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わずか1000ウォンの弁護士 第5話 あらすじネタバレ感想 - 夜更けに海外ドラマ
それでは、第6話のあらすじと感想です。
あらすじネタバレ
画伯失踪の真相
妻を殺害し失踪したと思われていたキム画伯。
しかし真相は違っていた。
始まりは、まだ画家として無名だった頃に遡る。
ミンジェと一緒に絵を描いていた画伯。
その時、絵に目を留めたのが殺害された妻だった。
妻はキム画伯が描いたと思って声をかけたのだが、実はミンジェの作品だったのだ。
ミンジェは父が描いたとウソをついて父の顔を立てたがそれで終わらず。
その後、2人は結婚。
ほどなくして、絵を描いていたのがミンジェだと気付く妻だったが、お金のこともありミンジェは父の代わりに絵を描き続けることに。
やめてもいいと息子を気遣う画伯。
その反面、妻には罵られケンカ。
そして3年前、とうとう自宅のバスタブで自殺したのだった。
妻殺害の真相
ミンジェの告白で、湖の近くに埋葬された画伯の遺体は発見され、妻殺害の現場検証が始まる。
アトリエには、20億ウォンで落札された絵が!
借りてきたと言うジフン。
そしてあの日、妻を殺害したのはミンジェではなく、姉のスヨンだった。
仲のよかった父とミンジェとスヨン。
スヨンはミンジェが利用され絵を描かされ続けていることに我慢できなくなり、アトリエにあった絵をナイフで切り裂いたのだ。
その時、誤って母を刺してしまったというのが真相。
父が母を殺して失踪したというシナリオを考えたのはミンジェで、姉を庇い自分が犯人になるつもりだった。
絵をすり替えたのは、万が一、絵にスヨンの血痕がついていては疑われるから。
そしてすり替えられた絵は唯一、父が描いた風景画。
そこにミンジェが傘を差した男の絵を描き足したのだ。
事件解決のその後
留学するミンジェに、あの絵をプレゼントするジフン。
その後、事件が解決したのに自分には何もないと嘆くムジャンに、「あるぞ」と言って事務所を飛び出すジフン。
するとその後を、ムジャンも「ある!」と言って駆け出す。
しかし、2人がミンジェが描いた壁画を見に行くと、気に入らないと言う理由で大家さんたちがペンキを塗り直している最中だった(ll´Д`ll)
ジフンは、一人で誰かの墓参りへ。
一方、マリは事務所で偶然女性弁護士、イ・ジュヨンの写真を見つけ、以前、祖父から今はここにはいないがペク法律事務所のエースだったと聞いたことがあるのを思い出す。
5年前、検事だった頃のジフン
マリはナ・イェジン先輩を食事に誘いジフンが検事だった頃の話を聞くことに。
すると、長くなるわよと言って5年前の話から始める先輩。
当時、上司たちを欺きミンヒョクと共に大勢を引き連れてGQグループに押収捜索を強行したジフン。
逮捕を逃れようとしたチェ社長は人脈を使おうと電話をかけるも、そのスマホを持っていたのはジフンだった。
そうすることを見越し、上司たちのスマホを持ち出していたのだ。
しかし、社長が最後にかけた電話が次長に繋がり撤収するようにと命令される。
けれどジフンが従うはずもなく。
有名人が集まるレッドカーペットへと参上し、派手にチェ社長逮捕をお披露目。
レッドカーペットにはイ・ジェフンの姿も(゚д゚)!
結
チェ社長の審理を前に、男子トイレで女性に声を掛けられるジフン。
その女性は、あんなヤツは拘束して罪を償わせるべきだと言い、「あなたは捜査が優秀だそうですね、頼りにしてますよ、チョン検事」と言うと行ってしまう。
そして、逮捕されたチェ社長が雇ったのはペク法律事務所の弁護団。
トイレで会った彼女はその弁護士の一人だった。
審理が終わり、私を弄んだんですか?と彼女に声をかけるジフン。
すると彼女はジフンをコーヒーに誘う。
そこで、私が言ったことは本心で、罪を犯した者は相応の罰を受けるべきだとしたものの、自分は弁護士だという彼女。
裁判で負けたほうがお酒を奢りましょうと提案し、弁護士バッジを手で隠すと、「今回の裁判、ぜひ勝ってください」と一言。
次にバッジを見せて「私も弁護士として最善を尽くします」と言う。
そんな彼女に「きっとあなたのおごりでしょう」と言うジフンなのだった。
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感想
やさしいウソ
事件の真相は、ミンジェがついた優しいウソが発端でした。
何年も前に父を想ってついたウソ。
一度ついたウソはつき続けるしかなく、父の名で絵を描き続けたミンジェ。
ミンジェよりも父のほうが耐え切れずに自殺してしまいました。
たぶんミンジェを想ってのことだったんでしょうね。
自分さえいなくなればミンジェを自由にしてあげられるという想いがあったんだと思います。
でもそれは、再婚相手である妻によって踏みにじられていました。
そのことに今度は姉のスヨンが耐え切れなくなってしまった。
互いを想う優しい気持ちが事件を引き起こしたのかと思うと、やりきれない気持ちもありますが、このまま事件が起こらなければ・・・それはそれでちょっと怖い。
ミンジェとスヨンは義理の姉弟でしたが、父と3人で仲良さそうな姿がとっても微笑ましく、3人が楽しい時間を過ごせたことが少しは救いになっているなぁと思いました。
そしてミンジェがジフンに望んだこと。
それは姉を庇い自分を犯人に仕立ててもらうことだったんですね。
誰かのためにそこまでできるっていうのは、正直すごいと思う。
たとえ間違っていたとしてもね。
ジフン金持ち疑惑⁉
驚いたのは、キム画伯の絵を20億ウォンで落札したのがどうやらジフンっぽいこと。
前回、どうやって絵を調査することができたんだろうとは思ってたんですよね。
ミンジェに絵をあげてたし、ジフンで間違いないんやろうね。
マリも言ってたけれど、いつも身なりがお高そうやもんね。
フランス料理店でも余裕やったしね。
そのヒントが予告編にありました。
どうやら父親が大物っぽかった。
善人かどうかは別として。
検事時代のジフン
理屈っぽかったりするところ、人を腹立たさせるところ、今とあんまり変わらないけれど、けれど全然違う。
なんで私はそう思うんだろうって考えた時、検事時代のジフンは全然楽しそうに見えないんだよね。
確かにふざけてはいるけれど、今ほど楽しそうに見えない。
ムジャンもマリもいないから当然と言えば当然なんだけれど、心が足りないのかなぁ。
ちょっと遠い人みたい。
白か黒かで物事を見ているみたいだった。
最後に
大家のおばさんとその仲間たちと子供たちが、無邪気にミンジェが描いた壁画にペンキを塗っているのが、その笑顔が・・・価値を知らないって無敵やね。
そしてマリが、カレンダーに斜線を引いて試補の終わりをカウントダウンしてるのを見てめっちゃ共感。
私も以前、会社を辞めるとき、印をつけて1日が終わるたびにマリと同じように斜線を引いていたことを思い出しました。
あんまり人に言えることでもないので聞いたことはないですが、意外とみんなやってるんですかね。
でもマリには、試補の期間が終わってもジフンの事務所に残ってほしいなぁ。
そして願わくば、ジフンがマリに残って欲しいとお願いする姿なら最高なんだけどなぁ。