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最高の教師 1年後、私は生徒に■された ネタバレ感想 第4話 拝啓、世界に居場所が無いと思う貴方へ - 夜更けに海外ドラマ
それでは、第5話のあらすじと感想です。
あらすじネタバレ
2学期が始まり、1か月後に行われる文化祭の体育館での催しの責任者に瑞奈ニカ(詩羽)を指名する里奈(松岡茉優)
プロとして音楽活動をしている瑞奈は、普段からクラスメイトとは交流することなく距離をおいていたため自分が指名されたことに驚く。
その後、里奈が教室を後にし生徒たちがいろんなアイデアを出し合うのだが・・・
文化祭の催しで引退公演をする予定のダンス部の生田やよい(莉子)は、責任者なのに意見も出さずに他人事な瑞奈の態度が気に入らず。
「有名人風吹かせていつもの変人ムーブで私たちの青春ぶち壊すのだけはやめてね」とキツ~い一言。
瑞奈は里奈のところへいき責任者を辞退しようとするのだったが、里奈からは「文化祭前日にある問題が生じ今年の文化祭はなくなります。それを止められるのは瑞奈さん、あなただけです」と告げられる。
思わず笑っちゃう瑞奈に「あなたの生きざまで彼らの当たり前を変えて下さい」と言う里奈。
そして学校には、出版社から瑞奈が登校するスクープ写真が出るという連絡がきて、騒ぎを避けたい教頭の我修院(荒川良々)から、文化祭当日は瑞奈を欠席させるようにと言われる里奈でしたが、自分が対策を考え責任を負うと言ってお断り(* ´艸`)
後日、週刊誌に記事が掲載され再び里奈のところへ行く瑞奈だったのですが・・・
そこで里奈の親友の早乙女智美(森田望智)に会い、彼女が文化祭直前に家の都合で学校を辞めなくてはいけなくなり今でも悔いているという話を聞き、出欠についてはもう一度考えることに。
そして文化祭9日前、クラスのみんなが協力して順調に文化祭の準備が進んでいたのですが、そのことが気に入らない相楽(加藤清史郎)はある人物に電話をして「アレ前倒しできる?」と聞いていた。
その夜、何者かによって荒らされた3年D組の教室。
翌朝、荒らされた教室ですっかりヤル気を失った様子のクラスメイトたち。
里奈は一人で沈んでいた瑞奈のところへ行き、「みんなの青春を傷付けてごめん」と謝る瑞奈に「傷かどうかはまだ決まっていない」と言い、彼女を教室へと連れて行く。
「あいつにとってはどうでもいい学校の行事でも、私らには大切なものなの」と言って瑞奈を責めて謝罪を求める生田。
しかし私たちはちゃんと瑞奈さんの話を聞かなきゃいけないと思うと鵜久森(芦田愛菜)も意見を言い、東風谷と阿久津もそれを援護。
瑞奈は立ち上がり「どうでもいいなんて思ってなかった、みんなと同じで最後の青春がしたかった」と本音を口にする。
けれど、「あんたが調子に乗ったせいだ」と言って生田も引かず。
すると里奈は、自分たちと違う道を歩む人を調子に乗っていると区別し糾弾の対象にするのはなぜかと疑問を呈する。
そして瑞奈に「貴方の目標を今ここで告げてもらえませんか」とお願いする。
「私は世界一のアーティストになる、絶対に確実になる、誰かにとって必要な人間に絶対に私はなる」と涙を流し力強く宣言する瑞奈。
里奈から生徒たちへの提案は一つ。
みんなで調子に乗ること!
文化祭を妨害した人たちを喜ばせないためにも、今回の事件をなかったことにしませんかと呼びかける。
鵜久森は「できるよ、今回はまだ1週間ある」と賛同し、クラスのみんなもヤル気に!
そして迎えた文化祭当日、みんなの協力もあり文化祭は順調そのもの。
体育館ではトリを務めるダンス部の生田が、ステージへと行く前に瑞奈に「今日の文化祭、楽しい?」と聞き「控えめに言って最高」と答える瑞奈。
ダンスを終えた生田は「最後は瑞奈さんに歌ってもらいたいと思います」と言ってステージを降りる。
何の準備もなかった瑞奈だったが「今日ここから私を排除しようとした人へ、あなたが排除しようとしたこの非常識があなたに拍手をさせてやります」と言って、夏穂(サーヤ)のピアノ伴奏で椎名林檎さんの「17」を披露する。
日が暮れ浜辺で花火をする生徒たち。
そこで東風谷から「私さ、もしかしたら鵜久森さんのこと好きかもしれないんだ」と言われる鵜久森。
一方、里奈は仕掛けていた監視カメラでクラスを襲撃したのが、浜岡修吾であったことに驚く。←前回江波さん(本田仁美)を騙そうとした男
そしてもう一つ引っかかることが・・・
「今回はまだ1週間ある」と言った鵜久森の言葉。
彼女も自分と同じ2週目を生きていることに気付くのだった。
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感想+α
控えめに言って最高!
文化祭も絡んでいたこともあって、学園ドラマっぽさが高かったというか、若いうちに済ませておいたほうがいいんじゃないかと思う意識改革に対する意気込みを感じました。
いちばんびっくりしたのは瑞奈さん役の詩羽ちゃん。
強さも繊細さもあったし、ポロポロと泣く表情や、大きな笑顔にはまだ幼さもあった。
披露した歌は言うまでもなくサイコー(*ฅ́˘ฅ̀*)
これまでは、ちょっと異質な存在として画面に映りこむという感じだったけれど、今回はそれが生きてましたね。
「誰もが私を知ってるのに誰もが私自身を知らない」
これは変わり者だからっていうより、誰もがそうなのではないかなぁと私は思います。
今回の瑞奈さんは、ずっと変わり者扱いされてクラスのみんなとは距離があったのに、いきなり責任者に抜擢。
まず、なんで?って思うだろうし、逃げたいってなると思う。
けれどそれ以上に「青春」は魅力的だったんだよね。
自分でも気づかないうちに手放して諦めていた「青春」というものが、里奈に責任者に抜擢されたことで手の届くところにぶら下げられてしまった。
瑞奈ちゃんは変わり者かもしれないけれど、思いやりがないわけじゃないし、自分勝手なわけじゃない。
だからやりたい気持ちはあっても、自分が有名人であることでみんなの想いを台なしにしてしまうことを恐れる気持ちを持ち合わせてた。
でも今回は、自分に素直になれたから「したいことをしたい」って言えたんだと思う。
一方で、生田さんの気持ちもわかる。
いきなり瑞奈さんを責めたりしてたけれど、それは生田さんがいつも一生懸命だからだと思うんだよね。
人の価値観っていうのはすぐには変えられないと思うけれど、生田さんなりに瑞奈さんに歩み寄ったし、イヤな人扱いで終わらなくてよかったε-(´∀`*)ホッ
ちょっと言葉尻がキツかったのも私は逆に好きでした。
わけがわからない
理解不能なのは相楽君ですよ。
暇なの?って聞きたくなっちゃう。
みんなの努力を台なしにして一体何がしたいのやら┐(´д`)┌
もしかして黒幕でもいるのかな?
意外と親のいいなりとか?
そういえば、いつもいない校長先生ってのも気になりますね。
2週目の人生
そして鵜久森さんも2週目の人生を歩んでいることに里奈が気付きました。
1週目の人生で鵜久森さんが学校に来なくなったのは確か5月でしたよね。
けれどお葬式はいつだったのかは定かではありませんでした。
里奈は卒業式の日に落下し始業式に戻ってましたけど、鵜久森さんが戻ったのはいつなんだろう?
とりあえず文化祭より後で、卒業式よりも前に亡くなったって考えでいいのかな?
少なくとも鵜久森さんは、里奈が屋上から突き落とされたことを知っていないと変だよね。
里奈が始業式の日に戻った時に職員室の前で待ってたってことは、会話の中で気付いたとかじゃなくて最初から里奈が2週目だと知っていたって考えたほうが自然だし。
里奈を突き落としたのは鵜久森さんなのかなぁ?
卒業式の日に戻って即実行したとか?
でもそれじゃあ2週目という辻褄と合わないか。
だとしたら始業式の段階では、鵜久森さん自身も里奈が2週目だという確証はなかったって可能性も捨てきれない。
誰かに教えてもらっていない限りは。
カギを握るのは鵜久森さんの母(吉田羊)な気もします。
最後に
誰が突き落としたにせよ、生徒が里奈を突き落としたのなら、タイムリープすることも知っているのなら、里奈は試されたっていう見方もできる気がする。
「私にとって地獄となる2学期・・・」って前回言ってましたが、次回からそこに突入するのかな。
鵜久森さんとの関係がどうなるのかも気になりますね。
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最高の教師 1年後、私は生徒に■された ネタバレ感想 第6話 拝啓、今を生きるすべての貴方へ - 夜更けに海外ドラマ