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クラリス 第8話 生きた証し あらすじ感想

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クラリス 第7話 ねじれた真実 あらすじ感想 - 夜更けに海外ドラマ

それでは、第8話のあらすじと感想です。

あらすじネタバレ

リー医師にカウンセリングを受けるクラリス。

今日、来ようと思った理由を聞かれ、ユーゴスラビアからたった一人で来た医学生のカロリーナの遺体が理由だと言う。


そして遡ること24時間前、未解決事件を解決したクラリスとアーデリアは、自分たちが表紙を飾っている広報誌を見ていた。

これで黒人捜査官の活躍が認められたらいいと願うアーデリア。


一方、クレンドラーには内緒でハドリンの件を追うViCAP。

クラリスとエスキヴェルは、先日、令状の請求を断られた女性検事補の元へ。

ハドリンの名前を出し、フェルカーといたことを話すが協力は得られず。

代わりに、先日製薬会社の件で連絡してきた女性、カロリーナ・サヴィッチがハドリンの名をあげていたことを教えてもらう。

しかし彼女は昨日亡くなっていて、自殺とみられていた。

早速、彼女の遺体を確認しにいくクラリスとエスキヴェル。

そこでガムの包み紙にヘブライ語で書かれたメモを見つけ、彼女について調べることに。


支局では、アーデリアが上司のハーマンと話していた。

アーデリアが広報誌の表紙を飾っているのが気に入らないハーマン。

DNA特捜班への公募も気に入らないようで、うちこそがこれに取り組むべきだと力説し、アーデリアのことなどどうでもいい様子。


クレンドラーは、渋々ハドリンとのランチへ。

ハドリンは相変わらず、マンディの素行を問題視して親権を得る代わりに、クレンドラーには事件の件で協力させようとする。

辟易するクレンドラー。

ハドリンが席を立つと、クレンドラーは彼のペンをハンカチで包み懐へ。


一方、カロリーナを調べていたクラリスたちは、グローバル・ヘルス・ホライズンズの代表・コンウェイにいきつく。

支局へ呼び出し話を聞くことに。

彼は留学支援をしていてカロリーナも支援を受けている一人。

彼女が亡くなったと聞き、動揺するコンウェイ。

彼女の国は内戦中で帰国もままならず、夫を呼び寄せ亡命しようとしていたが、夫は亡くなったと話す。

特に怪しい点もなく彼を帰すが、何か知っていると感じたクラリスは彼を追いかけ話を聞く。

クラリスが傷を抱えてることを見抜くコンウェイ。

何か通じるものがあるかのような2人。

クラリスが、カロリーナは結婚指輪をつけていたかを確認すると、外したことはなかったはずとだという返事が。

しかし所持品には指輪はなかった。


その頃クレンドラーは、息子がバイトするバーガーショップのドライブスルーを利用。

休憩に入った息子と少し話をする。

不意に「母さんはアルコール依存症だ」という息子。

クレンドラーは酒に溺れた自分たちのことを謝罪し、信頼を取り戻せるよう努力すると話すも、「ウソをつくのに正当な理由なんてない、そう教えてくれたのは父さんじゃないか」と言われてしまう。


一方、クラリスは地元の警察の協力で、カロリーナの結婚指輪を見つけてもらっていた。

飛び降りる前に彼女自身が外したと推測。

これが自分と言う存在の証しになると話す。

そしてクラークが、ヘブライ語のメモは銀行の支店コードであることに気付き、クラリスとエスキヴェルは貸金庫へ。

中身を確かめると、そこには一枚の胎児のエコー写真も入っていた。

ハドリンの子なのか?

妊娠を知っての自殺なのか?


支局では、アーデリアが失望を味わっていた。

DNA特捜班に望みをかけていたのに、ハーマンの部下のエディから思いもよらぬことを聞かされたのだ。

エディは、DNA特捜班で上級職員になるらしく、DNAやデータベースについて教えて欲しい、ハーマンたちが取材を受けるから資料をまとめて欲しいと言う。

アーデリアは、自分の研究なのに、自身が表に出る機会を奪われた形に。

その後、ヘインズに誘われるままに黒人同盟の会合へ。


一方、支局に戻ってきたクレンドラーは、ペン先のDNAを調べてくれと言って、それをクラークに渡す。


そしてカウンセリングを受けていたクラリスは、コンウェイに対して何か特別なものを感じることや、子供の頃、父親が亡くなったため自分だけが施設に預けられたときのことを話していた。

そこへクラークから呼び出しがあり、支局へと戻るクラリス。


エスキヴェルと合流し、人気のない使われていない部屋へ。

そこにはクレンドラーもいた。

ハドリンに謀られ、自分が隠蔽工作をしたようにでっち上げられてることを話すクレンドラー。

チームの人間以外は誰も信用できないとし、DNA検査の結果、クラリスが見た男はハドリンで間違いないと言うと、どうするかをクラリスに選ばせる。

暴行容疑で捕まえるより、泳がせて尻尾を掴むほうを選ぶクラリス。


そしてクラリスもカロリーナのことを話し、極秘で解剖した結果、誰の子かはわからないが妊娠していたと言い、しかも胎児に問題があったと言う。

それは告発者と同じく発育不良などの異常。

その薬は恐らく市場に出回っていると言うクラリス。

クレンドラーは、チームの人間以外には決して口外するなと口止めし、抜けたい者は抜けていい、どうするか今ここで決めろと言うのだった。

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感想 ~アーデリアが気の毒過ぎる~

ハドリンを追うクラリスたちは、カロリーナの遺体にいきついたけれど、まだまだわからないことだらけ。

気になるのはカロリーナが誰の子を妊娠していたか、ってこと。

ハドリンの子ではないような気もするしどうなんだろう?

カロリーナの自殺の理由も、製薬会社絡みと決めつけるにはまだ早い気がする。


それにハドリンが黒幕だと言っても、あくまでそれは調停役という意味での黒幕。

大元は単純に製薬会社ってことで済む話なのか???

あまりにも大きな力が働きすぎてるような気がするんだよね。


そしてパワーがあるのかないのかは知らんけど、新しく登場したコンウェイも気になる存在。

クラリスと同調してるというか、共鳴してるというか、すれ違うだけでは済まないふたりって感じがする。

よくない予兆なのか、それともコンウェイの過去に関係してるのかはわからないけれど、まだまだ話をややこしくするつもりなのかな?


一方、クレンドラーはハドリンには従わない道を選びましたね。

正義のためというよりも、息子に恥じないためというふうに私には見えました。

それにハドリンはいけ好かないヤツだし、やっぱり正義を貫いたほうが気持ちいいですしね。


そしてクラリスのカウンセリングですが、意識せずとも女性同士というのもあるのか、比較的穏やかなのが印象に残ります。

以前の男性カウンセラーとは、追い詰められ反発すると言う風にしか見えなかったので対照的です。


それとなんといってもアーデリアが気の毒過ぎる。

DNAは自分の研究なのに、ハーマンに横取りされた形ですよね。

黒人であること、女性であることがこんなにも正しい道を行こうとするアーデリアの邪魔をするのかと思うと本当に腹が立つ(# ゚Д゚)

あとエディね。

ヘラヘラしながら度厚かましいことを抜け抜けと口にする。

でもエディを見てると、女性もちょっと悪いと思うんですよね。

アーデリアはもちろん違いますよ!

喜んで尽くす女性っていうのが必ずいるんですよ。

迷惑な話なんですけどね!

普段、仕事をしていても本当にそう思うことがある!

なんであんなに男性を甘やかしたがるのかわからないし、巻き込まれる側としては本当に迷惑!

なんかだんだんと愚痴っぽくなってきたのでこの辺でやめておきます。

でも最後に、ハーマンのようなヤツがそこそこ出世してるのかと思うと、やっぱり腹が立つなぁ(# ゚Д゚)


第9話の感想はコチラ
クラリス 第9話 沈黙の代償 あらすじ感想 - 夜更けに海外ドラマ