まで頼み事はしたことないはずだから条件を飲んでと言うマカレナ。
もう一度家族を築きたいのと訴える。
そしてアジトを後にしようとするスレマに、ラマラは2時間で返事がなければ殺しに行くと告げる。
ホテルに戻り、客に今日死ぬと伝えてきてとトリアナに言うスレマ。
一方、ビビはルーカスに銃を見せて問題を解決させると言うも、ルーカスは別の方法でパパに立ち向かってと言い、ビビは銃をしまう。
そしてマカレナとラマラのところへ銃を持ったディエゴがやって来る。
妹のモニカの恨みを果たすべくラマラに銃を向けるディエゴだったが、結局撃つことはできず銃はラマラの手に。
「なかったことにしてやる、二度と戻るな」と言ったラマラだったが、背後からディエゴを射殺。
その様子を窓からのぞき見していたセポ(゚д゚)!
ホテルでは、トリアナがフリアン一家と学生たちをロビーに集め、麻薬組織が殺しに来るからみんな大人しく座れと命令。
ビビはパパの側はイヤだと言ってルーカスの隣へ。
フリアン夫妻の回想
フリアン夫妻はサンドバルにセラピーを受けていた。
自分がイラついてよく爆発してしまうというフリアンに、セックスのことを聞くサンドバル。
すると、問題はのぞきでしか興奮できないことだと言うフリアン(゚Д゚;)
後日、一人で相談に来た妻。
彼を愛してるからどんなことでもするという妻に、今から提案することは真の愛がなければできないことだと言うサンドバル。
妻が何でもしますと言うと、では特別な場所へと言う。
そしてその場所というのがホテルオアシス。
中央の覗き部屋にはフリアンがいて、部屋にいる妻が見知らぬ男性とセックスするのを見て興奮する。
それを見ているサンドバル。
その後、部屋で妻に「ありがとう」と感謝の言葉を口にするフリアン。
結-現在
ディエゴが殺されたことをスレマに報告するセポ。
スレマはカティのところへ行き、ラマラがあんたの恋人を殺した、あんたも私たちと同じで孤立無援だと告げる。
ロビーでは、「こんなのおかしい」と言ってビビが声をあげ、私たちは無関係だから両手を挙げてれば平気だと思うと演説。
あんたから逃げると言うビビを父親がビンタ。
俺に従えとえらい剣幕で怒る父親に「もうあんたには従わない、一緒に行く人は?」と言うと、ママが手をあげる。
ビビに許してと言って、ビビや学生たちと手をあげて外へ。
手下から連絡を受けたラマラは「ほっとけ」と一言。
一斉に逃げ出す学生たち。
スレマは、ラマラに一人で来るようにと連絡し、砂漠でマカレナとカティを交換。
殴るべきか感謝すべきかと言うマカレナと一緒に去って行く。
ラマラはカティに帰ろうと声をかけるが「ディエゴを殺した?」と聞くカティ。
そして泣きながら父親の銃を手に取ると、アゴ下から銃を撃ち自殺。
「ノー」と叫ぶラマラ。
次の瞬間、全員殺せと手下たちに怒鳴るのだった。
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感想 ~夜だけでなくみんないろいろと超えたね~
今回は回想が長めでした。
マカレナはもう引き返すのは無理よね、っていうか、スレマに負けないくらいたくましい!
男たちを次々と銃殺する姿は、ターミネーターも真っ青(゚д゚)!
1ミリたりとも恐怖心を浮かべる様子もなく、皆殺ししかないって感じだった。
マカレナ自身も言ってたけど、この場合は「平気」なことがどう考えてもマズい。
でもね、ラマラに捕まっていたマカレナは、スレマに「もう一度家族を築きたい」って言うんだよね。
薄々もう引き返せないって気付いてると思うんだけれど、いったいどんな家族を築きたいんだろう?
普通の日常のことでさえ、一度変わってしまったものを基に戻すという修正はかなり難しい。
だから何もなかったかのように家族を築きたいっていうのはちょっと図々しすぎへん?
それにやっぱりたくましい。
スレマに「もう一度家族を築きたい」って言ったマカレナの言葉にも少しあざとさを感じました。
過去に流産させられたことを思い出してしまって。
あの頃のスレマだったなら、こんな言葉にこれっぽっちも気持ちは動かなかったじゃないかと思うけれど、今のスレマは一味違う。
余命を宣告され、黄色い囚人服の自分という幻覚と向き合いながら生きている。
何を考えてるのかはサッパリわからないけれど、もしかしたら少しは何か思うことがあったかもしれない。
一方、再びのサンドバルですよ!
フリアン夫妻との経緯が明らかになりましたね。
あの覗き部屋で患者を救ってたんやね、ってなるかい!
サンドバルはその嗅覚ですばやくフリアンという変態をみつけ、その様子を見て楽しんでた。
ように見えた、私には。
妻はフリアンのために見知らぬ男性とセックスまでしてトラウマになったりはしないのか?
サンドバルは「真の愛がなければできないこと」って言ったけど、屁理屈が過ぎる!
本当にどうしようもないお人や。
そして私が注目したのはカティの自殺。
スレマがディエゴが死んだことをカティに告げる時にこう言ったんだよね。
「あんたみたいな子はどんな時もパパを頼るよな、大人になるのはイヤだろ」ってね。
これってすっごい意地悪な言葉だし、カティにとっては図星だったんじゃないかな。
だから当てつけに自殺を図ったんじゃないかなって思ったんだよね。
もしくは悟っちゃったんじゃないかなってね。
で、このカティの死がラマラを大噴火!
次回の予告映像がまた興味を引くような仕上がりだった。
そして何気に笑えたのが、ロビーに集められた学生たちの姿!
ゴヤが思う存分暴れたことが見て取れるケガの塩梅でした(´∀`)
第8話(最終話)の感想はコチラ
ロック・アップ:オアシス 第8話(最終話) スレマ・ザヒールという女 - 夜更けに海外ドラマ