あらすじ
怪物エリオットからみんなを守るために、フィロリーにいるバッカスを渡すことを提案するマーゴ。
一方、クエンティンたちはマリナに脅され、デューイというコイン型の電池を手にいれなくてはいけなくなるのだったが・・・
ネタバレと感想
ケイディたちのところへとやってきた怪物エリオットは、誰から殺そうかと物色←殺そうとしたお返し
そこへマーゴも現れる。
実は部屋に来る前にマリナに会い、撃退方法を伝授されていたのだ。
金の椅子にはアンブロシアという神のクスリ(麻薬)が仕込んであるらしく、それを吸うと過剰摂取でぶっ倒れるらしい。
ジョシュから殺そうとする怪物エリオット。
そこでマーゴは、彼が神に復讐しようとしていることを利用し、みんなの命と引き換えにバッカスを渡すと取引を持ち掛ける。
切り札だった神のクスリも見せるマーゴ。
バッカスは友達だというジョシュ。
すると怪物エリオットは君がやれといって、マーゴとジョシュを連れてフィロリーへと飛ぶ。
一方、ジュリアはヘンリーに会いに行き、裏切ったことを非難。
アイリーンのことをみんなに警告するために、魔術で友達を探してと詰め寄る。←ジュリアはやっぱり魔法が使えない
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そしてその後、ヘンリーはアリスに会いに行く。
図書館にある全人類の書物を知っているかと聞くヘンリー。
空白点は終わったから続きが執筆される、君の友人たちが記憶を取り戻せば図書館も知る、そして彼らを保護するだろうと話す。
アリスは、脱走しても本があれば行き先がバレると隣の独房のサンタに相談。
本を持って逃げるか破壊するかだというサンタ。
一方マリナは、本当のあなたたちを渡せばマカリスター家から報奨金がもらえる、だから魔術を解こうとしたとケイディたちに話す。
金額は3デューイ←デューイとは、「メルヴィル・デューイ」世界一有名な図書館員なんだって、知らんけど。
魔力が足りない時に図書館に申請し、審査に通ればコイン型の電池が貰えるのだが、その肖像の中で覚えやすいのがデューイらしい。
僕らが報奨金を払うというクエンティン。
すると利子をつけて5デューイだと要求するマリナ!
全員を追跡してるから逃げても無駄だと脅すことも忘れない。
一方、フィロリーへとやってきた怪物エリオットとマーゴとジョシュ。
他に方法があるとマーゴに言うジョシュ
神を殺す弾では宿主(エリオット)が死ぬというマーゴ
そして怪物エリオットはと言うと、エリオットから出て行く気はさらさらなく、君たちが心配してくれるからこの身体がいいと言う。
地球ではジュリアがクエンティンに会いに来る。
図書館に追われる身でありながら、どうやってコインを集めるかを話し合うジュリアたち。
公式にはマカリスター家は魔法を復活させた英雄、だから図書館側はフリーパスを与えている。
通称ブラックカード
すると偽造師を知っているというペニー、連絡を取り早速みんなで会いに行く。
偽造師のフランキーはブラックカードの偽造は可能だといい、盗む分と同額のデューイを要求。
でもその前に手付金を要求され、クエンティンはプッシュと呼ばれるカードゲームの大会に参加することに。
そこで勝利しデューイを手に入れる。
そして偽造カードは無事に完成、だけどそれには特別な味付けがしてあるらしい。
フランキーの専門は「幸運」←凄いラッキーボーイ
彼が作った偽造品には強運がつく、偽物だと疑われることもない。
そして運はゼロサムだから悪運は別の所へ。←誰かが得すれば誰かが損をする
それがクマの人形ってわけ。
正確にはカードを使ってる間、これを抱く人物に不運が訪れるのだ。
ケイディとペニーがカードを使用する間、クマの人形はクエンティンが抱くことに。
その間、クエンティンはあり得ない災難に遭っていたが、ケイディとペニーは無事にコインを手に入れる。
役目を終えた不幸なクマは、念のためケイディが処分することに。
一方図書館では、アリスとサンタが独房からの脱出に成功。
全人類の書物の部屋に行き、それぞれ自分たちの本を探すことに。
サンタは自分の本を見つけたが、アリスが探すみんなの本は、改訂のため移動中らしい。
暖炉の前で、一緒に逃げようと言うサンタ。
行けないというアリス。
改訂室を探すというアリスに、君は今でもいい子だと言って、サンタは一人でそりに乗って逃げてしまった。
フィロリーでは、エンバーに成りすましていたバッカスと再会したジョシュだったが、なかなかクスリを盛ることができない。
しかし、マーゴに無差別にクスリを盛ると脅され仕方なく実行。
クスリを盛られたバッカスが目を覚ますと、目の前には怪物エリオットがいた。
お前は何か大切なものを奪って僕を檻に放り込んだ、何があったか説明しろと言う。
自分が何者で何をしたのか忘れたのかと聞くバッカス。
僕のものを返せという怪物エリオット
それは無理だというバッカス
すると怪物エリオットはバッカスの腹を裂き、赤く光るものを取り出す。
一方、手に入れたコインをマリナに渡すケイディとペニー。←1枚はクマの顔してる?
追跡の件はマリナのウソだった。
再びマリナの家に集まったクエンティンたち。
ケイディは、もうマリナの家じゃない、私の家よと言い、問題は片づけたと話す。←やっぱり不幸を背負ったクマのコインやった???
そしてクエンティンはジュリアに愚痴っていた。
女神をやめたり、父親の回復を諦めたのに、戻った魔法は望んだ形ではなかったと。
すると、次も同じことをすると言うジュリア。
しかしクエンティンの意見は違うのだった。
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怪物エリオットも記憶がない、でも神たちに大切な何かを奪われたことだけは覚えてるんだよね。
さすが怪物、執念深い!
そしてバッカスのお腹から出した赤い物体、形は心臓っぽいけれど、なんやろうね。
記憶はなくても奪われた大事なものってことはわかるんかな。
とりあえず怪物エリオットとマーゴたちは休戦状態ってことでよさそう。
一方、魔法の電池コインを手にいれるために頑張ったクエンティンたちだけど、マリナが言ってた、マカリスター家から報奨金が出るって話、ほんまだったやろうか?
マリナだけに怪しすぎる。
だけど最後、ケイディがなんかしたね。
何をどうしたんかわからへんけれど、クマにはまだ不幸が残ってたんやろうなぁ。
そしてマリナ、めっちゃ細いなぁ。
今更ではあるけれど、コイン貰って颯爽と歩く姿が格好よろしいわ。
ケイディに家を取られたけどね。
アリスは、サンタと一緒に逃げることもできたけど逃げなかった。
結果的にはカギを壊した裏切者ってなってるけど、みんなのことを心配してる。
結局自由を手に入れたのはそりで去ったサンタだけ。
でも、逃げ得サンタってどうなんだろう?
アリスがピンチになった時は、1回くらい助けて欲しいなぁ。