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こっち向いてよ向井くん ネタバレ感想 第6話 「俺って美和子の何・・・?」 - 夜更けに海外ドラマ
それでは、第7話のあらすじと感想です。
あらすじネタバレ
付き合っているつもりだったのに、美和子(生田絵梨花)からは「元カレ」と言われショックを受ける向井君(赤楚衛二)
「向井君がイヤならもう会うのやめる?」と言われ、美和子のことをズルいと思いながらもまた会おうと言ってしまう。
そして偶然、パイレオで会った洸稀(波留)に洗いざらいぶちまけスッキリしたものの、結局は洸稀の正論に打ちのめされ、面倒臭くなった向井君はもう美和子には会わないと拗ねてしまう。
一方美和子は、美和子が慕っている遠山のおばさんのことを「結婚していないし子供もいないから一人で孤独で可哀そうだよなぁ」と言う父の言葉にいつも引っかかっていた。
そして向井家には、夏休みに入った父・隆(光石研)が帰って来る。
家族で食卓を囲みながら、昔の知り合いの娘さんがフリーだから一度会ってみろとしつこく向井君に勧める父。
しかし女性陣の冷たい視線で食卓はすっかりお寒い空気に(* ´艸`)
美和子から「会えない?」と連絡をもらい会いに行った向井君は、とうとう10年前の別れと向き合うことに。
当時、結婚を意識していた向井君にとまどっていた美和子。
けれど価値観の違いを埋めるために向き合うことをしなかった。
美和子から「守るって何?」と聞かれたとき答えられなかったと思っていた向井君でしたが、実はちゃんと答えてました。
「何からだって守るよ」と。
その言葉に「ダメだこりゃ・・・」と思ったという美和子。
美和子はただ、向井君が結婚を見据えていてそれが幸せになる方法だと思っていると思ったらすごく遠く感じたと口にする。
正解がわからないから一緒に考えて欲しかったと。
結局今は、向井君の優しさに甘えて「このままでいよ?」と言ってキスして元サヤに。
一方、向井君の父はまたしても向井君に女の子を世話しようとして母・公子(財前直見)の怒りを買っていた(# ゚Д゚)
いくら親子だからって失礼だと怒る母!
何も聞いたことがないくせにどうしてお兄ちゃんの幸せがなんだかわかるのよ!と。
家に居づらくなり一杯やりにきた父の隣に座っていたのは環田(市川隼人)だった(* ´艸`)
向井君はと言うと、3500円のうな重で洸稀をランチに誘いいつものごとく恋愛相談。
どうすればいいのかわからず身動きが取れないという向井君に「向井君の行きたいところへ行けばいいんじゃない?」と助言する洸稀。
けれど向井君は「俺が行きたいところと美和子が行きたいところが違ったら怖い」と言い・・・
洸稀からは、それが向井君の優しさなんだろうけど、ただ優しい人は止まり木として利用されて終わっちゃうよと言われてしまう。
そして向井家の食卓は相変わらずお寒い空気。
男性陣3人はパイレオへ。
ただお兄ちゃんに幸せになってほしいだけなんだと話す父。
一方、家ではまみん(藤原さくら)と公子が父親のデリカシーのない話をしながらも、結局なんだかんだで楽しそう。
その頃、パイレオの男性陣3人はまだまだ迷走中。
明確な答えは出ないまま、父が最後に「自分の人生の舵は自分がとらないと。そこだけは譲れないだろ」と締めくくる。
後日、美和子と会った向井君は、正直な自分の気持ちを話し、美和子の話も聞いてあげて「美和子が行きたい場所に行くために向き合う相手は少なくとも俺じゃない、でもここにいるのは違う、それだけはわかる」と言い、美和子に別れを告げるのだった。
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感想+α
結婚しなくても幸せになれるとか、そういうことを積極的に考える時点で何かが違うような気がする。
単に結婚願望がないっていうのともちょっと違うよね。
美和子は父がいつも遠山のおばさんは独身だから寂しい人なんだという言葉に抗おうとしてるだけのように見えました。
おばさんと父親にとらわれすぎだと思うんですよね。
なんかごちゃごちゃ言ってましたが、結局のところ、結婚したいと思えるほど好きではなかったんじゃないの~って思っちゃいました。
そのくせ、一人では寂しいんですよね。
だから優しい向井君に甘えてた。
単なる止まり木にされたほうはたまったもんじゃない。
10年前のことも明らかになりましたが、大して面白くもなく。
美和子ちゃんがちょっとおセンチで面倒くさい元カノだったなぁと印象が格下げ。
今回の向井君と美和子ちゃんのパートはつまらなかったです。
一方、爆弾だったのは向井君の父・隆ですよね。
良くも悪くも普通の人で息子の幸せを願う父親。
向井君に女の子をお世話しようとするのも悪気はない、本当に悪気はないんだよ。
でもその悪気がないのがウザいっていう妻・公子の言い分には大いに納得(* ´艸`)
公子は母として妻として向井家のいいバランサーですね。
そしてまみんは、芽衣ちゃんのことで反省して謝る元気君(岡山天音)を無視しましたが、母と話をして何か思うところもあったのではと思います。
私は何気に元気君が来ていた一輪の花のTシャツがかわいいし今の元気君の心境をあらわしてるようだなぁと思いました。
というのも、オレンジのお花の花びらが一枚だけ下方向に離れちゃってるんですよね。
それが元気君の心の涙に見えてしまって、思わずドンマイ元気君!と応援しちゃいました。
よくわからなかったのは、幸せって努力して手に入れるものかってこと。
私はふとした時や、ちょっと振り返った時に感じる少し肩の力が抜けた感じが好きなので、幸せを求めて努力する強い気持ちが全然わかりませんでした。
美和子はやたらと杉ちゃんがカッコイイって言ってましたが、私はふ~んという風にしか思えず。
前向きで頑張ること=いいことって言うのが、向井君の父のステレオタイプなところと同じ考え方だなぁと。
人には向き不向きがあるし、杉ちゃんはそれが合っている人で合わない人が同じようにしようとしたって疲れるだけだと思う。
意外とヤル気がある人と一緒にいるとこっちのヤル気が削がれてしまうことってありませんか。
私は残念ながらあるんだよなぁ~
今の時代って、本当は理解していないのに理解あるフリをするから余計に疲弊するような気がします。