あらすじネタバレ
第49話 国賊から国を守る
プルは、アレクサンドロスに刺されたハスティを手当てさせることに。
そこへチャーナキヤの弟子のバイラヴァが兵たちと共に到着。
バムニがまだ帰還していないこと、王宮ではアヌスヤとラチが兵を編成していることを伝え、早く王宮に戻って欲しいと言う。
しかし秘策があると言うプル。
10クローシャ先の北西部を守らせるようアヌスヤに伝言を頼む。
そしてバムニには別の伝言を。
王宮に戻ったバイラヴァが、プルたちの無事を知らせると喜ぶアヌスヤとラチ。
しかし次の瞬間、王宮に向かってアンビ王が兵を率いているのを見てアヌスヤは涙を流す。
私の兄だが遠慮はいらない、国賊だと言い、裏切者には厳罰を下すと告げる。
一方、バルシネを安全なところまで送り届けたバムニの元にもプルからの伝言が届く。
それは王宮の裏にある谷に罠を仕掛けてほしいというものだった。
そして王宮では、数少ない兵を前に演説するアヌスヤ。
最後にインドに勝利あれと叫び、兵たちの士気を高める。
その後、出陣を前に、開戦前にに夫と息子に会いたかった、無事であって欲しいと言う。
きっと無事だというラチ。
その頃、プルはシンド軍と合流。
バムニに伝言が届いたなら大帝は行路を変えるはず。
そしてバムニはというと、アレクサンドロス軍を奈落の底に突き落とすべく、谷に罠を仕掛けていた。
王宮を視界に捉えたものの、立ち止まるアレクサンドロスの愛馬。
そして谷に落ちる兵士たち。
バムニは火の矢を放ち攻撃を開始。
アレクサンドロスは、プルの思惑通り10クローシャ先の北西部へと行路を変えるのだった。
第50話 戦いの火蓋
行路を変えたアレクサンドロスの前に、バムニが立ちはだかる。
カニシカの名を口にし、今日こそ敵を討つと言って剣を抜くバムニ。
2人の戦いが激しさを増す中、ついにバムニが膝をつく。
すると、もう一人の息子も殺すと言うアレクサンドロス。
そこへ兵を引き連れたプルが現れる。
一方、アヌスヤは市街地でアンビ王と対峙していた。
アンビ王に対し、国賊と言い放つアヌスヤ。
互いに剣を抜き、2人の叫び声でパウラヴァとタクシラの戦闘が始まる。
兵たちと共に戦うアヌスヤに対し、アンビ王はその姿を静観し、なにやら企んでいる様子。
プルとバムニの帰還前に王宮を制圧すると家臣に話していた。
その頃プルとアレクサンドロスは、後ろに兵を控えさせたまま馬から降り、中央へと歩み寄り対峙する。
母親を救出できるのは私を倒してからだというプルに、次は貴様の母親が窮する番だというアレクサンドロス。
タクシラの総軍が王宮を包囲している頃だと言うと、プルは静かに拳を握る。
しかし、母が負けるわけがない、王太后と王妃がアンビ王を阻むと力強く口にし、アレクサンドロスを睨みつけるのだった。
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感想 ~いよいよ始まるマザコン対決、その前に父、立ちはだかる!~
とうとう対峙したアヌスヤとアンビ王。
アヌスヤが正しいこと言ってるのはわかるんだけど、アンビ王からしたらアヌスヤのほうが裏切者なんだろうね、きっと。
アヌスヤもアンビ王のパウラヴァへの恨みの深さをちょっと甘く見てたんじゃないかな。
アンビ王は昔も今も変わっていない。
むしろパワーアップしている。
アヌスヤが妊婦の時、一度は見逃してるんだもの。
でも今回は・・・
予告編が・・・!!!
一方、アレクサンドロスはプルより先にバムニと対決。
プルが現れた途端に、目の前にいるバムニには目もくれない姿がちょっと面白かった(* ´艸`)
そして二人は距離を保ちつつグルグルと回りながらおしゃべり。
インド人は演説が好きだって言ってたアレクサンドロスだけれど、いやいやあなただって結構なおしゃべりですことよ。
決して負けてはいませんわ。
回ると言えば、いつぞやのアヌスヤとオリュンピアスのシーンでは2人のまわりがしつこくしつこく回ってたね。
あれは見てるこっちが本当に目が回りそうだった。
そしてこの2人の息子にとっては母親が急所なんだよね。
互いに母親を救出できるのは私を倒してからだって言ってたけど、母親を救出することに勝ち負けなんて必要なの?
やっぱりオリュンピアスを攫ってきたチャーナキヤが悪い!
でもまぁ、オリュンピアスも大人しく黙ってるタイプではないから楽しませてはもらったけどね(* ´艸`)
いよいよ2人の直接対決が始まるんだろうけれど、いかんせん予告編が先走り過ぎていて、集中できない。
衝撃の予告編が始まったのが第45話、でももう今は第50話なんですけど(# ゚Д゚)
なのにまだ予告編に追いついていないではないか!
本当に罪な予告編なんだから。
そして最後に気になったのでクローシャの単位を調べてみた。
牛の鳴き声が聞こえるくらいの距離らしく、1.8km~3.6kmと幅がある。
なので10クローシャとなると、20~30kmくらいってことになるのかな。
結構な距離やね。