あらすじネタバレ
#51 侮辱と罪
娼館では、シヴダットから見世物にされ水をかけられるアヌスヤ。
娼婦に敬意など払う必要はないと言って、品定めせよと男に命じる。
すると、1人の娼婦が、「おやめください、王妃さまですよ」と懇願する。←ブルゾンちえみに激似!
娼婦に剣を向けるシヴダット。
私が憎いなら何なりと処分を、民に手出しするなというアヌスヤ。
シヴダットは、アヌスヤの頭からワインを注ぎ、娼婦というのは王妃とは違うのだ、庶民でもない、男に快楽をもたらし、男に痛めつけられるのだと言う。
そして娼館にいた男女たちに、本日よりこやつは王妃ではない、ただの娼婦だと告げる。
お前は侮辱を浴びせれば私の思考や誇りが揺らぎ、品性も心意気も失われると思っているが、その了見が最大の過ちだというアヌスヤ。
私はすぐに地位と権利を取り戻し、お前に報いを受けさせる。
お前の命は尽きたも同然、じきに我が息子プルが戻ると言い放つ。
一方、プルは、タクシラの王宮で争う声を耳にする。
承服しかねるとアンビ王に言うアンビ王子。
忘れるな、私は父だが国王でもある、わきまえて物を言えというアンビ王。
そこでプルの存在に気付く。
戦略のお話ですか?と聞くプル。
さようというアンビ王←絶対に違うやろ
プルはアンビ王子に怒りの理由を聞くが、アンビ王子は答えない。
心配は無用だ、王子はまだ若い、針路について意見の相違があったというアンビ王。
そなた(アンビ王子)の戦略で行くという。
戦略は?と聞くプル。
そして宿営地では、アレクサンドロスが舐めまわすようにロクサネを見ていた(* ´艸`)
気持ち悪がるロクサネ(# ゚Д゚)
その瞳で愛を語っているおつもりなら、大きな間違いですわという。
しかしアレクサンドロスは、そなたの感情を引き出せて幸いだと言い、私は確信している、この瞳で愛を伝えられる日も近いと話す。←距離が近い!
そこへヘファイスティオンが、タクシラより使者がきたと伝えに来る。←二人を見て動揺してる(* ´艸`)
書状の内容は?と聞くアレクサンドロスに、使者が陛下以外には聞かせられないと言っていると報告するヘファイスティオン。
すると、そやつを斬れ、書状は代読をというアレクサンドロス。
驚くヘファイスティオン。
その言葉を使者がピタリと言い当てたからだ。
そのことを伝えると、興味が湧いたと言い、アレクサンドロスはテントの外へと出て行く。
そこにはチャーナキヤが一人で立っていた。
対峙する二人。
チャーナキヤを見て、何者だ?と聞くアレクサンドロス。
姿形を見て何者かを察せられぬようでは、アジアの王たり得ぬというチャーナキヤ。
その頃プルは、ラチとプルを連れて象がいる場所へ。
アレクサンドロスの強力な騎兵隊と対峙するには馬より強き力がいる。
アレクサンドロスは戦象を見たことがない。
つまり戦象を用いれば、我々が有利に戦を進められると言うのだった。
#52 未知なる世界
アレクサンドロスと対面したチャーナキヤは、インド最大の規模を誇るタクシラ大学の教師、簡潔にいうなら学僧だと名乗る。
学者と皇帝は対等ではないから、お前と話す暇はないと言って去ろうとするアレクサンドロス。
するとサンスクリット語を使うチャーナキヤ。
アレクサンドロスは、私に申すことがあれば理解できる言葉で語れと言う。
チャーナキヤは2行詩の始めにてあなたに見地を述べた。
大帝と学者は同等にあらず、しかし次の行では、目を見開け、王は統治する国でのみ尊敬される、一方の学者は世界で崇拝されると話す。
師のような話しぶりだと言うアレクサンドロスに、恩師より授かりし知識と訓練により、あなたは今、王として君臨していることをお忘れなくというチャーナキヤ。
それに対しアレクサンドロスは、私は凡夫でも凡庸な皇帝でもない、ゼウスの息子、現人神として後世に語り継がれると言って、書状の返答内容には確信がある、合意するのであろうと言う。
その通りだと言うチャーナキヤ。
一方、プルは野生の象を調教しようとしていた。
ハスティとラチが危険だと言って止めようとするが、母国を守るためだと言ってやめない。
そして娼館では、娼婦たちがアヌスヤに、王妃様をお助けできなかったと言って許しを請う。
よいのですというアヌスヤ。
乱世は長く続かない、秩序は必ず戻ると言って、我が息子プルが恐怖を一掃すると約束する。
アレクサンドロスのテントでは、チャーナキヤが食事の前に神に祈りを捧げていた。
それを見ているアレクサンドロス。←ガン見
チャーナキヤは、食事は神聖な活動ゆえに、食事前に神々に食事を捧げ感謝を述べると言う。
インドのしきたりに興味なはいというアレクサンドロス。←あんなに凝視してたのにね(* ´艸`)クスクス
ここへ来たのはインドを併合するためだというと、チャーナキヤは、なぜ貴重な時間を削り条件を出す?と聞く。
そしてあなたの遠征の目的はポロスであろうという。
それを認めるアレクサンドロス。
チャーナキヤは、タクシラ王は、国と民の安全保障を望んでいる、ポロスについても確約する。
だがタクシラに危害を及ぼせば、全ては白紙になると条件を述べる。
受諾したというアレクサンドロス。
そしてプルはというと、とうとう象の背に跨ることに成功するのだった。
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感想 ~アンビ王の真意が気になる~
シヴダットの鬼畜っぷりと顔芸が止まらない!
でもアヌスヤが全然くじけないから、不思議とあんまり同情する気持ちはないのよね。
アヌスヤも結局は息子のプル頼み。
プルがペルシャに発つときに、戻ったらずっと母上の側にいるって確か言ってたと思うんだけど、それは叶わぬ望みなのではないかという予感が沸々と湧いてくる。
生きて再会はできるかもしれないけど、一緒にいる時間は長くはないかもと。
どうなるかは知らんけど。
そのプルはというと、野生の象を戦で使おうと奮闘中。
相変わらず無茶するよね。
気付けば、物語はちゃんとオープニングの映像通りに進んでいるではないか。
そして気になるアンビ王の真意!
アンビ王子が声を荒げるってことは、裏切りの匂い?
あり得る、あり得るよ、アンビ王ならば。
だって悪い顔してますやん。
それもええ感じの悪い顔!
一方、アレクサンドロスの元を訪れたチャーナキヤ。
彼がどう返答するかをピタリと言い当て謁見に成功。
今のところ、チャーナキヤのほうが一歩リードといった印象だけど、どうだろうなぁ。
そして笑かしてくれたのがアレクサンドロスとロクサネのやり取り!
なかなかあんな風には女性のこと見ないよね、ロクサネが気持ち悪がる気持ちはよくわかる。
それにあんなに拒否られているのに、揺るがないアレクサンドロスの自信!
さすがやね!
世間では大抵の場合、そういうの勘違い男って言うんだけど・・・
アレクサンドロスやからなぁ。
そして二人の距離が近いのを見て動揺するヘファイスティオン。
その意図はなんなのよ。
サービスなのか、そうなのか!
それとも私の考えすぎ?
私のフィルターにかけると、そこにはちょっとした嫉妬が見えたんだけど、勘違いかしら?
そしてそして、予告編にちょっと不穏なものを感じたのだが、それは気のせい?
ええ感じで気になる展開が続くなぁ。