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ファースト・レスポンダーズ 緊急出動チーム シーズン2 ネタバレ感想 第1話&第2話 - 夜更けに海外ドラマ
それでは、第3話と第4話のあらすじと感想です。
あらすじネタバレ
第3話
発見された遺体
ホゲ(キム・レウォン)が遺体を確認するとそれはドジン(ソン・ホジュン)だった。
そこへ科捜研の一員としてドジンの妹のアンナもやって来る。
アンナにこっちへ来るなと言うホゲ。
そしてトッコ・スン団長も到着し現場は悲しみに包まれる。
その後、ホゲはソルの様子を見に行くが、意識だけがまだ戻らないとのこと。
署に戻りすぐに捜査にとりかかるホゲたちの元にはアンナが訪れ、ボンベには空気が残っていたにも関わらず、ドジンがマスクを外していたことを告げる。
そこへギスもやってきて、ドジンが星のマークを見たと言い残したことを知る。
これは単なる事故死ではない可能性が高いと言うホゲ。
翌日、ユン先生がドジンを検視。
左手の小指には指輪をはめた後が残っており、死後に外されたもよう。
マスクを取ったあとも呼吸をしていたことが判明し、胃には白い粒状のものがたくさん残っていた。
ユン先生によると、死亡直前に入ったものであるらしい。
そして大勢に大切に見送られたドジン。
まだ意識の戻っていなかったソルの指もピクリと動き、薬指には指輪が!←後からわかるのだが実はホゲが指輪をはめた
ようやく意識を取り戻す。
後日、ドジンの墓の前で泣くソル。
ソルは団長にドジンのロッカーを片付けさせてほしいと頼み、中から自分宛ての遺書を見つける。
「君がこれを読むことになったら、俺はただその瞬間に君が一緒にいなかったことを
安堵するばかりだ」という文字を見て涙が止まらないソル。
一方、ユン先生はドジンの胃にあったのはロウソクの成分だと突き止めるのだが、体内に入った経緯までは突き止めることができず謎が残る。
そしてホゲは、尾行を頼んでいた人物が、資材倉庫の火災30分前に現場にいた証拠画像を刑事から見せられていた。
マ・テファ
父であるマ・ジュンド議員が亡くなり、5日間の刑執行停止となっていたマ・テファだったが・・・
これ以上の刑執行停止は難しいと知り、ヤン弁護士が用意した腎臓をシャットダウンする薬を飲み、急性腎不全を起こし近くの病院に搬送される。
解明
ドジンの死の真相を明らかにするため現場で火災調査を続けるソルとユン先生。
2次爆発が起きたのは、犯人が意図的に2つの発火点を設け、ロウソクを使って時間稼ぎをして爆発させたからだということを突き止める。
そこへ仲間を連れたアンナもやってきて実験を続け何を使ったかも特定。
そしてソルには全ての謎が解ける。
ドジンならそれがロウソクで作った火災遅延装置だと一目でわかったはず。
その場から逃げることもできたはず。
けれどドジンが逃げなかったのは、その装置が全て爆発したら外にいる全員が死んでしまうから。
だから、1人でロウソクを消しながら、最後に証拠を残すために自らロウソクを飲み込んだ。
でないと証拠が燃えてなくなってしまうから。
火災の発生時刻が操作されていたと伝えるために。
他殺でも事故死でもなく、全員を救うための消防士の犠牲。
それが死の真相だった。
結
ホゲが尾行させていた人物はトッコ・スン団長だった(゚д゚)!
連続放火の被疑者として消防署に団長を問い詰めに行くホゲ。
しかし団長は、最近携帯をなくしたが数日後に隊員が拾ってくれたと言い、火災発生30分前に資材置場にいたのは、ある人物に呼び出され義母の遺品を取りに行っただけだと言う。
そこへソルたちが入ってきて、団長は放火犯じゃないと告げ、同時火災は一人の仕業だったという実験結果を伝える。
一方、カン・ドハはドジンの墓の前にいた。
ドハは、ドジンが幼い頃に火事を経験した時の少年だった。
今は国防部にいるようで、今回の連続放火は起爆装置の盗難と関係があると大隊長に訴えていたようなのだが相手にされず。
ホゲとミョンピルは、製造元のロウソク工場へ。
製造元によると、犯人は5時間燃えるものと6時間燃えるものの2種類を注文したとのこと。
しかも連絡先が最初に連続放火が起きたマンションで、ソルが助けた人物こそが連続放火犯だった。
その頃、ソルはドジンの荷物をドジンの部屋へ運び入れていた。
そこで10年前の今日に、ドジンが団長と男性と3人で写る写真を目にし、見覚えのある顔だなと思うソル。
そしてドジンの部屋を出てエレベーターを待っていたソルだったのだが、中からはその男が現れ、ソルが握りしめていた写真を目にすると、ハンマーでソルに殴りかかろうとするのだった。
第4話
連続放火犯の正体
男にハンマーで殴られ血を流し意識を失うソル。
一方ドハは、部下から起爆装置のGPS信号を受信したとの知らせが入り現地で合流しようと指示。
そして、連続放火犯は最初の現場での被害者だったと突き止めたホゲは、アンナに詳細を調べさせることに。
するとそれはトッコ・スン団長の元夫で、10年前に民間人への暴行で辞職勧告を受け、消防署を去っていたテウォン署の元消防士、ヤン・サンマンであることがわかる。
しかもロウソク工場によると、昨日ヤンに、8時間持つロウソクを30本届けたらしい。
ホゲはすぐにコードゼロ(共同出動が必要な最高危険段階)を発令し、ヤンの位置を突き止めろとアンナに指示。
手掛かりを捜しにヤンの住んでいた部屋へと行き、次の放火場所がネクストマンションであることを突き止める。
その頃、消防服に身を包んだサンマンは、ネクストマンションの屋上に団長を呼び出していた。
連続放火犯が元夫だったことに驚く団長!
動機は、10年前、5人の消防士が犠牲となったバラック村(現在のネクストマンション)の火災が起因。
当時、バラック村では地元住民が再開発に反対しており、ヤンは再開発のためにわざとチョ・イルジュンが火を付けたと考えていたのだ。
けれど証拠がなくどうすることもできなかった。
だから彼を立体駐車場の車のトランクで燃やしたのだった。
ヤンの身勝手な言い分に「あなたのせいでドジンが死んだ」とヤンを責める団長。
「するとあいつが死んで何が残った?」と言うヤン。
世の中は何も変わらず結局無駄死にだと嘆き、だから10年前に大事な同僚たちを亡くしたこの場所で、でかい火災を起こして誰も忘れないようにすると話す。
そのためにソルも巻き込んだというヤンに、「ソルに何をしたの?」と怒りを見せる団長。
ヤンの目的は、今日の放火を団長が見事に鎮火させて出世して、いずれは女性初の消防庁長に昇りつめ、消防士がはした金で命を懸けなくてすむようにすることだった。
団長はたまらず、「あなたはただの怪物よ、ソルじゃなく私を殺して!」と言い・・・
起爆装置
ホゲたち、警察、消防もネクストマンションに到着。
そこへ韓国空軍EOD(爆発物処理班)も現れ、消えた起爆装置を追跡中で、GPSセンサーがここで反応したとドハが説明。
みんなで協力し、住民たちの避難を開始。
一方ホゲは、犯人が6時に防犯カメラを壊して入ったことから、ロウソクで稼げる時間8時間を逆算し、早ければ30分後に火災が起こるとチーム長に報告。
現在時刻は1時半。
被害を最大化するのが狙いならエレベーター昇降路の確認をという消防士のギスの助言で、8階で止まっていたエレベータに向かうホゲたち。
すると中から開けてはダメだと言うソルの声が!
結束バンドで拘束されていたソルは、ジェリカン(燃料容器)とドアに設置された機械が電線で繋がっていると伝える。
ホゲが数を聞くと1つだと答えるソル。
けれどロウソクは30本。
ソルから「私は大丈夫だから犯人を捕まえて、その代わり生きて帰って」と言われたホゲは屋上へと向かう。
エレベーターでは、ドハが少し開けた隙間から内視鏡で中の様子を確認するのだが、水平器も設置されていて傾いたり揺れたりすればすぐに爆発するという厄介なもの。
しかもタイマーが動き出し残り時間は4分40秒。
ドハは自分だけが残り全員避難するようにと命令。
残り時間が少なくなり、ドアの隙間から導線を引き出すという賭けに出る。
ソルに好きな色を聞くと赤は血を見すぎてイヤだと答えるソル。
ドハは黒の導線を切りタイマーは残り時間3秒でストップする。
一方屋上では、血を流して意識のない団長に駆け寄るホゲ。
その横でヤンは自分でガソリンを被り、蘇生処置をするホゲに生きたいなら女と出ろと言い、「これで終わりだ、この身体を犠牲にして最後の火災を完成させる」と告げる。
そこへミョンピルが現れ、ホゲはヤンの隙をついて消火器でぶん殴り、火炎遅延装置を一気に消火。
起き上がったヤンは「ダメだ!」と言って自分に火を付けようとするがそれも消火される。
解決のその後
裁判で死刑を求刑されるヤンだったが反省した態度は一切見せず。
退廷の際、団長からドジンが死んで何が残ったかって聞いたけれど子供が助かったわと言われその場で泣き崩れる。
ソルは、ドジンの机の上に、「勲記、消防長に追叙するという任命状、勲章」を置いていた。
アンナは2か月間、アメリカに科学捜査の技法を教えに行くことになり。
ドハは、軍を懲戒処分になっていた。
そしてホゲは、立体駐車場で命を繋いでくれたカラビナをドジンの墓へ。
その後、消防署へ行き消防車の中にいたソルの隣へ。
これをはめて行きましたよね、と指輪をみせるソル。
ホゲが来てから怖いくらい惹かれていたと正直な気持ちを告白。
私が探してたのはあなたかもって思ったけれど、でもこれ以上はドジン先輩に悪いからダメそうだと言う。
するとホゲも、俺もその1人を見つけたと思ったと正直な気持ちを告白。
今となりにいて他の男のために泣いてると言い・・・
あまり長いこと泣くな、俺はすぐテウォンに戻ると言うと行ってしまうホゲ。
新たな事件
ミョンピルが住んでいる団地の隣の部屋のおばさんが可愛がっている猫が何者かに殺されてしまう。
ユン先生に頼んで特別に猫の検視をしてもらうミョンピル。
猫にはアイロンでヤケドさせらた痕もあったのだが死因は溺死。
拷問に近い虐待を受けたようだというユン先生。
爪からは人の表皮細胞が検出され、DNAが出るかもしれないと聞き、疑わしい人のDNAを採取しておくと言うミョンピル。
一方、ホゲは国家捜査本部にいた。
そこで国家捜査本部捜査チーム長に任命されるのだったが・・・
ステージ上で「私は国捜本には来られません」
そう言ってステージを降りて行ってしまうのだった。
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感想+α
二度泣かされる
シーズン1の終わりから、ずっとドジンに死亡フラグが立っていると感じてはいましたが、3話でとうとうドジンの死亡が確定しました。
こんなに悲しい気持ちにさせられた死は久々です。
私は二度泣かされました。
一度目は、ホゲがドジンの顔を確認したとき。
二度目は、ソルがドジンの死の真相を解明をしたとき。
消火を終えたドジンが入院中のソルの元へ駆けつけ指輪をはめるというシーンがあるのですが・・・
もちろんそんなことは起こるはずもなく。
現実は、ホゲが亡くなったドジンの指から指輪を外し、意識のないソルの薬指に指輪をはめたというもの。
けれどそれでも、ドジンが駆け付けたというそのシーンを3人は共有できているのではないかと信じたいと思えるものでした。
実は少し前、ドジンはソルに告白するとホゲに宣言していたんですよね。
互いに正々堂々と戦おうという紳士協定とでもいうのかなぁ。
ドジンは直接ソルに想いを伝えることはできませんでしたが、ソルもその想いに気付いていたんでしょうね。
だから事件が解決したあと、ホゲに惹かれながらも「ドジン先輩に悪い」という言葉が出たんだと思います。
でも、ドジンはそんな風に思って欲しくないと望むんじゃないかなぁ。
今回、後出しされた車いすのホゲとホゲを介抱するソルのシーンはいいシーンでした(*ฅ́˘ฅ̀*)♡
連続放火犯
そして連続放火犯は、最初の放火現場でソルに救助された男性、ヤン・サンマンでした。
しかもトッコ・スン団長の元夫で元消防士。
団長やドジンも忘れることのできなかった10年前の火災現場。
そこで同僚5人を殉職させてしまったことが歪んだ正義感へと突っ走らせてしまったとでもいうのかなぁ。
けれどそれがドジンを死なせてしまったんだよね。
ドジンの正しい正義感が消防士の犠牲という形で彼を死なせてしまいました(T_T)
ヤン・サンマンは、やり遂げるという強い意志を持ちながらも、心のどこかで早く気付いてほしいという想いもあったのではないかなぁとも少し思います。
それが消防士だけがみることが出来た火災現場の星のマーク。
それとも星のマークは、自分が起こしている放火を必死で正当化するためのものだったのかなぁ。
裁判で退廷の際、団長からドジンが死んで残ったものの答えとして子供が助かったと聞き泣き崩れたヤンでしたが、悔いても遅いんですよね、失ったものはあまりにも大きかったです。
最後に
今回は、ドジンの死が本当にショックで、わかっていたはずなのに本当にショックで、なのにドラマはその死をゆっくりと悼む時間を与えてはくれず。
内容が濃いんですよね。
ちゃんとシーズン1の伏線を回収しながら息つく暇がありませんでした。
そんな中、チョチョッと挟まれるマ・テファに腹の立つこと。
別に何したってわけじゃないんですが、何もしてないわけでもないですけど、今後の展開には必要なんだろうけれど、ちょっと邪魔でした。
マ・テファが用意しているホゲに恨みを持つ人物。
消防署関連の出来事が一息ついたので、今度はホゲサイドが騒がしくなりそうですね。
第5話&第6話の感想はコチラ
ファースト・レスポンダーズ 緊急出動チーム シーズン2 ネタバレ感想 第5話&第6話 - 夜更けに海外ドラマ