あらすじ
狼化症のジョシュには、30年に一度のクイックニングが訪れる。
呪いを止めるには、レイプ、殺人、自殺、この3択を実行するしか方法がない。
一方図書館では、アリスの前にプロバーが現れ、脱出のためにお互い協力しようと言うのだったが・・・
ネタバレと感想
魔法が復活し、クエンティンの父親は亡くなっていた。→魔法のない世界では病気が進行しなかった
お悔やみマフィンを作るジョシュ。
一方、記憶が戻らない怪物エリオットに、バッカスは死んで取引は済んだから別の身体に移るように勧めるマーゴ。
しかし怪物エリオットはそれを拒否し姿を消す。
そしてジョシュは、自分が狼に変身しマーゴを襲う夢を見て目が覚める。
すると頭には血がついていて、ベッドには動物の死体が!
それを片付けているところをペニーに見つかり焦るジョシュ(;´Д`)
クイックニング?と聞くペニー。
そこへジュリアが来て、魔法や健康について、神向けに書かれた本を探していると言う。
バッカスの巫女のメナードに相談するといいとアドバイスするジョシュ。
彼女はまだフィロリーにいるらしく、ペニーが連れていってあげることに。
去り際に、クイックニングの件を解明しろと釘を刺すことも忘れないペニー。
そしてジョシュは、病気を移された張本人の未確認動物学者に会いに行く。
クイックニングが起こるのは30年に一度だと言う。
変身前の48時間に狼化の症状が活発化し、最初は悪夢や白昼夢、その後、未感染の人とセックスするか、あるいは殺すか、自殺するかの3択になるらしい。
症状が治まるまで檻に入るのは?と聞くと、それじゃ欲求が収まらないからダメだと言われる。
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一方、図書館でアリスの口を後ろから塞いだのはクリストファー・プロバーだった。
フィロリーの作者でマーティンをビーストへと変える原因を作った小児性愛者。
図書館に住んでいるらしく、アリスが見つかって捕まる前に匿ったという。
脱出のために互いに協力しようと言い、アリスが自分たちの本を探していたことも知っていて、取引をもちかける。
プロバーは「世界大全」という本を使い、連携の呪文で自分の居場所があり、幸せになれる世界を探してほしいとアリスに頼む。
自分の犯した罪を反省していると言う。
でも自分に甘いプロバーに、手を貸すのは嫌そうなアリス。
改訂室に案内してほしければ連携の呪文を手伝えと言われる。
そして図書館の改訂室にやってきたアリスとプロバー。
本を盗んで居場所を追跡されないようにしようとするアリスに、もし本を読まれてもバレなかったら?と提案するプロバー。
自動執筆の魔術を学んだという。
原稿を盗み、結末に魔術をかけて製本前に元に戻しておけば、驚きの結末に代わってると言う。
その方法を教える条件は、世界大全を手伝うこと。
そしてみんなの本を持ち出すのに成功したアリス。
しかし、クエンティンの本の結末に、来週死ぬと書いてあるのを見つける。
一方、フィロリーの森へと来たジュリアとペニー。
すると、神(バッカス)を失ったバッカスの巫女が、首を吊ろうとしていた。
あなたの助けがいるというジュリア。
ショシャーナだと名乗る巫女。
女神で不死身なのに魔法を使えないことを相談すると、奇声を発しながら大きな松ぼっくりを使ってオーラを調べ始める。
しかし結果がハッキリしない。
そこで詳しく診断する儀式をすることに。
ただしそれは、親密なもので、身も心もあなたに捧げてるような人にしかできないと言う。
協力すると申し出るペニー→別の世界ではジュリアの恋人だったからね
儀式は、裸のジュリアを精油で清めるというもの。→塗るのはペニー(*ノωノ)
その結果を見て奇妙だと話すショシャーナ。
しかし女神であることは間違いないらしく、ショシャーナはジュリアに仕えることに。
一方ジョシュは、クイックニングの件をマーゴに相談。
マーゴは呪いを解く儀式を見つける。
森へ行き儀式を行う2人。
しかし帰りの車中、ジョシュの頭の中には誘惑の言葉が響き、慌てて車を降りるジョシュ。
儀式は残念ながら失敗!
しばらくすると、興奮は収まったといってジョシュが車へと戻ってくる。
ブレイクビルズに戻ると、レイプ犯か殺人鬼になるなら弱虫でいいと言って檻に入るジョシュ。
するとマーゴが荒療治だと言って一緒に檻へと入る。
衝動が抑えきれなくなって君を殺すかもというジョシュに、もう友達を失いたくない、人を殺すのもダメ、でもこれならアリと言ってキスをする。
無事にクイックニングを終えたジョシュは、マーゴにお礼を言う。
そしてエリオットを救えないのは本当に心苦しいと話す。
彼のためならなんでもやるというマーゴ。
実家に戻っていたクエンティンは、母親に言われて父親の遺品、飛行機の模型を箱詰めしていた。
そこへ怪物エリオットが現れる。
しかし飽きてきた怪物エリオットは、次々と父親の模型を壁に投げつけて壊し始める。
母親の目を気にするクエンティンに、壊すとスッキリすると話す怪物エリオット。
するとクエンティンも次々と模型を投げて壊し出す。
スッキリしたというクエンティンに、本物のエリオットは死んだと言う怪物エリオット。
だけどエリオットは、誰もいないブレイクビルズに一人でいたのだった。
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エリオットは死んでなかったね。
怪物の中でちゃんと生きてた。
誰もいないブレイクビルズで一人きり。
そして誰もそのことを知らない。
きっと救い出すことができるとは思うけど、でもどうやって生きてることを知らせるんやろうか?
大人しく怪物が出て行くことはなさそうやし、やっぱり退治してエリオットを取り戻すしかないのかな。
でも実は私、怪物エリオット嫌いじゃないわ。
そして本物のエリオットも好きだから、しばらくはダブルでお願いしたい。
一方、大変な目に遭ったジョシュ。
30年に一度のクイックニングって、狼化症大変やね。
しかもレイプ、殺人、自殺の3択しか道はない。
生き残るためには2択。
マーゴはジョシュに自分を差し出したけど、そういうところはマーゴらしいと思う。
そういうマーゴが好き。
そして図書館ではまさかのプロバーの登場!
しかも自分が幸せになれる世界を探してるっていうではないか。
なんて図々しいんだ。
アリスが協力するの嫌そうにしてるのがよくわかる。
でも背に腹は代えられない・・・
それからジュリア、お抱えの巫女ができちゃったね。
あの親密な儀式・・・
女神であることは間違いない、ってわかったけど、それ以外は不明。
得をしたのはペニーだけってか。