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わずか1000ウォンの弁護士 第10話 あらすじネタバレ感想

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わずか1000ウォンの弁護士 第9話 あらすじネタバレ感想 - 夜更けに海外ドラマ


それでは、第10話のあらすじと感想です。

あらすじネタバレ

3年前の事件の捜査を続けていたジフン

ジフンは、ジュヨンを刺したと自首した服役中の男と面会していた。

お前が真犯人でないことは知っていると言い、男も自分が殺していないことを認めるも、真犯人の名前までは知らず。

ただ、写真をみれば顔は分かると言う。


一方、検察は人気のない場所に停められた車の中で、ケイマンファンドのキム・ソンウク代表が亡くなっているのを発見。


そしてジフンの事務所には、キム・ソンウク代表を殺した男が現れる。

男は、金はいくらでも支払うから昔の汚れ仕事の処理をしてほしいと依頼。

そういった依頼は受けないと言うジフンだったが、事務所が貧乏なことを指摘され、鋭いですねとにこやかに対応。

身分証を見せてもらいマリにコピーを取らせる。


実は、イェジン検事にだけは3年前の事件を調べていることを話していた様子のジフン。

何も手がかりがないことから、こちらに来るように仕向けると話していたのだ。


男が帰った後、ジフンがその会話を思い出していると、身分証の写真だけが印刷されなかったと言うマリ。

ジフンは、男がジュヨンを刺した犯人だと確信し走り出すが、男の姿は既になく。

事務所に戻ると、身分証の内容がすべてウソだったことも発覚!

通りを映す防犯カメラの映像を確認するが、男の顔だけが見切れて映っていなかった。


一方、男はというと、何者かに電話し、チャ・ミンチョルと名乗ると、私を覚えていないようですと報告。

ジフンを尾行するマリ

イェジンから、ジフンには捜している人がいると聞いていたマリは、それが気になるようでジフンを尾行。

しかしアッサリと見つかり露店でお酒を飲む2人。

もうすぐ試補が終わりますと切り出し、少しふざけた会話をした後、苦しむ先生を見たくないと口にするマリ。

先生には捜している人がいると聞いたと言い、先生を助けたいと申し出る。

気持ちはうれしいですがと言って断るジフンに、以前に約束した「願い事」だと言って引かないマリ。

検察の捜査

検察では、JQグループの裏金関係者である国会議員オ・ギチョルとテサン建設の社員、チェ・ギュソクの自殺に続き、今回のケイマンファンドのキム・ソンウク代表の遺体発見。

防犯カメラの映像には特に怪しい点はないものの、自殺と断定するには引っかかる点があるミンヒョク。

捜査は続いていたが、解剖結果も出たため捜査は終結だと上層部から指示が!

しかし上には内緒で捜査を続けることにするミンヒョクやイェジンたち。

男を捜すジフンたち3人

ジフンが出勤すると、マリとムジャンが男の似顔絵を描いていた。

マリは、私たちは好きな人が苦しんでいるのを見過ごせない仲ですと言い、ムジャンも、先生は依頼人に代わって戦ってきたから、今回は俺が先生の代わりに戦うと言う。

そして改めて似顔絵を描く3人だったが、ムジャンとジフンの絵はお話にならず。

ただ、マリの似顔絵が激うま(゚д゚)!


早速、服役中の男へ面会に行き、この男だったかどうかを確認。

その男と会ったという賭博場へと向かう3人だったがそこは物流倉庫になっていた。

しかし男たちの作業着には「ブルゴム 現金&労働」というアップリケが(* ´艸`)!

ブルゴムのところへ行き、賭博場の場所を聞いて向かうジフンたち。


賭博場は活気があって別世界。

3人は遊ぶフリをしながら分かれて男を捜すことに。


ジフンは、ゲンゴロウを使ったルーレットでディーラーがいかさまをしていることに気付き、1000ウォンをかけ続け連戦連勝。

周りの客もジフンに乗っかり大儲け。

すると、奥から黒服が現れ連れていかれるジフンたち3人。

お金を積まれ帰ってくれと言われたジフンは、ある人を捜してくれたら帰ってもいいと言って、あの男の似顔絵を見せる。

3年前、借金がある人を捜していると電話を受け会ったそうなのだが、その電話の相手がまたしてもブルゴム(*`艸´)!


またまたブルゴムに会いに行く3人。

けれどブルゴムは男の顔は知らないらしい。

ただ、少し前に連絡があり、ある男を催しに来れないように妨害をして欲しいと依頼があったという。

結局その依頼は中止になったのだが、後日ニュースでその男(→キム・ソンウク)が亡くなったことを知ったという。

「その催しはどこで?」と聞くジフンに、依頼人に貰ったと言って、「JQグループVIPパーティー」の招待状を渡すブルゴム。

検察の動向

ミンヒョクはキム・ソンウク代表の遺体が見つかった山へと分け入り、天然記念物を見守るための監視カメラに気付きその映像を手に入れる。

そこには男が歩いている映像が映っており、逃走経路を推測。

当日の映像を確認し、不正車両の特定に成功する。


一方、チャ・ミンチョルはボスと会っていた。

ボスは、「キム・ソンウクはお前の仕業じゃないだろうな」とは言うものの、あまり関心はない様子で「上手く立ち回るんだ」と言ってパーティーの招待状を渡す。


ミンヒョクとイェジンは駐車場に停められていた不正車両を発見。

防犯カメラを確認するも画質が酷く、張り込みを始める2人。

そしてとうとう男が現れるも、ミンヒョクが飲み物を買いに行っていたため一人で追跡をするイェジン。

ただ、ミンチョルが乗っていった車両は見張っていたものとは別の車両。

しかも追跡に気付いたミンチョルはスピードを上げ、イェジンも軽く事故を起こしたため追跡には失敗。

ミンチョルが乗っていた車もまた、不正車両だった。

そしてそこでもパーティーの招待状が見つかる。

いざ、パーティーへ!

ジフンとムジャンはタキシード、マリもドレスアップし、いざパーティーへ。

そしてミンヒョクとイェジンもミンチョルを捜しにパーティーへとやってくる。

そこで、マリ母のお膳立てでマリがテサングループの次男と2人きりで話してるのを見て気が気ではないミンヒョク。

マリは早々にその次男坊とは分かれミンチョル捜しを再開。


その頃、ジフンはミンチョルを見かけ後を追い、取り巻きを連れたペク会長に挨拶する姿を目にする。

さらにミンチョルを追い、途中、台の上のテーブルナイフを1本手にする。

ミンチョルは、みんなが花火鑑賞を楽しんでいる庭の人ごみの中へ。

ジュヨンのことを思い出しナイフの握りを変えるジフン。

そしてマリはジフンの後ろ姿を目にするのだった。

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感想+α

やっぱりズルい

前回のラストシーンで、あの男・ミンチョルが現れたことでどんなシリアス展開になっちゃうの?って思っていたのですが、そうはさせませんでしたね。

ジフンもきっとこの3年の間に人として成長したというのもあると思うのですが、コメディタッチは損なわず。

ふざけるところはふざけ、怖がらせるようなシリアスさは回避。

そしていつの間にか3人の結束はとっても固くなっていたんですね。

「好きな人が苦しんでいる姿を見過ごせない仲」

こんな言葉が聞けたのは、ジフンが真剣に生きていたからこそなのではないかなぁと思います。

マリとムジャンのこの好意を受け入れることができたのも、亡くなったジュヨンとの出会いがあったおかげもあるのかな。

あんなに重い過去でありながら、違和感を与えずにあの雰囲気で協力しながらやっていけるなんてやっぱりすごい。

マリもせっかくの「願い事」をジフンのために使うなんてカッコイイですよね。

正義感の強さも感じます。

ちなみに、願い事を聞くと言う約束は、4話でのマンガの書き込みされたネタバレを回避する解決策をマリが授けたからでした。

そしてやっぱりこう思わずにはいられないのです。

このドラマは本当にズルいと。

誤解でした

私はてっきりミンチョルは、キム・ソンウク代表を殺して土に埋めたとばかり思ってたのですが、埋めてはなかったんですね。

私の誤解でした。

それにミンチョルが事務所に現れた時点で、ジフンはジュヨンを刺した犯人だと気付いたのかと思っていたのですが、それもどうやら誤解のようでした。

けれど、イェジンに「来るように仕向ける」と話していたので、アンテナは張っていたってことだよね。

ただ、今回は一歩届かずでした。

またお前か~(* ´艸`)

またまたのブルゴムの登場に「またお前か~」と思ったのはきっと私だけではないはず。

もうジフンファミリーやね。

従業員たちが着用していたお揃いのかわいいTシャツも、このドラマが一気にシリアスに傾いちゃうんじゃないのかという心配を払拭する助けにもなりました。

それにブルゴムが本気の悪党だったなら、ジフンも野放しにはしないでしょう、たぶん。

イェジンとミンヒョク

検察では上層部の意向に反し、内緒でイェジンとミンヒョクが捜査を続けてました。

まだ互いに気付いてはいないですが、追っている男はジフンたちと同じ、ミンチョル。

今回は一人でミンチョルを追跡するイェジンにドキドキしてしまいました。

イェジンはミンヒョクにも叱られてましたね(* ´艸`)

意外とこの2人、お似合いだと思うのですが・・・

もしも夫婦円満なんだとしたらごめんなさい。

ラスボスは誰なのか?

気になるというよりも問題はラスボスなんですよねぇ~

私が避けて欲しいと思うのは、マリの祖父のペク会長と、ミンヒョクの父のヨンジュン。

でもまったく知らない人が出てきたらそれはそれでお前誰やねん、ってなってしまうし。

ラスボスが誰なのかが本当に悩ましい(。-`ω-)

最後に

ジュヨンを殺害したミンチョルの登場にどうなるんだろうと思っていたけれど、終始そこそこおふざけありの展開でした。

ただし、ラストのジフンがミンチョルを追うシーン以外は!

ジフンはどう決着をつけるつもりでミンチョルの後を追っていたのか?

ジフンの真意が実はおふざけの中に上手く隠されてしまっていたのかなぁ?

だとしたらやっぱりやっぱりこのドラマは最高にズルいです。


第11話の感想はコチラ
わずか1000ウォンの弁護士 第11話 あらすじネタバレ感想 - 夜更けに海外ドラマ