夜更けに海外ドラマ

海外ドラマのあらすじと感想を中心に、時々映画や国内ドラマの感想も書いています。

セニョール・アヴィラ シーズン1 第7話 不死身の男

あらすじネタバレ 

エミリアーノとイズマエルは、フリアナの遺体放置現場へと来ていた。

別の場所に遺体を移すために、母親の車を取ってくるエミリアーノ。←もちろん無断で

遺体をトランクに乗せると誰もいない精肉店へ。

遺体を4つに切断して捨てると言うイズマエル。


一方、家に戻ったアヴィラは、マギーのつけていたネックレスをした妻とエッチし、妻にマギーの姿を重ね合わせる。

行為を終え、激しかった夫に大満足のマリア。

ガレージにビールを取りにいったアヴィラは妻の車がないことに気付く。


その頃、イズマエルとエミリアーノは、切断した遺体を4か所に捨てていた。

そして家に帰ったエミリアーノは、外に出たアヴィラと鉢合わせする。

お前みたいなバカが、午前2時に車を盗んで何に使った?と怒るアヴィラ。

すると、女友達を何人か乗せて遊びに行くためだよとウソをつくエミリアーノ。

アヴィラは、見栄を張ったのかと言って笑い、ヤッたのかと聞く。

信じられないかもしれないけど、とエミリアーノが言うと、寝ろと言ってエミリアーノを解放する。

学校からの呼び出し

翌日、学校からの電話を受けたアヴィラは、学校へと出向く。

悪いことは何もしていないというエミリアーノ。

教師から、ハンバーガーにガラスの粉と水銀が混ぜられ、少年が血を吐き苦しんで死んだと聞かされ、息子さんが関与していると思っていると告げられる。

しかし、アヴィラが随分と息子のことを信用している様子を見て、私なら心配するという教師。

そして、イズマエル・ルエダをご存じですか?と聞く。

息子の友達だと答えるアヴィラ。

勉強をしに家にも来たと言って、話を切り上げて席を立つ。


その直後、イズマエルを見つけると、話があると言って人気のないところへ。

エミリアーノが食堂の金属探知機を避けるために、木のナイフでベスティアを殺そうとしていたことを聞き、独創的だと感心するアヴィラ。

でも、見張られると言って、警官どもを息子から遠ざけろと命令。←また丸投げ

そしてこの間の取り分だと言って、封筒に入ったお金を渡す。

葬儀場

葬儀場に戻ったアヴィラは、イヴァンにこの仕事は遺伝すると思うか?と聞く。

お父様は殺し屋ですか?と聞くイヴァン。

正しい動機があればと答えるアヴィラ。

私が対処を頼まれ、モレイラを知ったと話す。

そこへモンテス先生(←磁石)から聞いたと言って客がやってくる。

ターゲットは父親で、理由は同じ女を愛したから。

そして父親は金持ちだという。

資料を見せてもらうと、父親はサニーニと言って、アイスクリーム屋としては有名人。

ボディーガードはいないのかと聞くと、必要ない、あいつは不死身なんだという息子。

理由は、飛行機事故に遭っても生き延び、ゴルフ場で雷に打たれても生き延び、過去にプロを雇ったことも一度あるが、父親は返り討ちにしたという。←とにかく死なないらしい

金はいくらでも払うという息子。

イヴァンは、父上の臭いがついている物を用意して欲しいと言い、息子は了承。契約は成立し帰って行く。

この仕事はモグラにさせるというイヴァン。

優秀な仕事仲間で、後で紹介すると話す。

イズマエルとエミリアーノ

お前とベスティアのケンカはみんなが見てた、疑われてるとエミリアーノに言うイズマエル。

親父さんからの警告だ、ヤツらが見張ってる、ほんの少しのしくじりも許されないと話す。

自分ではなく、イズマエルに話したことを不審に思ったエミリアーノは、うちのパパは人を信じない人間なのに、君を信用してるのはなぜだと問い質す。

お前に悪影響を与えると思ってるだけだと答えるイズマエル。

その後、アヴィラからもらったお金を封筒から出して、ハッパを購入。

エミリアーノは、イズマエルが大金を持ってることに疑問を抱く。

告解

アヴィラは告解へと行き、息子が人を殺しそうになったことを告白。←殺してるけどね

怒るどころか、金属探知機を避け、木のナイフを作るという独創的なアイデアを誇りに思ったと話す。

すると、君はお金のために人を殺すが、愛や憎しみや復讐のために人を殺すならはるかにマシだという神父。

殺し屋にする気はないというアヴィラに、子供は親の好きにはならないという。

そして最初の殺人は父のためで、父が今の私を作ったと話す。

しかし、彼の罪はせいぜい君の中の殺し屋をめざめさせたことだと言われると、ふざけないでくれと言って帰って行く。

家族との食事

家族で食事をとりながら給料を渡すアヴィラ。

その封筒がイズマエルと同じものだと気付いたエミリアーノは、どうせ僕はバカだからイズマエルに話せと言って席を立つ。

学校でハッパを吸っていたイズマエルに、パパの給料袋と一緒だと言って封筒を渡すエミリアーノ。

するとイズマエルは、親父さんは俺のことをギャングか何かだと思っていて、守護天使として雇われたと話す。

じゃあ受け取る金の半分は俺のだというエミリアーノに、イズマエルは明日持って来ると答える。


葬儀場では、依頼者が父親の特注品だという香水を染み込ませたハンカチを持って来る。

父親は今夜から旅行なのであまり時間がない。

アヴィラがムチャだと言うと、モグラなら大丈夫だというイヴァン。

そしてモグラと対面。

モグラとは、盲目の男性が連れているシェパードで、男性はお金と香水のついたハンカチを持ってその場を後にする。


そしていよいよ殺害直前。

モグラに香水の臭いを嗅がせる男性。

しかし、父親は香水の瓶を割ってしまい、結局香水を付けないまま旅行に行こうとする。

それを知った息子は、何がなんでも香水を見つけて親父に振りかけろ女性に指示。

その間、自分は父親を足止め。

女性は香水を見つけ走ってくるが、途中で転倒し、香水の瓶は割れてしまう。

そこへ放たれたモグラが駆け寄り女性の首筋に食らいつく(゚д゚)!

犬笛でモグラを呼び戻す盲目の男性。


葬儀場では、これは極めて特殊なケースだというイヴァン。←ちなみに女性は命を取り留めた

アヴィラは、契約金を顧客に返そうと言うが、イヴァンはそれはプロとして失格で、信用に関わると言って却下。

どこのバカがこの仕事をするんだ?と聞くアヴィラのことを、イヴァンはじっと見つめる(* ´艸`)

私を見るな、ここのボスだぞと言うアヴィラ。

まさしくボスだからですというイヴァン。

ルールを決めたのは私ではありませんと言うと、部屋を後にするのだった。

感想 ~不死身にもほどがある~

「ボスは全ての契約に責任を負う」とはおっしゃいますが・・・

どうする?アヴィラ

今度のターゲットはかなりの強運の持ち主。

これまでにもことごとく死を遠ざけている男。

始末することはできるのか?

ここは、前回の交差契約でも舞い込んで、父親が息子の殺害を依頼したら不可抗力ってことにはならない?

息子が先に殺されてしまえば、問題は解決ってことにはならないのかなぁ。

父親を殺すよりもこっちの方が簡単そう。

そうすれば前回損失を被ったクロアチア人と和解もできるかも!?


一方、イズマエルはお子ちゃまエミリアーノのフリアナ殺害の後始末。

そういえばベスティアの件はアヴィラに話したけれど、フリアナを殺したことは言わなかったね。

言ってはいけないことをちゃんと計算するイズマエル。

そしてまたムチャぶりされてたよね。

警官を息子から遠ざけろって、簡単に言ってくれますが・・・

イズマエルに策はあるのか!?

命令とはいえ、なんだかんだでイズマエルって面倒見がいいのよね。

母親にもお金を渡して結果的には面倒見てる。

今のところ、私のいちばんのお気に入り。


そしてこのドラマは、どのキャラも興味深い。

イヴァンの常にまわりくどい物の言い方だったり、神父らしからぬ思考でいつもアヴィラと話をする神父←神父かどうかは疑問やけど

エンゼルケアをするアナだって、ご遺体の死にざまを詳しく知りたがったり、妻のマリアも普通の状態ではない。

気付いてみるといちばん普通っぽいエミリアーノがいちばんイラつかせてくれる。

でもアヴィラにとってはかわいい息子なのよね。

木でナイフを作ったことを誇りに思ったり、母親の車を無断で拝借したことを怒ってたのに、ギャルとヤッたと言われるとたちまち機嫌が直ったり・・・

女子が絡むと機嫌がよくなるっていうのはラテンあるあるなのか、それとも男親あるあるなのか?

男親は娘に甘いと思われることが多いけど、本当の意味で過保護にするのは息子のほうだと私は思うなぁ。

娘に甘いのとは違う何かがあるように感じる。

遅かれ早かれ、エミリアーノが人を殺したことをアヴィラは知ることになると思うけど、その時どんな話をするのか、そこは興味あるなぁ。

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セニョール・アヴィラ シーズン1 第8話 神の気まぐれ - 夜更けに海外ドラマ