前回までのあらすじは・・・
高校3年生の平良は、クラスの頂点に君臨する清居の美しさに目を奪われ、彼のことを好きになってしまう。そして偶然、清居がダンススタジオに通っていることを知り2人だけの秘密を持つことに。平良の清居への想いは日に日に増していき・・・
前回の感想はコチラ
美しい彼 第1話&第2話 あらすじ感想 萩原利久X八木勇征主演 - 夜更けに海外ドラマ
それでは、第3話のあらすじと感想です。
あらすじネタバレ
コンテストの決勝に残った清居の応援に行った平良たちだったが、清居は優勝を逃す。
その後、ファミレスでの残念会を抜け出した清居を追いかける平良。
平良のことをストーカーと一喝する清居だったが、芸能人になるのが子供のころからの夢だったことを明かす。
「清居は清居のままで特別だ」と言って腕をがっしりと掴み「死ぬほど好きだ」と告白する平良。
けれど「死ぬほど嫌いだ」と言われ突き飛ばされる。
そして夏休みが終わり学校では、清居がコンテストに落ちたことによって教室のヒエラルキーが変わっていた。
城田のクーデターによって、階段の上からジュースをかけられる清居。
我慢ならなくなった平良は清居を守るためにどうやら暴れたみたい(* ´艸`)
その後、一人で教室にいる清居のところへ。
男が好きなのかと聞かれ、分からないと答える平良。
キレイだなと思うのは清居だけで清居だけが特別だと話す。
すると、手の甲を差し出してキスさせてあげる清居。
それからの2人は時々、平良の家で一緒に過ごすように。
しかしそれもやがて終わる。
清居がファッション雑誌にモデルとして掲載されていたのだ。
再びクラスの頂点に君臨する清居。
そして2人は接点を持つことなく卒業式を迎える。
卒業式が終わり、最後に清居を目に焼き付けておくために追いかける平良。
清居からは「俺になんか言うことないの?」と聞かれるが言葉が出ない。
そんな平良の顔を両手で掴みキスすると突き飛ばす清居。
「じゃあまたな」と言うとスタスタと去って行く。
お情けのようなキスで、これ以上追いかけるなと釘を刺されたように感じる平良。
それから時は過ぎ、平良は大学生になっていた。
スポンサーリンク
感想 ~実はキングのほうが平良を理解しているのかも⁉~
平良はバカだよねぇ~
キモくてウザくてしつこくて、踏んづけたチューインガムみたい。
でも一生懸命なんだよね。
ただ、清居のことが好きで好きで仕方なくて、けれど不器用だからうまく言葉にできなくて、バカの一つ覚えみたいにキレイだとしか言えない。
キモいと言われてもストーカーと言われても事実だから反論もできないしかなり重症。
そして清居はカッコつけすぎ。
本当のところ、平良のことをどう思っているのかもまだ未知数。
だけど嫌いではないよね。
口ではキモいだの嫌いだの言っても嫌いな相手に手の甲にキスさせたりはしない。
それに少なくとも、平良は清居のために戦える。
清居がジュースをかけられたときの階段を昇る時の平良の影、アレはなかなかよかったです。
平良が普段心で吐く毒舌な心情がストレートに現れていて、ファミレスでの妄想なんかよりずっとよかった。
キングがつまらないことで煩わされるのが心底イヤだったんだろうなと感じました。
それ以降、2人の距離が縮まったのかと思いきやそれもつかの間。
2人が過ごす世界は違ったまま。
そして迎えた卒業式。
清居は平良が自分を追いかけてくることちゃんとわかってましたね。
なのに平良ときたらなんにもわかっていない。
キングを崇めすぎて自分に自信がなさすぎて何にも言えない。
何も求めずただキングを目に焼き付けておくだけだとか思いながら、心はもっと欲張りなのがスケスケ。
清居からのキッスをお情けだと思うなんて本当にバカ!
そしてそれが本当にお情けのキッスだったとしたならば私はキングにガッカリよ。
だってあんな不器用なキッスがある?
本当にお情けだったなら、あんな力強いキッスじゃなくて、スマートにうっとりとさせるだけでよかったと思うんだよね。
それに「じゃあまたな」なんて言わないと思うし、スタスタと去って行く後ろ姿に照れくささというか、焦りと言うか、余裕のなさというか、いい意味でのカッコ悪さを感じました。
結局2人揃って不器用ってことなのかしら。
それから最後、平良は大学生になってましたね。
次回からは新しいキャラも登場するようだし、そっちの破壊力次第でドラマは大きく左右されると思うので期待したいと思います。